世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

映画「はやぶさ/HAYABUSA」

2011年10月16日 | Weblog
新宿ピカデリーで、映画『はやぶさ/HAYABUSA』を観てきた。
最近ずっと忙しかったので今日やっと観られた。



解説: 2003年に飛び立ち、小惑星のイトカワからサンプルの採取に成功した小惑星探査機「はやぶさ」の挑戦を描いた壮大なドラマ。7年に及ぶプロジェクトの中で、装置の故障や燃料漏れなどの危機を乗り越え、宇宙科学研究所(JAXA)のスタッフが偉業を成し遂げる姿を描く。若い研究生を演じるのは、『いま、会いにゆきます』の竹内結子。彼女をスカウトする上司を、『釣りバカ日誌』シリーズの西田敏行が演じる。監督は、『20世紀少年』シリーズの堤幸彦。幾多の困難を乗り越え、世界初の偉業を成し遂げた「はやぶさ」とJAXAの物語に、胸が熱くなる。(シネマトゥディ)


はやぶさファンとしてはスルーすることはできなかった。
あまりに感動して8回観た「はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH」と比較しないよう、注意しながら観た。
結果、賛否両論ある竹内結子演じる架空の登場人物について違和感無く観ることができた。まあ、その女子っつーのが、映画「電車男」の女版みたいな感じで狙いすぎたきらいがあることは否めなかったけど。


管制室内でのコマンドの打ち方が耳に残っている。
「…2、1、0、カチャ(Enterキーを押す音)」
ああやって、はやぶさと通信していたんだなあ。
大変興味深く観た。

「はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH」は、篠田三郎のナレーションと無言のはやぶさとの静かな会話を主とした作品だったが、本作品には、はやぶさを見守る様々な人が出ていた。ちょっと間延びした感もあるが、これはこれでまあいいんじゃないのかな。
西田敏行の絶大なる存在感に感服。
私の好みのタイプを具現化したような佐野史郎も素敵だった。


エンドロールにて久々にはやぶさ君の冒険日誌を見た。
やっぱり可愛いなあ。



大気圏再突入シーンはやはりぐっとくるもんがあった。
7年間、我が子のように見守ってきたはやぶさが燃え尽きてしまうのだもの。

失敗も成果だという糸川先生の言葉が気に入った。
明日から仕事。
糸川先生の言葉を胸に頑張ろう。

はやぶさ関連作品はあと2作品出る。
そちらも楽しみだ。


映画『はやぶさ/HAYABUSA』予告編




夕ご飯は隣のイタリアントマトにて。
サンドイッチ、美味しかった。




肌の復活

2011年10月16日 | Weblog
2ヶ月以上顔剃りを怠っていたら、やはり肌の調子が悪くなった。産毛による化粧水の吸収率の低下、また毛穴に汚れが詰まりやすくなるのが原因だと思う。

ということで、顔剃りにいってきた。
私が世話になっているのは下町にある理容室で、マリコさんという婦人がやっている店だ。
私の久々の来店をマリコさんは喜んでくれた。

しかし、だいぶ産毛が酷かったらしく、顔剃りの間は無言になっていた。
けっこう手強かったとのこと。顔の回りに産毛が成長していてまるで額縁のようだと言われた。普段自分で手入れをしているのだが、やはりプロの手にかかると産毛が大漁らしい。
温かい蒸しタオルが気持ちよい。某メーカーのマッサージクリームを使用したマッサージも涎もんの心地よさである。肉厚なマリコさんの掌が私の強張った顔の筋肉を解きほぐす。嗚呼、至福の時間。ついウトウトとしてしまう。

パックが乾くまでタバコを吸いながらの本格的なお喋りタイム。

マリコさんはいわきの港町出身。津波で流された親戚の子がどうしても1人見つからないらしい。そのことをとても悲しんでいた。何をどう言ってあげたらよいかわからず、話を聞いて差し上げるしかできなくてもどかしかった。
あと原発の問題。このこともマリコさんを悲しくさせている。
去年の今ごろはこんなふうになるとは思ってもみなかったと語り合う。

乾いたパックを剥がしてもらう。
鏡に映るのは1時間前より2トーンアップした色白な自分の顔である。
丁寧なマッサージの効果もあり、頬の位置がだいぶ高くなった。

そんなこんなで私の肌は復活を遂げた。
化粧ノリ、半端ねぇ!!
指が吸いつくぜ。

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もう少し「生きて」みようと思った。

2011年10月16日 | Weblog
10/15

マイミク・どーもさんと飲む。
どーもさんとは、今春開催されたハゲタカのオフ会で知り合った。
mixiのオフ会などというものに参加したことがない内向的な私がよく参加したなって思う。
でも、参加して良かった。

夜景を見ながら「腐ったこの国を買い叩こう」と、ハゲタカのロケ地、新宿のオーキッド倶楽部で飲もうとしたのだが、まさかのお休み!
じゃあ、近くの「ザ・ワインバー」で、ということで、三角ビルの50階を目指した。
あの店も夜景をウリにしている。



半年ぶりに会うどーもさんは、日記同様、ご自身の思っていることを理路整然と発していた。
まさに言葉の魔術師である。
でも言葉だけじゃない。そこにはビジョンがある。
思想やポリシーという幹がなければ、言葉はただの飾りにすぎない葉っぱである。
どーもさんの葉っぱは、太い幹に成る青々とした新緑だと思う。


25歳から30歳ぐらいって、自分自身、物凄く苦しんだ。
やさぐれていた。再び巡ってきた思春期、みたいな。
でも30歳を越えたあたりから、もう、本当、全てのことがどうでもよくなってあまり腹を立てることもなくなった。
毎日が陽気な祭り状態。
諦念という概念がほどよく身に付いたのであろう。
悪く言えば「死んでいる」という状態かもしれない。

どーもさんの前のめりな生き方に触れ、もう少し「生きて」みようと思った。

印象的だったどーもさんの話。
ブッダの教え。
「自分にとって、その善意に悪影響を及ぼすヤツだったら自分で縁を切れ!」
…ブッダ、クールすぎ!!
ワロタ。


ここのバーは21時を過ぎると照明を落として、ブラインドが一斉に上がる。
その際、ジャネットジャクソンのeverytimeが流れる。
素敵な演出である。
Janet Jackson Everytime


どーもさんおススメの「ジョジョの奇妙な冒険」を読んでみようと思う。


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