香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

人質

2014-05-19 21:00:39 | 本のこと
佐々木譲さんの道警シリーズ第6弾
  『人質』
 

五月下旬の札幌。
生活安全課の小島百合は、
以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里と共に
ピアノのミニ・コンサートに行くことになった。
ひと足先に、会場であるワイン・バーについた小島は、
そこで人質立てこもり事件に遭遇する。
犯人は強姦殺人の冤罪で四年間服役していた中島喜美夫。
コンサートの主役は、中島が逮捕された当時の
富山県警本部長の娘だったのだ。
これは単なる謝罪要求なのか――。
圧倒的な緊迫感で描く、道警シリーズ第六弾!


佐々木譲さんの道警シリーズは
事件の現場や移動する場所が
手に取るようにわかるのも魅力
人質事件のおきるワインバーは
昔の地崎バラ園の下・・・って
お馴染みの場所すぎてリアル
今回も、事件がおこる前から解決するまで
小説の中は1日経っていないスピーディーさで
ついつい読み出したら止まらずでした
楽しませてもらいましたです


昨日、おとついとあまりの寒さに
なんだか気持ちが落ちてしまって
走らなかったので、今朝は気持ちのいい朝ラン
函館本線の下の遊歩道は晴天の下、花盛り

この前、お友だちと食事をした時に
お酒を飲んだのだけど
わたしは、お酒を飲むとすぐにいい気になり
大きな口をたたき、自分を褒めてもらいたくて
人の欠点を言ったり、
好きじゃない人を余計なまで悪く言ったり
ダメダメちゃんに良くなっています
基本、明るいお酒だとは思うのですが
いい気になるのはダメだな 酒癖悪いなと反省
そして、そういう時に、友人が
さりげなくやさしく注意してくれたのです
酔っているとはいえ、そうだなぁと
次の日に思い出しながら反省していました
なかなか、本物の大人になれない情けなさ


いま、朝日新聞に
100年前の夏目漱石「こころ」が
連載中なのですが
その「こころ」を切り取って貼るノートを
頂くことが出来て、チョキチョキ溜め込んでいます
「こころ」は昔、読んだのだけど
まとめて読もうかと思っているので
こういうノートのプレゼントは嬉しいですね

仕事で外に出るときは
時間が無いとき以外は
地下鉄1区間くらいは歩くようにしています
この前、駅前通りを歩いていたら
建設中の現場の10階くらいの窓ガラスが
突然割れて、すごい音がしてびっくり
足場内にガラスが落ちて、人もいなかったようで
けが人がいなくてよかったけど
歩いていた人たちみんな
しばらく、止まってしまってましたよ