世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

女の一代記シリーズ2 「越路吹雪 愛の生涯~この命燃えつきるまで私は歌う~」

2005年11月26日 19時24分15秒 | Weblog
第二夜は越路吹雪。
私はこのドラマを観るまでこの人のことを知らなかった。全く。
「愛の讃歌」の曲は知っていたが。

ストーリーは宝塚音楽学校を卒業した越路吹雪が「自分の歌で皆を夢の世界へ誘いたい…」と歌手として上を目指し続けるものだった。
フランスで本場のシャンソンを聴いて「自分には才能がない」と凹んだこともあった。

キラキラしたステージ。その影には煙草と睡眠薬が手放せず、連日徹マンしないと眠れない体になってしまい、挙げ句十二指腸潰瘍を患う痛々しい姿の越路吹雪がいた。
ステージに出る前、緊張して震える越路吹雪。そんな彼女の背中に指で「虎」と書き「あなたは虎。お客様は仔猫よ。」といつも励ます岩谷時子。
きらびやかなステージの陰にある、スポットライトにも負けないような友情に心打たれた。

天海祐希が吹雪を熱演。天海祐希といえば、「女王の教室」で「いいかげん目覚めなさい」と冷たく言い放っていた演技が印象的だ。笑顔なんて最終回の最後でニヒルに笑うシーンしかなかったのだが、今回の役では笑顔炸裂。可愛かった。
「おおシャンゼリゼ」を歌う姿は楽しんで歌っているように見えた。

今宵は杉村春子を米倉涼子を熱演。「黒革の手帖」の悪女っぷりの米倉涼子がどう化けるか楽しみである。

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