香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

わくらば日記

2012-05-06 17:02:08 | 本のこと
朱川湊人さんの文庫『わくらば日記』

 姉さまが亡くなって、もう30年以上が過ぎました。
 お転婆な子供だった私は、お化け煙突の見える下町
 で、母さま、姉さまと3人でつましく暮らしていま
 した。姉さまは病弱でしたが、本当に美しい人でし
 た。そして、不思議な能力をもっていました。人や
 物がもつ「記憶」を読み取ることができたのです。
 その力は、難しい事件を解決したこともありました
 が・・・。今は遠い昭和30年代を舞台に、人の優し
 さが胸を打つシリーズ第1作。


前に読んだ『あした咲く蕾』
まさにわたしが育って来た時代でしたが
この本はちょっと前の昭和・戦争が終わって少し落ち着いた?時代
知らないといえども、なんだか懐かしく
事件が起きたり、人や物の記憶が見えるという不思議な話ながらも
ずっとふんわりとやさしい雰囲気の中、物語は進んでいきます
実は角川文庫で、他の本を探していた時に偶然見つけました
シリーズもので、続編も手に入れています
朱川さん、ちょっと嵌りそうな作家さんです

GWももう終わりですね
長いお休みで、ゆっくりと過ごすことができました
ちょこちょことお出かけもしましたが、3つの目標のうちの
・本を読もう ・走ろう は、実現できましたが、勉強が・・・
今日はこれから「平清盛」「劇場版 相棒」を観ないといけないし
勉強。。。あまりしなかった自分を反省

今日は午前中の晴れ間をぬって、農試公園から新川通沿いの桜並木を
満開の桜の下をゆっくりと走って来ました
(まあ、早く走ることは出来ないのですけどね
桜並木はもう散り始めている桜も多かったのだけど、
もうもう、満開という桜の本当に真下を走ることが出来て
そんなに人も多くなくて、桜が毎年咲いてくれることが
とっても幸せ、ありがとうと、ひとり笑っておりました
農試公園は、琴似発寒川河川敷でBBQをやっている人たちもいましたが
たくさんの花見のためのお散歩の人たちでいっぱいで
みんなで桜を楽しんできました
写真は、農試公園近くの市営住宅庭の桜です
今年、札幌で桜の写真を撮るのは最後かなぁと思いまして・・・