香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

ブロークン・イングリッシュ

2009-12-16 20:36:50 | 映画のこと
2007年の映画
『ブロークン・イングリッシュ』

30代で、独身のノラの恋はうまくいかないことばかり
もう魔法なんて起きないと思っていたところ
フランスから仕事で来ていた年下のジュリアンに出会う
王道のラブロマンスです
このジュリアンことメルヴィル・ブボーが素敵なのです
うんうん、よかったね~とほのぼのしました

今日の散歩途中の近所の公園

子供は風の子 
すっかり雪に覆われた公園で元気に遊んでいました

そして、先日ご一緒した友人が出張で行っている
函館からメールで送ってくれた函館山からの夜景

寒い~とメール来ましたが
寒いからこそ空気が澄んで綺麗なんでしょうね

感染列島

2009-12-15 21:08:21 | 映画のこと
映画『感染列島』

泣きました
えっと、爆笑問題の田中さんが好きなので
(太田さんの方がもっと好きなのですが)
WOWOWで放映されるのを楽しみにしていました
そして、やはり田中さんの場面で大泣きしました
日本に何のウイルスか分からない感染が広がり
すごく大勢の人たちが死んでしまうのです
本当にこんなことがおきたらと思うと、
おそろしくって辛くなるけれども
この映画は、人の善意というかやさしさを
押し付けがましくなく描いているとわたしは感じました
映画の中で、すごく素敵な言葉がありました
  たとえ明日、地球が滅びるとも
  今日、君は林檎の木を植える

今日はとても寒い1日でした
大人しく静かに過ごした日です

12月14日の夜

2009-12-15 01:14:19 | なんでもない話
仕事の関係でお付き合いがもう20年近く前から始まって
細~く、長~くお付き合いしている方との食事会でした

早めに家を出て、甥っ子のクリスマスプレゼントを
ヨドバシカメラに買いに
メタルファイト ベイブレード ガチンコスタジアムという
訳が分からず良く分からずのゲームソフトを購入 
その後、待ち合わせの大通まで歩いて行きました
いやぁ~、寒かったん 雪がハラハラ降ってきました

札幌駅から大通りまでの駅前通りは、毎年この時期は
きれいなイルミネーションで心和ませてもらえるのですが
今は、地下道の工事中のため、ちょっぴりのイルミネーションのみ・・・

これだけです

大通公園についたら、「ミュンヘン クリスマス市」が
去年は、東京から来てくれたお友達と一緒に行ったなぁ

グリューワインや暖かい食べ物の他にも
クリスマスらしい小物がたくさん売っていて
寒い中、たくさんの人が集まっていました

夢の中にいるようで、幸せな気持ちになります

1軒目に入ったお店が、ちょっとがっかりで
その足で、またもや裏参道の「あれこれ屋」に行きました
ゆっくりとお話も出来たし、おいしい料理も食べられて幸せ
今日は、海老のクリームソースの手打ちフィットチーネ・・・
絶品でしたぁ 
たっぷりの甘エビの頭から出汁をとってのマスター自慢の品
初めて行った友人は、フィットチーネも麦飯をソースに絡めたものも
きれーいに平らげていました
夜遅くに、こんなに食べちゃ駄目な年齢だよねぇと言いながらも
わたしは、あまり食べられなかったので、
食べてもらってホッとしていたりして

帰り道はすっかり道路に雪が積もっていました
タクシーの運転手さんに
「道路、滑りますか?」と聞いたら
「そりゃ、滑るさぁ」と明るく言われて、二人で笑っちゃいました

