香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

FAKE BOOK

2011-03-16 21:35:47 | 好きな音
本日、2度目の投稿

大橋トリオさんのニューアルバム
 『FAKE BOOK 』

エアロ・スミス、シャーデー、ママス&パパス、
デズリー、タヒチ80、スティービー・ワンダー、
デビット・ボウイ、アリシア・キーズのカバーアルバム
今日は,行き帰りの通勤中も家の中でもずっと聴いていて
なんだかとっても癒された

昨日、中学の同級生4人で久し振りに集まって
楽しくにぎやかに夜を過ごした
そして、淋しい事実を知った
中学生のとき、高校生のとき、大人になってから
とぎれとぎれだったけどお付き合いしていた
大好きだった彼が、今年の1月に癌で亡くなっていた
前に付き合っていた彼(夫も含む)とかって
思い出したりとかしないし、もちろん連絡もしないけど
彼だけは、ずっと心の中で心配していたんだよなぁ
いつでもわたしの片思いみたいだったし
とびきりのろくでなしだったから
わたしの知らない面ばかり持っている彼はそれでも
48年間の人生を全うして逝ったんだろうと思う 何故か・・・
きっとお花なんて全然興味がなかったろうけど
わたし自身のために、今日は彼岸桜とこでまりを買って来て
ちょっとだけ、彼のことを思い出してもいいかなと思うんだぁ

グアテマラの弟

2011-03-16 21:12:47 | 本のこと
毎日、大変なことが続いています
わたしに出来る事を考えても、小さなことしか出来ない
でも、小さなことが積み重なると大きくなるんだから
冷静になって、人も自分も責めずに、笑顔で過ごそう
うちでも、会社でも、節電に心を配ることを楽しんでみる
少ないけど紙のお金は郵便局で募金することが出来たし、
コンビニで買い物をしたときは、
お財布の中の小銭を募金箱に入れよう
そんなことから、ひとつひとつ

片桐はいりさんの『グアテマラの弟』

文庫になったので、早速買って読んでみた
はいりさん、最高
 グアテマラの古都・アンティグアに家と仕事
 と家族を見つけた年子の弟。ある夏、姉は十
 三年ぶりに弟一家を訪ねる旅に出た。まばゆ
 い太陽とラテンの文化で、どんどん心身がほ
 ぐれていく。そして陽気に逞しく暮らす人た
 ちと過ごすうちに心に浮かんだのは、外国を知
 らずに逝った父、家事にあけくれ続ける母の
 ことだった。旅と家族をめぐる名エッセイ。

読んでいくうちに、はいりさんの心がほどけていき
ぱっーっと解放され気持ちよくなっていく
弟さんがあとがきを書かれている中で
グアマテラは首都の道路が陥没したり、
火山が大爆発して5日間ほど空港が閉鎖されたりしたこともあり
良い事よりも、悪い事の方がニュースになりやすい
この本のように明るい話が日本語の活字になるということは
グアマテラに住んでいる日本人としては大変うれしいことだ
とあり、いまこの本を読んだ事にも意味があったんだなぁと・・・