香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

れんげ野原のまんなかで

2011-12-13 20:27:05 | 本のこと
初めて読む、森谷明子さんの『れんげ野原のまんなかで』

 新人司書の文子が配属されたのは、のどかな秋葉図書館。
 ススキ野原のど真ん中に建つこの図書館は利用者もまば
 ら、暇なことこのうえない。しかし最近妙な闖入者が現
 れた。小学生が閉館後もあの手この手で居残ろうとして
 いるようだ。文子は博覧強記の先輩司書の力を借りて、
 彼らの企みをつきとめようとするが……。季節の折々、
 小さな図書館を訪れる人たちがもたらすささやかな謎の
 数々。本好き、図書館好きに捧げる、やさしいミステリ。


本屋さんや古本屋さん、図書館などでおこる
ちょっと不思議な謎、殺人とか障害とかじゃなくって
本当にちょっとした謎を解いていくミステリーは
読んでいてほっとするし、好きなんだなぁ