香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

仏果を得ず

2015-04-03 21:19:19 | 本のこと
三浦しをんさんの
『仏果を得ず』



高校の修学旅行で人形浄瑠璃・文楽を観劇した健は
義太夫を語る大夫のエネルギーに圧倒されその虜になる。
以来、義太夫を極めるため、
傍かららバカに見えるほどの情熱を傾ける中、
ある女性に恋をする。
芸か恋か。悩む健は、人を愛することで
義太夫の肝をつかんでいく---。
若手太夫の成長を描く青春小説の傑作。


三浦しをんさんの、こういう小説
お仕事のこと、スポーツのこと、
一生懸命打ち込む姿をかく小説は
本当に面白く、胸を打ち、夢中になります
人形浄瑠璃は、見たこともなく
仕組みも何もわからずに読んだのですが
自然な形でわかっていき、
浄瑠璃のお話もいつの間にか理解し夢中になっている
ああ、面白かった



北大の中は、まだ緑は見えないけれど
やっと春っぽい風景になってきたなと思っていたら
今日は、すごい風と雨と寒さ
通勤路のお気に入りの庭(知らない方のお家の庭ですが)の
かわいい福寿草も凍えているんじゃないかしらん



今年の札幌の桜は
例年より早く、GW前半に満開予想
これから一気に春が来るんだよね