世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

宇宙の下で

2015年10月08日 | Weblog
定時後、急いで喫煙所へ。
今日は喫煙タイムに国際宇宙ステーション(ISS)が西から北へと渡る。
喫煙所メンバー有志数名と煙を吐きながらわくわく。
「あ、あれじゃないですか?」
という他部署の男子の指差すほうを見ると、光の点が、つーっと流れていくのが見えた。
飛行機のように点滅をせず、流れ星のように一瞬でもない。
静かで力強い光の点が流れていく。

「どれ?見えないよ」
「あれですよ」
「あ!本当だ」
「油井さん、乗ってるんですよね」
「おーい(手を振る)」



上空から400キロを周回しているISS。
あの中に人が居るって不思議。






私はいつも倉敷科学センターのサイトでISSの見える日時を確認している。
国際宇宙ステーションをみよう


帰宅後はクマたちと夕ご飯。
コンビニのうどん。
コンロで温めるだけでいいので、非常に便利だ。
消化にいいもの=うどん、これ定説。




ネットを散策していたら、中学時代の同級生が起業しているのを知り、びっくり。
彼女のブログを読んでいたら、私も頑張ろうと思えた。
陽だまりを纏ったかのような、ほんわかしてて優しい子だった。

中学を卒業するとき彼女がサイン帳に描いてくれた私の絵。
繊細で淡いタッチから彼女のきめ細かさと優しさを感じる。ありがとう。



ローズヒップのお茶をすすりながら、先日買ったKAGAYAさんの写真集をぼんやりと眺める。
癒される。



宇宙の下で今日も一日がんばりました。

さて、明日は金曜日。
あと一日、頑張ろう。



盲導犬

2015年10月08日 | Weblog
最近、思い出すたびに胸が痛くなる事故がある。

「目の不自由な男性と盲導犬 トラックにひかれ死亡」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151003/k10010257501000.html

3日朝、徳島市で盲導犬と歩いていた50歳の目の不自由な男性(山橋衛二さん)がトラックにひかれて死亡した。
盲導犬は山橋さんと9年間生活し、近く引退する予定だった。この盲導犬も死んだとのこと。
死んだ盲導犬は「ヴァルデス」という名前のラブラドールレトリーバーの10歳の雄で、3日が誕生日だった。
山橋さんと9年間生活し、高齢になったため今月11日に引退する予定だった。
警察によると、トラックが道路脇の資材置き場に入ろうとバックしてきたところ、路側帯を歩いていた山橋さんと盲導犬にぶつかったとのこと。このトラックには、バックする際に音で周囲に注意を促す装置がつけられてるが、スイッチが切られていたため音は鳴らなかった。

昨日のNHKの番組によると、亡くなった時、山橋さんはヴァルデスに覆いかぶさろうとし、ヴァルデスは山橋さんを安全な方へ誘導しようとした形跡があったそうだ。

精神的な支えであっただろうヴァルデスを守ろうとた山橋さん。
そして最後の最後まで主人を守ろうとしたヴァルデスの仕事っぷりに感服。
あと数日で引退だったのに・・・。泣いてしまう。


盲導犬というと、小学校2年生のときに本で読んだ「盲導犬サーブ」を思い出す。
サーブもスリップしてきた車から主人を守ろうとして、左前足を切断した。


普段の生活で盲導犬に接する機会は全くといっていいほどないが、一度だけ、電車内で遭遇したことがある。
電車の座席に座ったところ、足首あたりに生暖かい感触を得て驚いた。
見てみると、隣に座る人の足元で小さくなって座っている盲導犬が佇んでいた。
盲導犬は、目をきょろきょろさせながら仕事をしていた。


山橋さんとヴァルデスの死は、盲導犬について考える機会になった。
二人が、天国で安らかに眠っていてほしいと願わずにはいられない。