香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

春分の日に

2017-03-21 01:09:13 | 本のこと
読み終わった本は
藤崎翔さん
『神様の裏の顔』



神様のような清廉潔白な教師、
坪井誠造が逝去した。
その通夜は悲しみに包まれ、
誰もが涙した。…のだが、
参列者たちが「神様」を偲ぶ中、
とんでもない疑惑が。
実は坪井は、凶悪な犯罪者だったのではないか…。
坪井の美しい娘、後輩教師、
教え子のアラフォー男性と今時ギャル、
ご近所の主婦とお笑い芸人。
二転三転する彼らの推理は!?
どんでん返しの結末に話題騒然!!
第34回横溝正史ミステリ大賞<大賞>受賞の衝撃ミステリ!


どこの本屋さんでも平台に乗っていた文庫本
この頃、読書力が弱っているようだったので
こういう時はミステリーだなと思って読み始めた
読みやすく、確かにどんでん返しの結末に苦笑
謎解きとしては面白いのかもしれないけれど
そんなに心の中に響くものを感じられなかったというのは
正直な感想かな。登場人物誰一人として共感できなかった

恩田陸さんの
『木曜組曲』



耽美派小説の巨匠、重松時子が薬物死を遂げてから、4年
時子に縁の深い女たちが今年もうぐいす館に集まり、
彼女を偲ぶ宴が催された。
ライター絵里子、流行作家尚美、純文学作家つかさ、
編集者えい子、出版プロダクション経営の静子。
なごやかな会話は、謎のメッセージをきっかけに、
いつしか告発と告白の嵐に飲み込まれてしまう。
果たして時子は、自殺か、他殺かーーー。
気鋭が贈る、長篇心理ミステリー。


直木賞受賞されてから、本屋さんでは恩田陸フェアをやっているので
読んでいない本が多いなぁと思いながら見つけた小説
映画化もされていたのは、知らなかったな
これはもう、恩田さんの間違いなく面白いパターン
最後まで、油断できない裏切りが嬉しい
読んでいる時間が楽しかった

金曜日の午前中は、健康診断だったので
午後から休みをもらって、整形外科で股関節を診てもらった
股関節は浅め?らしいけど、特に問題なく
横の筋が炎症を起こしているか何かじゃないかって
いままで通り、ストレッチしたり筋肉をつけるようにしていくことにした
なので、、、土曜日の陽気にも誘われて
ゆっくりと、途中から歩いてもいいと思いつつもJogってみた



北大の方に向かって、5kmくらいだけど
気持ちよかった。。。やはり少し痛いけど
少しずつ、走れるように、無理せず

夜はE師匠たちと約束があったので
午後早めに街中に出て、ぷらぷら
そして、やっと気になっていたworld book cafe



入ってすぐに大きな本棚がある
中のスペースも広く落ち着く感じ



のんびりゆっくりと美味しい珈琲をいただき
そこにある本ではなく、持ち込み本を読んだけど
珈琲もたっぷり2杯分あり、食べ物も美味しそうだったな

日曜日は、母と義妹と甥っ子と室蘭へ墓参り



お天気が良くて気持ちのいいドライブになった
例年だったら、春のお彼岸は、お墓の雪がひどくて
除雪しないとダメだったのだけど、
今年は雪解けが早くて、ちょっと掃く感じで大丈夫だった
甥っ子が無事、高校合格した報告もあったので
気持ちも軽く、でもさすがにちょっと疲れた

今日も走ろうかなと思ったけど、
疲れがとれていない感じだったので、無理せず散歩に変更
ぷらぷら、サクサク歩いて、休んで、古本屋さんをのぞいたり
気がついたら1万歩近く歩いて、帰ってきて
疲れたなぁと思って、横になったらそのまま3時間熟睡
ということで?いま、眠れずにいるわけなのだ

そういえば、健康診断の帰りに六花亭札幌本店のビルの5階で
真野正美作品展をやっていて見てきたのだけど
わたしはとても好きだなと思った
北海道の色々な場所の、あたたかくノスタルジックな絵
写真はOKだったので、少し撮ってきたのだけど



エレベーターを降りたらすぐにこんな感じ





一番好きだなと思った、楓並木の坂(函館)
6月までやっていて、入場無料なので
また行ってこようと思っている