香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

ランタン灯る窓辺で

2014-01-26 22:24:40 | 本のこと
吉永南央さんの
『ランタン灯る窓辺で』

 北関東のとある町にある、外国人向けアパート「ランタン楼」。
 昔からトラブルが絶えないアパートの歴史に怯えつつ、祖母
 の代わりに大家業をこなしていく瑞輝。住人の問題と対峙し、
 彼らの窮状を解決しようと奮闘するうちに、瑞輝の心にも大
 きな変化が訪れる。ランタン灯る古い洋館風のアパートを舞
 台に、異国の地で懸命に生きる人々との交流と青年の成長を、
 優しく綴った連作集。


「萩を揺らす雨」「その日まで」の紅雲町シリーズで
好きになったミステリー作家の吉永南央さん
「誘う森」「オリーブ」と読んで5作目です
吉永さんのミステリーは、重い、おどろおどろしい
そんな事件ではなく、人の心の隙に起こるようなことが多く
それでいて、軽すぎなく、人のやさしさを感じるのです
あまり突飛ではないので、気持ちよく読めます
ランタン楼という古いアパートメントの描写の文章や
風景、情景を表現する文章が、好みなんだと思うのです
表装がコミックっぽいのですが
静かに淡々と、あたたかい小説です

創元推理文庫って、全然知らなかった作家さんの
面白そうな推理小説を見つけられて、好きなのですが
他の会社の文庫本の文字が大きくなっている風潮に反して
文字が小さいのですよね・・・
出来れば、そこは足並みを揃えてほしいなぁ

鎌倉に行ったときに、自分用に買った湘南ビール
やっと、お友達と一緒に飲んでみました

黒ビールなのですが、くせがなくて
美味しかった~
もっとたくさん買って来たらよかった

今日は、1週間ぶりに走りました
雪が降っていたので、億劫だなぁと思ったのだけど
ずっと「走っていない」という気持ちを持って過ごすのもな
そう思って、思い切って小降りの午前中に
5kmでもと思って出かけました
最初は、調子良かったのと、
歩道の除雪がちゃんと入っているので
いつもよりちょっと遠回りして
宮の森の方まで行ったのですが
5km過ぎたあたりから、気持ち悪くなってしまい
後半は、ヘロヘロしながら、淡々と走って10km

北大の中は白黒の世界、
子供が元気に遊んでいました
午後からは、疲れたのとやっぱり調子が悪くて
本を読んだり、寝たり、テレビ見たり、寝たり
どうしてこんなに眠たいのだろう・・・という日曜午後
今は、窓の外は真っ白です
早く寝よう・・・