香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

証し

2010-02-03 21:00:36 | 本のこと
矢口敦子さんの『証し』

 過去に金のために卵子を売った木綿子と、不妊に悩みその卵子
 を買った絹恵。二人の「子供」である16才の恵哉が、一家
 4人惨殺事件の嫌疑をかけられ自殺した時に、彼女達は出会
 う。息子の無実を信じる木綿子は真犯人探しに乗り出すが、
 絹恵は懐疑的だった・・・。犯人が現場に残した「VS」の
 謎が解けた時、二人は恵哉の心の叫びを知る。
 長編ミステリ。  (文庫裏表紙より)

久し振りに最悪の読後感
『償い』がおもしろかったので、期待して読んだのだけど
人間のどうしようもなく醜い部分ばかりで、
なんの救いもない、ただ辛いだけのお話
それが現実なのかもしれないけど、わざわざ小説にするんだ
湊かなえさんの『告白』を読んだあとにも同じように思ったけど
小説って、辛い事や悲しい事、切ない事が書いてあっても
何かしら希望だったり、やさしさだったり、
人を信じられるものがあってほしいと思うんだけど・・・
昨日の夜は、続きが気になって眠れず朝方まで読んでしまって
読み終わって「これかい」と、嫌~な気持ちになって
浅い眠りに落ちても、嫌な夢見るし ちょっと懲りた・・・

今日はすっごく寒かった~ 最高気温ー8℃だって
そんな中、色々と用事があり朝から晩まで出かけて歩いた~
12,159歩、あごと鼻と目が寒くてひりひり
明後日から始まるさっぽろ雪祭り会場もちょっと通りました

大雪像の足場は全部とれていたみたい。
上の写真は、5丁目の大氷像

市民参加の雪像も殆ど出来ていたみたい
売店がログハウス風プレハブで準備していました
夜は11丁目の方に向かって歩いていたら
ちょっとだけライトアップされていて、幻想的


お友達が東京方面からツアーで雪祭りに来るとの事
ひとりじゃないので会う事は叶わないのだけれど
北海道が大好きなお友達は、初めての冬の北海道
きっと、少しだけ嫌いになっちゃうだろうなぁ 寒くって
わたしも、夏に関東以南には行きたくないもの