香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

阪急電車

2012-05-05 23:31:11 | 映画のこと
テレビ放送、映画『阪急電車』


有川浩さんの小説もとても好きだったけど
映画もいいですね~
配役を知った時から、中谷美紀さんいいと思っていて
他の俳優さんたちも、とても良かったのだけど
自分的に意外によかったのが、芦田愛菜ちゃん
バラエティに出ている子役って、あまり好感が持てなくって
(なんといっても、心の狭い女ですから
特に愛菜ちゃんは、なんか露出多すぎじゃない?
なんて思っていたけど(チキンラーメンCMは好き
この映画での、年相応のちょっとわがままで
おしゃまなところがぴったりで可愛かった
神戸へは何度か行ったことがあるけれど
西宮から宝塚駅への阪急電車へは乗らなかったことが
とっても残念に思います
阪神電鉄の「香櫨園駅」から夙川、苦楽園へと
ずっとひとりで歩いたことがあって
その時の風景を懐かしく思い出しながらも見たりして
原作自体が、映画になりそうとうい感じだったから
とっても楽しめました
「三匹のおっさん」も映画化されないかなぁ

今日は1時過ぎにやっと雨がやんだので
雨上がりの澄んだ空気の中、走ってきました

満開の桜の樹の下

函館本線高架下の桜は少し散り始めていました
北大の中をちょっとぐるぐると廻って
いつもより少し長く、1時間ちょっと走れたので
気持ちよかった~

帰りは、バルコニーで育てたいハーブを購入

パイナップルセージ、アップルミント、ワイルドストロベリー

チェリーセイジは室内で越冬できるそう
もう少ししたら、トマトとか枝豆とかも植えたいな

書店ガール

2012-05-05 01:04:45 | 本のこと
碧野圭さんという初めて読む作家さんの文庫
『書店ガール』

 吉祥寺にある書店のアラフォー副店長理子は、
 はねっかえりの部下亜紀の扱いに手を焼いて
 いた。協調性がなく、恋愛も自由奔放。仕事
 でも好き勝手な提案ばかり。一方の亜紀も、
 ダメ出しばかりする「頭の固い上司」の理子
 に猛反発。そんなある日、店にとんでもない
 危機が……。書店を舞台とした人間ドラマを
 軽妙に描くお仕事エンタテインメント。本好
 き、書店好き必読!


書店好きと自分では思っているわたし、読まなきゃ
そう思って読み始めはちょっと後悔
こんな女の人たちと一緒に働くのって嫌だな、くだらないな
そんな風に思ってしまうような仕事場
わたし自身、働き始めたときに一回り以上年上の女性が3人と
あとは男性ばかり30人くらいの職場で
その女性たちにとてもお世話になって色々と教えてもらって
でもたくさんの腑に落ちない目にもあって
怖いのは”女の嫉妬”だと思っていた
(いまは、男の嫉妬も同じくらい怖いし、 
 何より自分自身がいちばん怖いって思っています
そんな昔の気持ちが蘇ってきてしまったのですよ
でも、きっとこの小説、これで終わらないなと思って読み進めて
やっぱり、前を向いて働いていこう 頑張るっていいなって
そう思って本を閉じることが出来ました
ちょっと、都合良すぎるところは多々あったけど、、、ね

今日は一日雨でした
ドラマ『カーネーション』総集編後半を見て、また泣いて
でも、リアルで見ている時だって展開早いなぁと思っていたのに
総集編になると、見ていなかった人は
何がなんだかなんじゃと思ってしまった
そして、午後には映画『優駿』を久し振りに見たのです

宮本輝さんの小説が原作なので、思い入れもあるお話
なんだか映像が古くて少し笑っちゃう所もあったけど
やはり、最後は泣いたなぁ
本当は小説のようにもっと騎手の奈良や秘書の多田のことを
とりあげてほしい気もするのだけど、
そんなことしていたら、12時間くらいの映画になっちゃう
北海道の自然,その中にいる馬たち、そして競馬場で戦う姿が
とても美しい、いい映画だったんだなぁと思いました

明日は雨があがるといいなぁ