香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

星と輝き 花と咲き

2014-01-14 20:14:17 | 本のこと
松井今朝子さんの
 『星と輝き 花と咲き』


「追っかけ」を生んだ明治のアイドル!
娘義太夫・竹本綾之助に日本中が恋をした。
新都・東京を駆け抜けた大スターのきらめく半生記。

「竹本綾之助は天からの授かりもんだ」
 その美少女は浄瑠璃で明治の日本を虜にした。
 錦絵は即日完売、ファンは人力車を“追っかけ”回し、
 記者は艶種(スキャンダル)を狙う。
 孤独と引き換えの栄華を手にした綾之助の傍には
 いつも母お勝がいた。そして訪れた突然の初恋。
 彼女が下した衝撃的な決断とは? 
 可憐な元祖アイドル物語!


才能にあふれた綾之助は
天才は1%の才能と99%の努力という
言葉通りの人なんではないかと思う
ただ、本人は努力しているつもりではなく
好きなことをやっているだけと言うだろうと思う
そして、その才能を支える人たちに恵まれるのも
やはり、天才なんだろうなと思う
アイドルというのかなんなのか
清々しく、気持ちよく読めました
竹本綾之助って実在の人物なんだよねぇ。。。

土曜日から昨日まで、東京に行った間に
飛行機の中、ホテルの中で読んだのですが
次の日、早いのに、ついつい読み続けちゃった

3日間は、大好きな人たちに再会して
まだ会ったことはなかったけど、
仲良くしてもらっている人たちに会って
一緒に食べて飲んで
東京の建物、町並みを見て歩いて
最後にはひとりで鎌倉へ行って
なんだか濃密な日々でした
少しづつ、ブログアップしていこうと思います

お友達からのおみやげと、自分へのおみやげ


湘南ビールと鎌倉のソーセージ、生姜チップ


「にぎやかな天地」パンフレットと
「青が散る』ポストカード
根津美術館パンフレットと
蔦屋書店代官山店で記念に買った
宮脇檀さん最後の「旅の手帖」


楽しい、楽しい時間で
まだ、夢の中にいるみたい

今日、仕事の講習会の帰りに通りかかった
大通ビッセでやっていた展示販売で
夢うつつでいるものだから
北海道の大地をイメージしたアクセサリーを
ついつい購入してしまいました
雪の結晶のイメージということ

お気に入りです

冬虫夏草

2014-01-10 22:14:56 | 本のこと
梨木香歩さんの
『冬虫夏草』


ここは天に近い場所なのだ――。
『家守綺譚』以後を描く、心の冒険の物語。

 亡き友の生家の守(もり)を託されている駆け出し文士、
 綿貫征四郎。行方知れずになって半年余りが経つ愛犬
 ゴローの目撃情報に基づき、家も原稿もほっぽり出し
 て鈴鹿山中に分け入った綿貫を瞠目させたもの。それ
 は、自然の猛威には抗わぬが背筋を伸ばし、冬には冬
 を、夏には夏を生きる姿だった。
 人びとも、人にあらざる者たちも……。


読んでいると、見も知らぬ明治大正時代の
舗装されていない細い道と生け垣に囲まれた
ひなびた日本家屋と庭のある風景の中にいるような
心地好い感じもすれば
少し不安定な気持ちにもなる
不思議な人たち、ものたち、植物、動物
ストーリーがあるのかないのか
理解しきっていないのかもしれない
そんな感じです

昨日、今日と、寒い日でした
特に今日は、通勤がつらい寒さでした

通勤中の横断歩道に・・・

鎌倉 女ひとり旅

2014-01-07 22:11:21 | なんでもない話
さがらいさこさん原作 
松本麻希漫画
鎌倉 女ひとり旅


東京でOLをしているさがらいさこさんが
合コンで知り合った男性に
(その後、付き合うことも
 何もなかったらしい男性)
鎌倉を案内されてからはまって
毎週末に行った鎌倉を紹介した本です

実は、11日から東京にお友達に会いに行くのですが
13日は、ひとりフリーなので鎌倉へ行こうと思ってます
夕方の飛行機を取ってしまったので
そんなに時間はないのだけど
久し振りのひとり旅、楽しんじゃおうと
漫画なので、読みやすくわかりやすい
写真がごちゃごちゃしているガイド本って
なんか、見る気を失ってしまうんだよね
きっちり、どこに行こうと決めるわけでもなく
散歩しながら、ぷらぷらとしていこう