また、明日(今日?)から質素に暮らしますわ~

宮本輝さんの言葉

2009-12-13 23:17:11 | なんでもない話
このブログで何度も書いていますが
わたしは、作家の宮本輝さんの小説が大好きです
宮本輝さんに関するHPが二つあって
ひとつは、テルニストという一人のファンが立ち上げた
結構歴史のあるHPで、
わたしも参加してからもう5年以上も経つでしょうか
この頃はちょっとご無沙汰しているのですが・・・
もう一つが宮本輝公式HP Bar Teru's Clubです
こちらは、カウンターがメインにあり、
他に「天」「地」「海」とそれぞれのテーマに
沿ったラウンジがあるのです
なかなかラウンジまで見に行く事もないのですが、
先日、宮本輝さんが『骸骨ビルの庭』で 
”司馬遼太郎賞” を受賞されて
そのことについて、「地」にも書き込みがあったので
久し振りに訪れたのです
多分お仕事のことで落ち込んでいた方の書き込みのあとに
宮本輝さんが書き込んでいた言葉
 ひとつの峰から次の大きな峰に行くには
 必ず深い谷に降りなければいけない
 峰と峰のあいだに谷があるのは自然の道理です
 自然の道理は人生の道理でもあるのです
 谷の深さも楽しみなさい
すごく勇気が湧きました
涙が出そうになりました
宮本輝さんの沢山の小説にも、
こうしてHPでさりげなく語ってくれる言葉にも
たくさん、たくさん、素晴らしいものを頂いていると思います

会長室篇

2009-12-12 21:19:34 | 本のこと
山崎豊子さんの
『沈まぬ太陽~会長室篇』
これで、全5巻読み終わりました
次から次へと出てくる会社としての不正と政界との癒着
利根川 → 中曽根
竹丸 → 金丸信
十時 → 後藤田正晴
道塚 → 三塚博
永田 → 福田赳夫
名前は知っている政治家の人たちがずらり・・・
主人公の恩地も実在の人物がモデルで
かなりの実在のモデルがいる小説って
連載当時から色々な反響などがあっただろうなぁと想像できる
山崎さん自身もあとがきで、たくさんの方々にインタビューをして
資料を調べて書き上げた小説と書いています
ただ、面白いとかとは書く事は出来ない
社会のこと、家族のこと、自分の心の中のこと
たくさんのことを読みながら考えてしまいました

テレビ『世界・ふしぎ発見!』、今日はタイですね
今日からお友達が行っているので、なんだか見入っちゃいます
実は、わたしは2回タイに行っています
1回目は会社の慰安旅行で、バンコクの観光と、ちょっと近めのリゾート
そして、ゴルフをしました
タイのゴルフ場は、少なくとも一人に一人以上のキャディさんが付きます
みんな若くて笑顔の可愛いキャディさん達
言葉は通じなくても、グリーンに乗ったボールを打つ方向とかを
身振り手振りで一生懸命伝えてくれます
男性は「しゃちょさん」、女性は「おくさん」と呼びます
わたしはとっても下手なんだけど、気持ちよくプレーさせてもらいました
一人で3人位のキャディーさんを連れてプレーしている人もいました
1人はクラブを持って、もう1人は傘を持って、もう1人は、何していたかなぁ

2回目は、○○事務所協会の旅行に、何故か会社から1人で参加させてもらいました
観光がメインで、アユタヤ遺跡とか象に乗ったりとかしました
おじさま達がメインの旅行の中で、
年が近い女性3人でつるんで笑っていたことばかり覚えています
タイは、微笑みの国といわれるくらい、人々の笑顔が素敵です
今度は、プーケットとかチェンマイとか行ってみたいなぁ

そして、タイといえば
宮本輝さんの『愉楽の園』です
この小説も、私の中で宮本輝文学お勧め作品のひとつです

アンバランス

2009-12-10 23:14:39 | なんでもない話
1週間位前に散歩で通った時も
気になったお店・・・「和顔愛語」

な~んか、建物の1階と2階のバランス悪くないかな・・・
1階のお店の雰囲気は小樽の町家っぽくっていい感じなのにな
そして、何故「お食事の店 八十番」の看板があるのか
外観的にはちょっと残念・・・
でも、お店の中は良さそうな雰囲気
今日は、お店はお休みのようでしたので、
勝手に中を覗いちゃいました
ネットで評判を見てみたら、
ランチもあり、夜のお酒もありで
ちょっと今度行ってみたいかなぁと思う感じです

