香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

大正イマジュリィの世界

2015-08-16 21:24:43 | なんでもない話
今日は、雨が降る予報だってチェックしていたのに
傘を持たずに、出かけてしまった
膝とフクラハギに痛みを感じたので
今日は走るのはやめて、歩くことに

考えて歩いていたわけじゃないけど
昨日ブログアップした「憂いなき街」の舞台を歩く
狸小路8丁目のブラックバード前と
殺人事件現場の中島公園の池の横



中島公園に入ってからポツポツと雨が降ってきて
目的の北海道立文学館に到着
「挿絵の美・大衆文化の黄金時代」
 ー大正イマジュリィの世界ー
大正から昭和にかけての本の挿絵の展示



岸田劉生、北原白秋、藤島武二、樋口五葉
そして、竹久夢二の作品はすごく多かった
こういう想定の本が並んでいる本屋さんを想像すると
なんだかうっとりとしてしまった



とても気に入ったものをハガキで購入

常設展もせっかくなので見てきた
北海道出身の作家さんや歌人の方々の作品を展示
平成27年度常設展アーカイヴとして
北海道文学のイマジュリィ作品も展示
イマジュリィってピンと来ないけれど… 
読んでみたいなぁという小説がたくさん
充実した展示会に大満足

文学館を出ようと思ったら、すごい雨
中のカフェで時間つぶししようかなと思ったけど
すごく声の大きな人たちがいたなぁと思い
諦めて、帽子をかぶって中島公園駅まで
地下鉄移動しているうちに、雨はやんでしまった

夏休みに入る前に、大丸デパート札幌店でおこなわれている
岩合光昭の世界ネコ歩き写真展も見てきたのだった



世界のそれぞれの景色の中にいるネコの姿に
すっかり心奪われてしまった
ついつい微笑みながら見入ってしまった
そういえば、テレビを見ている時もそうだもね

あっという間の夏休みももう終わり
あと少しの時間、どうしても読みたくなった再読本の世界にひたろう