世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

スマイリング クマ

2007年02月21日 23時01分53秒 | Weblog
心療内科デー。
本日も魅惑トリオ(マイスリー、ソラナックス、パキシル)+1(エリーテン)を処方される。

あ…。

パキシルによって引き起こされているだろう『早朝覚醒』と、アルコール類を飲んでも大丈夫か否かについて、先生に質問するのを忘れてた…。
来月の初旬、酒びたりの旅を控えているのに。
どうしよう。ま、いっか。

クマ似の先生は、今日もやはり疲れているっぽかった。
クマスマイルはあまり見られず。

普段、熱心にそして神妙な顔をしながら私の話を聞いてくれている彼だが、今日は「やれやれ…」という失笑を漏らしていた。
クマの失笑というのも、なかなか風情がある。
新たなクマスマイルを開拓した気分だ。

電子カルテになんだかいつも色々記載している彼だが、その内容が気になってしょうがない。
「相変わらずの馬鹿女」
「がははと笑うんじゃねーよ。歯の裏がヤニだらけだよ!」
とか書かれていたりして…。

心療内科というと、敷居が高いとよく聞くが、私がお世話になっている心療内科はそうでもない。

いつも穏やかな会話を先生とする。
時には笑い、時には励まされる。
そして、さりげなくアトバイスをもらう。
どんなにつまらない私の話にも耳を傾けてくれ、処方箋を書いてくれる。
それは、医療行為。
つまり、私が金銭を支払う代わりにしてもらえる行為だということは、分かっている。
しかし、病院帰りに、薬袋を抱える私の心はどことなく軽い。


二週間に一度の心療内科デーは、心を浄化する日だ。
この七ヶ月で、私の気持ちの持ちようは、大分変わった。
主治医を『クマ』として見る私の心には、きっと一年前には無かった『余裕』が芽生えているに違いない。

ゆっくり、ゆっくり。

自分の心に耳を傾けて、自分と付きあっていこう。
次回はクマスマイルがもっと見られますように。

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