2007年に鎌倉に行った時は8月
暑くて、靴擦れで、へとへとだったけど
江ノ島の方までいって、江ノ電に乗って
また、行きたいなと思っていたんだぁ

昨日の朝日新聞の「人」欄に
2006年にミス・ユニバースで2位になって
今回WFP日本大使に任命された知花くららさんの記事
お母さまに、
「有名になったら、影響力で他の人に
 何かをできることを覚えておいて」
と言われたことを心に刻んでいた
自他ともに認める努力家
「哲学し、行動する花となれ」の
心を忘れない
前を見て、努力をしている人だからこその
美しさなのかなぁと思って読んでいました

知花くららさんの記事、
こちらでも見つけました 
    →遠回りもわたしらしい道

仕事初め

2014-01-06 21:23:17 | なんでもない話
今日から仕事が普通通りはじまりました
いつもより少し早く家を出て
事務所の近くの琴似神社に参拝

謙虚な心で、気持ちよく過ごして
一生懸命、働くことが出来ますように

9連休明けの事務所は、
寒い 冷えてる 凍える
午前中は、マウスを持つ手を
「ふぅ~ふぅ~」と温めながら仕事
お昼は、先輩とふたりで
仕事始めのちょっとリッチなランチへ

ICHIROというフランス料理店

ランチタイムは、いつもマダムたちで
結構混んでいるはずなのだけど
今日はわたしと先輩だけでした

 
たこのサラダとトマトスープ

 
メインの羊とデザートのクリームブリュレ

オーソドックスなフランス料理店ですね
滅多にフランス料理なんて行かないので
おいしく頂きました
特に、自家製パンがおいしかったです

午後からは少し温まった事務所で
普段通りの仕事を定時までして
帰りは、円山方面を通って帰宅ラン
実は、今年は今朝から体重を計り始めて
少し増えていたので 今週は頑張る

9連休の間、時間はたっぷりあったはずなのに
溜まっていた録画番組を見たり、
編み物をしたり、寝たり 食べたり
読書が進んでおりません
いま、梨木香歩さんと松井今朝子さんと角田光代さんの小説
3つ同時進行中です

ラットマン

2014-01-04 01:12:00 | 本のこと
今年一番最初の読了
道尾秀介さんの『ラットマン』


 結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・
 姫川亮は、ある日、練習中のスタジオで不可解な
 事件に遭遇する。次々に浮かび上がるバンドメン
 バーの隠された素顔。事件の真相が判明したとき、
 亮が秘めてきた過去の衝撃的記憶が呼び覚まされ
 る。本当の仲間とは、家族とは、愛とは――。
 いまもっとも旬な作家・道尾秀介が思いを込めた
 「傑作」、ついに文庫化。


最初はホラーなのかな?とも思うほど
少し不気味な感じもする始まり
読んでいるうちに、
どうしても想像してしまう犯人
何度も何度も心地好い裏切りに遭い
想像しなかった結末
張りつめていた気持ちが
ホッと緩んで、読み終わりました

道尾さんの小説
ミステリーなんだろうけど
どの小説も全然違っていて
それぞれがおもしろくて
わたしにとってのハズレがなく
安心して読めるんですよね~

2014年になりました

2014-01-04 01:02:10 | 走ること
2014年も明けて
いつの間にか三が日も過ぎてしまいました
今年もよろしくお願いします


元旦に、実家にシューズを持って行き
初めて元旦ランを決行
雪の予報だったけど、
朝、起きたら降っていなかったので
急いで準備して、白石サイクリングロードへ


厚別川の橋の上で
大きな朝日を見て折返し
約10km弱のゆっくりラン
気持ちよかった

今日は自宅に戻って、北大の中を往復
観光客の若者たちの写真を撮ってあげたりしながら
北大の中は走りやすいなぁと思いつつも
体が重く 約9kmゆっくりラン

元旦に、三井アウトレットへ
2日は札幌駅・大通りの初売りへ行ったのですが
ついつい買ってしまったのが
厚てのウインドブレーカーや、ラン用タイツ
少し女子力も出さねばとも思い
可愛いピアスも手に入れました