世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

心療内科でクマ医師と握手!

2012年06月07日 23時42分51秒 | Weblog
心療内科デー。

待ち時間3時間。
本棚に置いてある「女性セブン」で菊地直子が取り上げられていたので熟読。
ファッション誌も置いてあるのだが迷わず女性週刊誌に手が伸びる。歳取ったんだなあと自覚してしまう。
読者の投稿も熱い。旦那のバカっぷり披露話から節約の伊呂波まで。まさに異文化。

飽きたので秘書検定準一級のテキストを捲る。
どうしてもできない問題がある。

【問題】
秘書中村A子の上司(山田部長)が外出中、取引先のT部長秘書が訪れ、「山田部長から頼まれた資料を届けに来たので、渡してもらいたい」と言った。A子がこの資料を預かるとき、どのように言えばいいか。

【解答】
かしこまりました。
確かにお預かりいたします。
山田に何かご伝言がおありでしょうか。
私は秘書の中村と申します。


…どうしても、伝言を忘れてしまう。「確かにお預かりいたします」は大事なセンテンスで、これを思いだすことに必死になり、伝言のことは忘却してしまうんである。クマったな。あと10日なのに…。




さて診察。

クマ医師、お疲れっぽい。

最近私も疲れているのか、仕事で凡ミスが多かったことを報告。
3回確認し、吉熊上司に「これで間違えていたら会社辞めますよ」と宣言したにもかかわらず、全役員及び部長クラスにネット配信し終えたあとに間違えが発覚したこととかを報告した。

ここで彼は私の言っていることよりも話し方を見ている。
自己嫌悪に陥っていないかなど。
精神科医ってやっぱスゴいなあ。

「疲れているのでしょう。他にミスってないんでしょ?」
と尋ねられ、ぎくっとなる。
いやー話せばたくさんあるのだが、割愛。


そして後半は受験指導。
どうもクマ医師は受験指導になると目が輝く。
どっかの予備校の名物講師のようである。


「あと10日ですね!今、具体的にどんな試験対策をしてますか?」
「自信のほどは?」
「受かればいいですね!」
「過去問はどのぐらい解きましたか?」
「基本問題?…ほほう…」
と。

いつもはアンニュイで穏やかな彼の豹変っぷりに口があんぐり。
地方の国立大学医学部出身の彼はおそらく、学生時代に家庭教師のバイトをやっていたに違いない。
受験指導の熱さからそう感じる。

「次回の診察のときは、もう試験が終わっているのですね!頑張ってくださいね!」
と手を差し出してきた!

何この後楽園ゆうえんち的展開は!?

目を泳がせながら、手を出す私。
ぎゅーっと手を握られ、熱き激励を受けた。

これさ、もう落ちられないよな…。
勉強しなくっちゃ…あは…あはは。


処方変更なし
パキシル、マイスリー、防風通聖散、ラベプラゾール


帰宅後、ポストを開けたら、母ヨーコたんから葉書が届いていた。
綺麗な薔薇(バレリーナ)の絵手紙。
ボストン美術館展で買った曾我蕭白の雲龍図ストラップを贈り、そのお礼。
和む~。


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