香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

わくらば追慕抄

2012-05-22 22:15:35 | 本のこと
朱川湊人さんの『わくらば追慕抄』

 人や物の「記憶」を読み取れる不思議な力をもった
 姉・鈴音と、お転婆で姉想いの妹・ワッコ。固い絆
 で結ばれた2人の前に現れた謎の女は、鈴音と同じ
 力を悪用して他人の過去を暴き立てていた。女の名
 前は御堂吹雪ーーその冷たい怒りと憎しみに満ちた
 まなざしが鈴音に向けられるとき、何かが起こる。
 昭和30年代を舞台に、人の優しさと生きる哀しみ
 をノスタルジックに描く”昭和事件簿”「わくらば」
 シリーズ第2弾!


朱川さんの小説は、ノスタルジックホラーというそうです
この前読んだ「わくらば日記」と一緒に購入
わたしの中では朱川さんの小説は間違いない
ちょっと切ない事件もあったし
何といっても、年を重ねた妹ワッコの回想で
鈴音が若くして亡くなっているという事実が切ない
このシリーズは続くのかな

昨日、今日と日差しが暖かく明るくて
お昼休みは、お弁当を食べたあと少し外に出て
ベンチで本を読んだり出来るようになってうれしい
道端は、たくさんの花が咲いて目を楽しませてくれます