午前中、昨日お世話になった病院に行き、消毒をしてもらった。
初めて傷口を見たのだが、黒い縫合糸で縫われたそれを見た途端、ショックでクラっときた。
あと何年生きるか分からないが、この左ひざと余生を送らなくてはいけないのか…。
別に誰にも見せるわけではないのだが、でもやっぱりショックだ。
引きずるように歩いてはいるが、痛みはあまりない。
やっと包帯がとれて防水の絆創膏になったので今日から風呂に入れる模様。よかった。
せっかく早い時間に外を徘徊しているのだから、と映画館に寄った。
観たかった「北のカナリアたち」を堪能。

あらすじ: 日本最北の島で小学校教師をしていた川島はる(吉永小百合)は、ある事故をきっかけに島から出て行ってしまう。それから20年後、東京の図書館で働いていた彼女は、教え子の一人が事件を起こしたことに疑問を抱き、かつての自分が受け持っていた生徒たちに会うため北海道へ向かう。恩師と再会した教え子たちは、それぞれに抱える複雑で苦しい胸中を明かす。(シネマトゥデイ)
甘く見ていたのだが、これがかなり良かった。
ラスト、ノブ君演じる森山未来の演技に泣かされっぱなし。
原作は「告白」の湊かなえ。
北の島の分校で学ぶ雛のような6人の生徒たち。
どの子も純朴で本当に愛らしい。
札幌から赴任してきた「はる先生」(吉永小百合)の指導で、彼らは歌うことの楽しさを知る。透き通った声が涙腺を刺激し、歌声を聴いているだけで涙が出てきそうだった。山下達郎の「クリスマス・イブ」なんて、天使の歌声だった。
それとは裏腹に、子供たちはけっこう残酷だったりする…。
平気で人を傷つけることを言い放つ。
「あの事件」で、はる先生は島を出ていく。
20年後。
最年少のノブ君が引き起こした殺人事件をきっかけにして、ハル先生を軸に再び6人の絆が引き寄せられ、そして20年前に起きた「あの事件」の事実が徐々に判明していく。大人になった6人、真奈美(満島ひかり)、七重(小池栄子)、直樹(勝地涼)、結花(宮崎あおい)、勇(松田龍平)と一人ずつ出会っていくはる先生。
40歳と60歳のはる先生を演じた吉永小百合、あっぱれ。
満島ひかりはNHKドラマ「おひさま」で凄く光っていて気になっていた。
他の役者さんもけっこう上手くて、素直に感動できた。
はる先生を母親のように慕っていたノブ少年。
島を離れるはる先生を「先生、行かないで~!」と追う姿は涙なくしては見られなかった。
大きなスクリーンで見る北の大地、波のうねりがとても迫力があった。
見ているだけで凍えそう。
2時間があっという間。
これぞ東映という安定感も良い。
観客は御年配の方が多かった。
エンドロールは子供たちの歌う「あの青い空のように」⇒「カリンカ」という流れ。
歌も先生も大好きだった子供たちが、その後それぞれの道で出会う大人の現実を意図しているように思えた。
『北のカナリアたち』予告編


初めて傷口を見たのだが、黒い縫合糸で縫われたそれを見た途端、ショックでクラっときた。
あと何年生きるか分からないが、この左ひざと余生を送らなくてはいけないのか…。
別に誰にも見せるわけではないのだが、でもやっぱりショックだ。
引きずるように歩いてはいるが、痛みはあまりない。
やっと包帯がとれて防水の絆創膏になったので今日から風呂に入れる模様。よかった。
せっかく早い時間に外を徘徊しているのだから、と映画館に寄った。
観たかった「北のカナリアたち」を堪能。

あらすじ: 日本最北の島で小学校教師をしていた川島はる(吉永小百合)は、ある事故をきっかけに島から出て行ってしまう。それから20年後、東京の図書館で働いていた彼女は、教え子の一人が事件を起こしたことに疑問を抱き、かつての自分が受け持っていた生徒たちに会うため北海道へ向かう。恩師と再会した教え子たちは、それぞれに抱える複雑で苦しい胸中を明かす。(シネマトゥデイ)
甘く見ていたのだが、これがかなり良かった。
ラスト、ノブ君演じる森山未来の演技に泣かされっぱなし。
原作は「告白」の湊かなえ。
北の島の分校で学ぶ雛のような6人の生徒たち。
どの子も純朴で本当に愛らしい。
札幌から赴任してきた「はる先生」(吉永小百合)の指導で、彼らは歌うことの楽しさを知る。透き通った声が涙腺を刺激し、歌声を聴いているだけで涙が出てきそうだった。山下達郎の「クリスマス・イブ」なんて、天使の歌声だった。
それとは裏腹に、子供たちはけっこう残酷だったりする…。
平気で人を傷つけることを言い放つ。
「あの事件」で、はる先生は島を出ていく。
20年後。
最年少のノブ君が引き起こした殺人事件をきっかけにして、ハル先生を軸に再び6人の絆が引き寄せられ、そして20年前に起きた「あの事件」の事実が徐々に判明していく。大人になった6人、真奈美(満島ひかり)、七重(小池栄子)、直樹(勝地涼)、結花(宮崎あおい)、勇(松田龍平)と一人ずつ出会っていくはる先生。
40歳と60歳のはる先生を演じた吉永小百合、あっぱれ。
満島ひかりはNHKドラマ「おひさま」で凄く光っていて気になっていた。
他の役者さんもけっこう上手くて、素直に感動できた。
はる先生を母親のように慕っていたノブ少年。
島を離れるはる先生を「先生、行かないで~!」と追う姿は涙なくしては見られなかった。
大きなスクリーンで見る北の大地、波のうねりがとても迫力があった。
見ているだけで凍えそう。
2時間があっという間。
これぞ東映という安定感も良い。
観客は御年配の方が多かった。
エンドロールは子供たちの歌う「あの青い空のように」⇒「カリンカ」という流れ。
歌も先生も大好きだった子供たちが、その後それぞれの道で出会う大人の現実を意図しているように思えた。
『北のカナリアたち』予告編


