3個目の目覚まし時計に腕を伸ばし、ようやく起きられた。
その間、1個目と2個目が鳴りっぱなし。
「りんりん…」
「ピピピピ…」
「リリリリ…」
気が狂いそうな目覚まし時計の大合唱の中、モゾモゾと布団から出る。
昨日までの「少し肌寒い」から一気に冬になったもよう。
これからもっと寒くなるんだろうということは、生きてきた30年間で学んできた。
しかし、その年数がゆえ、体がなかなか追い付かない。
寒さが迫る中、私の背後の席からは熱気を感じる。
私の背後にはオッサン社員が3人も生息している。
私や後輩女子を嫁だと勘違いしているっぽい雰囲気が時々見受けられる。
あまり関わらないようにしているんだが、空気が読めない彼らの言動は一向に改善の兆しが見えない。
今朝、出勤したらオッサンが1人増殖していた。
今日一日、背後から忍び寄るパワーアップした加齢臭と、やけに大きな話し声(耳が遠いので、各々の声が大きい)に苛まれた。
オッサンたちは新人が来たことに興奮しまくり。
新人オッサンは、漂流して降り立った島の部族に歓迎される探検家みたくなってた。
昔、窓の外から、隣接する公園で甲高い奇声をあげる子供にイラっとした私に、吉熊上司は、
「仕事に集中してないからだよ。俺は気にならないもん」
と言った。
そのときは「そうかな」と思ったが、今回のこの職場環境って、どうよ…。
まあ、既存オッサンたちよりも若くて仕事もできそうだから、私や後輩女子を嫁のように使うことはないかと思うが。
そんなこんなで、今年の冬は、背後での異常温暖化を感じ続けるのであろう。
とほほ。
その間、1個目と2個目が鳴りっぱなし。
「りんりん…」
「ピピピピ…」
「リリリリ…」
気が狂いそうな目覚まし時計の大合唱の中、モゾモゾと布団から出る。
昨日までの「少し肌寒い」から一気に冬になったもよう。
これからもっと寒くなるんだろうということは、生きてきた30年間で学んできた。
しかし、その年数がゆえ、体がなかなか追い付かない。
寒さが迫る中、私の背後の席からは熱気を感じる。
私の背後にはオッサン社員が3人も生息している。
私や後輩女子を嫁だと勘違いしているっぽい雰囲気が時々見受けられる。
あまり関わらないようにしているんだが、空気が読めない彼らの言動は一向に改善の兆しが見えない。
今朝、出勤したらオッサンが1人増殖していた。
今日一日、背後から忍び寄るパワーアップした加齢臭と、やけに大きな話し声(耳が遠いので、各々の声が大きい)に苛まれた。
オッサンたちは新人が来たことに興奮しまくり。
新人オッサンは、漂流して降り立った島の部族に歓迎される探検家みたくなってた。
昔、窓の外から、隣接する公園で甲高い奇声をあげる子供にイラっとした私に、吉熊上司は、
「仕事に集中してないからだよ。俺は気にならないもん」
と言った。
そのときは「そうかな」と思ったが、今回のこの職場環境って、どうよ…。
まあ、既存オッサンたちよりも若くて仕事もできそうだから、私や後輩女子を嫁のように使うことはないかと思うが。
そんなこんなで、今年の冬は、背後での異常温暖化を感じ続けるのであろう。
とほほ。