香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

つむじ風食堂と僕

2013-10-23 21:33:14 | 本のこと
吉田篤弘さんの
『つむじ風食堂と僕』


 ベストセラー小説『つむじ風食堂の夜』
 番外篇。食堂のテーブルで12歳の少年
 リツ君に町の大人たちが「仕事」の話
 をする。リツ君は何を思い、考えるか……?


ちくまプリマー新書の200冊記念
つむじ風食堂
それからはスープのことばかり考えて暮らした
そして、いま連載されているらしい
「レインコートを着た犬」の
つむじ風食堂シリーズスピンオフという作品

短いながらも不思議な吉田ワールド満載
リツ君の、「何の仕事をしていますか?」
の質問に、わたしだったらどういうことを言うかな
当たり前とか、普通はとか、子供はとか
そういうのは関係なくて
人それぞれ、
自分の気持ちに正直な言葉が気持ちよい
シリーズ3作目が楽しみだ



寒くなってきて
ナナカマドの赤と、
少し色づいた紅葉
高い空が秋という感じで
何をするにも気持ちよくできるから
スポーツの秋
読書の秋
そして、食欲の秋なのね