「和顔愛語」って仏教で
和やかな笑顔と優しい言葉という意味だそうです
へぇ~と思った漫画がありました 

仏教ゼミナール
笑う門には福きたるですね

誰も守ってくれない

2009-12-10 00:22:56 | 映画のこと
WOWOWで放映された
『誰も守ってくれない』
幼い姉妹を殺した犯人の妹が志田未来ちゃん
妹を保護する刑事を佐藤浩市さん
殺人者の家族だということで
マスコミだけじゃなく、ネットの匿名者に
どんどん追いつめられて行く
正直、加害者の家族を守ってあげたいとは思えない
被害者の家族の気持ちを考えるといたたまれない
でも、だからといって被害者の家族を責める事が
出来る人っているんだろうかと思ってしまう
正直、こういう映画は見なければよかったと思ってしまう
臭いものに蓋、見て見ない振り、事なかれ主義者、、、わたしって
監督がドラマ「踊る大捜査線」の脚本家、君塚良一さんだからなのか
見始めてすぐ後悔したのに、最後まで見てしまいました

日が変わったので、2日続けてのブログ更新になりました
この頃、お地味な生活を送っていてネタ切れなのでしょうねん
こちらで無理するつもりはないのですが、
なんとなく、ああ、今日更新しなかったなぁと思うようになりました

御巣鷹山篇

2009-12-09 20:47:16 | 本のこと
山崎豊子さんの『沈まぬ太陽~御巣鷹山篇』
やっと日本に帰って来ても、閑職においやられていた恩地が
あのジャンボ機墜落事故が起きて、加害会社社員として
被害者家族のお世話をしている姿を通して
あの事故のあまりの悲惨さが書かれています
何度、涙が流れたかわかりません・・・
当時の事故のことは、もちろん記憶にあるのですが
北海道では絶大なる人気を誇る(日本全国ですが)
歌手、坂本九さんがあの飛行機に乗っていたんですよね
女の子がぐるぐるに布団に巻かれて
ヘリコプターで引き上げられる姿も忘れられません
でも、事故が起った時だけしかニュースを見ていなかったので
こんなに悲惨で残された家族の方々の心の傷がひどかったとは
想像できてもよかったことなのに、分かっていませんでした
小説を読み進めて行きながらも、胸が痛くなりました
そして、そんな中での邪な気持ちを持った人たちや
自己中心的にしか物事を考えられない人たちがいて
ふつふつと腹がたってきます・・・小説なのに
あと2巻、会議室篇で終了です

今日は、地下鉄東西線が開通して35年強(?)で
通過したことは数知れずあれど、降りた事はない駅に降りました
「菊水駅」、これで東西線全駅制覇~って、遅っ

アフリカ篇

2009-12-07 21:42:41 | 本のこと
山崎豊子さんの
『沈まぬ太陽~アフリカ篇』
父から借りて、やっと読み始めて
1、2巻読みました
戦後の急成長の時代の話なので
テレビドラマの「官僚達の夏」や
同じく山崎豊子さんの「運命の人」などを
ここ半年位で見たり読んだりしていたので
世情がわかり、とても読みやすかったです
そして、主人公恩地の正義感と不屈の精神に
圧倒されまくりです
でも、たくさんのものを抱えての寂寥感、
すさまじい淋しさを感じて、辛くなります
まだまだ続きはあるので、いつ読み終わる事か・・・
映画でのキャスティングを先に見てから読み始めたので、
渡辺謙さんや鈴木京香さん三浦友和さん、松雪泰子さん、
顔を浮かべながらの読書もまた楽しいです

今日は、久し振りのミスド

ショコラフレンチ パリパリミルクチョコ
美味しかった

昨日の学校帰り、いつもと反対方面へ
大通公園8丁目の地味なイルミネーション

好きですSAPPOROの看板とクラーク博士

寒かったせいか、写真が斜めっていますね~