香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

壺中の回廊

2014-05-30 21:33:20 | 本のこと
松井今朝子さんの
『壺中の回廊』



昭和五年。歌舞伎の大劇場・木挽座に
「掌中の珠を砕く」と脅迫状が届き、
人気役者が舞台中に殺される。
江戸歌舞伎最後の大作者、
桜木治助の末裔・治郎が
謎解きに挑む長編バックステージ・ミステリー!


お友だちのお勧め本です
昭和の初め、歌舞伎や演劇
なじみのない環境・世界ですが
作中に出る人の言葉で
わかりやすく、読みやすい
そして、驚く結末
面白かったです

いつの時代も、
人間が短い一生のうちにできるのは、
ただ他の人間に出会うことだけなのだ


考えさせられる、ハッとする文章が多々でした



今週は、仕事が忙しいのもありましたが
体調がずっと悪く、気持ちが落ちてしまって
朝ランも帰宅ランも、夜ランも出来ませんでした
明後日の千歳ハーフ・・・
時間制限もないし、完走することだけ考えて出よう
ゆっくりでもいいんだよ
ちゃんと走りきろう・・・と決めましたです