香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

三日月と壁と孔雀

2017-03-26 19:50:55 | 本のこと
森絵都さんの
『みかづき』



昭和36年、
学校教育に不信を抱く千明から学習塾の立ち上げに誘われ、
吾郎の波瀾の教育者人生が幕を開ける。
昭和〜平成の塾業界を舞台に、
三世代にわたり奮闘する大島家を描いた、
著者渾身の大長編!


ずっと読みたいなと思いつつも、
単行本は高いなぁと躊躇していたら
古本屋さんで、見つけてしまった。
申し訳ないなと思いながらも誘惑に負けてしまった
売った人は、20ページくらいしか読まなかったようで
ほとんど新品。もったいない
とても面白かった
わたしが中学生の頃って、塾に通うのは普通だったけど
昭和36年の頃には、塾に通うのは後ろめたいことだったんだね
教育ママゴンとか、なんか懐かしい言葉
そして、いま少子化となり、受験も子供達の環境も代わり
ずっと子供の教育に関わり続けた一家の話
熱く、優しく、不器用な人たちのお話

小路幸也さんの
『壁と孔雀』



警視庁警護課の土壁英朗は35歳になるベテランSPだ。
仕事の負傷で休暇を取り、
幼い頃両親の離婚で別れたまま2年前に事故死した母の墓参りに赴く。
北海道にある母の実家は町を支配する名家で、
今は祖父母と小5の異父弟が住んでいた。
初めて会う弟は、自ら座敷牢に入り、
英朗に「僕がお母さんを殺した」と告げる。
その言葉の真意は? 
さらに町では不審な事故が相次ぐ。
英朗は忍び寄る危険から弟達を護ろうとするが……
因習にとらわれた町で痛い真実と優しい嘘が交錯する、
小路版クイーン・ライツヴィルの本格ミステリ


久しぶりの小路幸也さん
東京バンドワゴンシリーズでちょっとお腹一杯の気分だったけど
読み始めると、読みやすく、とんとん拍子に読み進められる
ああ、面白いなぁと やっぱり面白かったなぁと。。。。
未来くんが、元気で幸せに暮らしていけるように
優しい大人がそれだけを考えて行動する姿に
ミステリーで、ハラハラもあるけれど、安心して読めた



先週の木曜日から、冬将軍様の最後のひと暴れ?なのか
雪がわさわさ降ってきて、土曜日の午前中まで冬模様
でも、午後からは寒いけれど春の日差しが気持ちよく
しばらく走るのは我慢して、散歩散歩と
前田森林公園を歩いてきたら、空が気持ち良かった



サッポロ珈琲館本店は、18時近くだと空いていて
ゆっくりまったりできていいね



水出しコーヒーと珈琲羊羹のセットで
手帳を書いたり、色々と考えをまとめたりの時間



ギャラリーでは個展をやっていた
ここに来ると、色々な方の作品展をシャップが開かれているので
それを見るのも楽しみ

今日は、マンションの理事会があったのだけど
終わってから、散歩というか早めに歩く練習をしていたら
札幌駅まで4km歩いたところで、痛くなり
用事を済ませて、帰りはおとなしくJRで帰ってきた

携帯電話をキャリアを解約して格安SIMにすることにした
2年契約が終わると、1ヶ月千円位ほど高くなると言われると
なんかね、もういいわ。。。と思っちゃう
電話番号を変えたくないので、何日か電話が繋がらない日ができそう
でも、iPad miniがあるので、メールもLINEもメッセージも
TwitterもFacebookもあるから、いいよね
仕事も、ちょうど現場が終わって
携帯にかけて来る人もいないだろうしね

お友達が、頑張って自分のHPを作ったと今日、お知らせをもらった
すごく綺麗な色と、丁寧な文章で綴られるブログと
美しい写真のHP
和の色ものかたり