世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

日経平均株価、18,000円台突入!

2007年02月24日 01時14分21秒 | Weblog
2/22、日経平均株価が18,000円台に突入した!
6年9ヶ月ぶりだそうだ。

6年9ヶ月前、私は店舗にて販売をしていた。
あれから曲折を経て、今に至る。

あの頃は日経平均株価が何なのかということよりも、いかに店長に怒られないように生きようか、ということが重要だった。
「お金持ちっぽい客」が、事務処理をしている私のケースに近づいてこようものなら、慌ててペンを落下させ、ケースの下に隠れてケース伝いに移動をし、とにかく私は逃げていた。

「店長以外の店員が、高額の接客なんて!」という規則が当たり前のように存在していた店舗だった。

今よりも、比べようがないぐらい劣悪な労働環境だった。
今、どんなに嫌なことや腹が立つことがあっても、辛いとは思わないのは、それだけあの頃が悲惨であったからだろう。

10,000円を割ったこともある日経平均株価も、微弱ながら日々伸びていったように、私も、運が良かったにしろ、やっと自分の居場所を確保できるようになった。

このまま、20,000円台に突入しちゃってよ!日経平均株価。
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世界観の拡張

2007年02月24日 01時04分00秒 | Weblog
2/23(金)
今週は早く過ぎ去っていった。
気分的にはまだ水曜日である。やることが多過ぎ…。
昨夜は胃痛がひどく、少々早めに寝床に就いた。
タケプロンを久々に服用。
かすかにイチゴ味がして、その美味しさに改めて感動した。ラムネのようだぜ。

昨日パソコンを立ち上げなかった分、普段より1時間も多く睡眠を取ることができた。
朝から身も心も快調。
2月は稼働日数が少ないため、「23日」は普段の月の「23日」ではない。
月末なのである!
普段の月の感覚で業務に取り掛かっていると、痛い目にあう。

吉熊上司と、ふとしたことからモーツァルトの話になった。
クラッシックなど聴かないであろう彼が、どうして「フィガロの結婚」なんて曲を知っているんだろう。
「寝る前に聴くと良いんだよ」と言っていたので、恐らく、赤ん坊である息子にでも聴かせているに違いない。

子育てによる世界観の拡張を目の当たりにした瞬間。
「子供嫌い」という理由のみで、一生、その世界観の拡張を知らずに死ぬ私は、そういうときにふと不安になる。

人が一生の内に体験したり感動したりする質量を考えたとき、私は子持ちの人より、その質量が少ないんではなかろうか、と。
それは損なことになるんじゃなかろうか、と。
思うのである。

しかし。
でも。

子持ちになるということは、子供との生活をすることである。
たしかに世界観の拡張は得られるかもしれないが、果たして子供と共に生きることは、子供嫌いの私にとって、そして子供にとって、幸せなことなんだろうか。
総合的に自分を考察すると、子供を持つことで、心がマイナスに作用することが多すぎてしまい、世界観の拡張どころではなくなってしまうと思う。

見た目は「子供好きそう」と評される私。
しかし、実質は母性というものの欠片すら見当たらない。
母性どころか、最近では恋とかも実践したいと思えない。
そんな私が子持ちになったら、精神安定を保つためにパキシルからドグマチールにレベルアップするのは必至である。

だから、お見合いを無邪気に進めてくる某役員の顔を見る度に
「ホントは違うの!あなたの思っている良妻賢母にはなれないんです」
という罪悪感で心が押しつぶされてしまいそうになる…。

女性という塊には属しているが、私は私である。
個人として見てほしいという贅沢なことはいわないが、でも、私の価値観は尊重してほしいと願う。

「子供を持たないから、世界観が小さいんだ」と世間に後ろ指を差されないように、人生をデザインし、実践することが、今後の課題になるだろう。


某役員が私の席に接近してくる度に、忙しい手を止めて、いちいちドキドキしてしまう…月末の23日であった。
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桜の花が咲く頃に

2007年02月24日 00時53分16秒 | Weblog
2/22(木)

決算業務が共同作業だとすると、予算作成は個人プレーである。
各自が受け持つ勘定科目を分析し、根拠を付けて来期の予算を立てるんである。
孤独な戦いゆえ、他の人の進捗状況を気にしてしまう。
吉熊上司に納得してもらいたい一心で数字をいじくりまわすこの業務も、いよいよ大詰め。
これが終わったら、桜咲く春がやってくる。
今も充分に春っぽいが、やはり桜を見なければ本格的な春だとはいえまい。

「また視力が落ちたんじゃないか?」と、予算作成後、毎年思う。
かすむ目に飛び込んでくる桜の花は、そんな疲れを忘れさせてくれる。
そして、「入社〇年目」の〇の数字が一つづつ加算されるのを、桜によって知らしめられるのも恒例だ。
桜ほど、人に、特に日本人に色々な思いを与える花は他にあるだろうか。
身近なものでは音楽にその傾向を見ることができる。
歌の中に「桜」という名詞があると、曲全体が淡いピンクに染まるのを感じるのは、きっと私だけではないだろう。
歳時記の中で、一番好きな季語、花(桜)。

桜の鼓動が聞え始めた私は、少々せっかちだろうか。


三月末の期末まであと残りわずか。

来期実績との差が小さい、リアルな予算を組みたい。
そして、吉熊上司を驚かせちゃうんだ。

ほくそ笑む私に、桜の花びらが舞う
…そんなシチュエーションを想像する私の脳内は、万年春なんだろう。

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