ジュンク堂池袋本店「考える人」宇宙特集記念トークショーに行ってきた。
国立天文台 渡部潤一先生×「考える人」河野通和編集長


渡部先生の講演会には4回ほど行ったことがある。
2015年2月11日「幻の流星群」
2012年11月23日「渡部潤一講演会 「金」の天文現象を振り返る」
2011年11月23日「宇宙生命は存在するか~天文学からのアプローチ~」
2010年11月27日「渡部潤一講演会 ~天文学最前線~」
宇宙を分かりやすく、そして面白く噛み砕いて話してくださる渡部先生。
講演中、必ず笑いが起きる。どの瞬間の話も興味深くて大好きだ。
退社後、マッハで池袋に向かい、19時前にジュンク堂に到着。

今日は書店内のカフェでのトークショー。
早めに受付して入店、最前列に陣取った。


いつも遠目に見ていたりテレビ越しで拝見する渡部先生のお姿が、今日は目の前に・・・!
アイスコーヒーを購入し、席で飲んで待っている間、すごくドキドキした。
19時半、お二方、登場。
渡部先生というと、冥王星を惑星から外した人の一人である(2006年8月)。
そのときの話をユニークに話してくださった。
2006年1月19日にニューホライズンズが打ち上げられた。その後、冥王星が惑星から外れて準惑星になったのだが、打ち上げ当初のキャッチコピーが「未踏の『惑星』に辿り着く」だったので、ニューホライズンズの関係者にイチャモンをつけられた、など。
先日、冥王星にも青空が広がっているというニュースが発表になったが、太陽から離れているので、地球の青空より暗いんじゃないだろうか、とも話していた。
地球外生命については、あと10年以内に発見されるだろう、とのこと。2024年に直径30メートルの望遠鏡ができるらしい。
「どこかの星でこうやって(地球外生命体が)トークショーをやっているかもしれません」と話してて爆笑してしまった。
質問タイムで「どうして今の職業に就いたのか?」という質問に会津での少年時代、1972年10月8日にジャコビニ流星群が見られなかったことを挙げていた。偉い人が予想しても外れることに「自分もフロンティアに立てる」と思い、それから毎晩空を眺めて天文学者を目指したそうだ。胸が熱くなる話だった。
ほかに、小説家、漫才師にもなりたかったのだが、小説家は「名前が・・・(渡辺淳一先生)」ということがあり、漫才師は相方に恵まれなくて・・・ということで天文学者になられたとのこと。
小惑星探査機はやぶさの偉業については、「あんな低予算でよくやった」と仰っていた。はやぶさが帰還してすぐにアメリカは予算をつけてアリゾナ大学でサンプルリターンの研究のプロジェクトを立ち上げた。アメリカは懐が広いらしい。
ハッブル宇宙望遠鏡の裏話も大変貴重で、そして笑ってしまった。
宇宙は、人間が見ることができる唯一の時空間。雄大な空間で自分を客観視していると悩みは解決されないかもしれないけど、悩みが小さく見える、と仰っていた。なるほど。目から鱗が落ちた。
最後に「これを見なければ死ねないという天体現象は?」と訊かれて、「ハレー彗星」を挙げていらした。
1986年のハレー彗星は最悪の観測条件だった。
次回、ハレー彗星が来るのは2061年。
「私は101歳になっています。恐らく私自身が星になっているかもしれません」
という結びで会場が爆笑の渦に。
あっという間の1時間半だった。
最後に本にサインをいただいた。
渡部先生とお話ができて嬉しかった!!

向かいにある「伯爵」でご飯。

大好物の海老ドリアのセット。

「考える人」の渡部先生の部分を熟読。
星空浴について。
トークショー同様、語りかける文体が心地よい。
とても貴重な体験ができた。
渡部先生からパワーをいただけた。
今夜はオリオン座流星群、見られるかな・・・?

国立天文台 渡部潤一先生×「考える人」河野通和編集長


渡部先生の講演会には4回ほど行ったことがある。
2015年2月11日「幻の流星群」
2012年11月23日「渡部潤一講演会 「金」の天文現象を振り返る」
2011年11月23日「宇宙生命は存在するか~天文学からのアプローチ~」
2010年11月27日「渡部潤一講演会 ~天文学最前線~」
宇宙を分かりやすく、そして面白く噛み砕いて話してくださる渡部先生。
講演中、必ず笑いが起きる。どの瞬間の話も興味深くて大好きだ。
退社後、マッハで池袋に向かい、19時前にジュンク堂に到着。

今日は書店内のカフェでのトークショー。
早めに受付して入店、最前列に陣取った。


いつも遠目に見ていたりテレビ越しで拝見する渡部先生のお姿が、今日は目の前に・・・!
アイスコーヒーを購入し、席で飲んで待っている間、すごくドキドキした。
19時半、お二方、登場。
渡部先生というと、冥王星を惑星から外した人の一人である(2006年8月)。
そのときの話をユニークに話してくださった。
2006年1月19日にニューホライズンズが打ち上げられた。その後、冥王星が惑星から外れて準惑星になったのだが、打ち上げ当初のキャッチコピーが「未踏の『惑星』に辿り着く」だったので、ニューホライズンズの関係者にイチャモンをつけられた、など。
先日、冥王星にも青空が広がっているというニュースが発表になったが、太陽から離れているので、地球の青空より暗いんじゃないだろうか、とも話していた。
地球外生命については、あと10年以内に発見されるだろう、とのこと。2024年に直径30メートルの望遠鏡ができるらしい。
「どこかの星でこうやって(地球外生命体が)トークショーをやっているかもしれません」と話してて爆笑してしまった。
質問タイムで「どうして今の職業に就いたのか?」という質問に会津での少年時代、1972年10月8日にジャコビニ流星群が見られなかったことを挙げていた。偉い人が予想しても外れることに「自分もフロンティアに立てる」と思い、それから毎晩空を眺めて天文学者を目指したそうだ。胸が熱くなる話だった。
ほかに、小説家、漫才師にもなりたかったのだが、小説家は「名前が・・・(渡辺淳一先生)」ということがあり、漫才師は相方に恵まれなくて・・・ということで天文学者になられたとのこと。
小惑星探査機はやぶさの偉業については、「あんな低予算でよくやった」と仰っていた。はやぶさが帰還してすぐにアメリカは予算をつけてアリゾナ大学でサンプルリターンの研究のプロジェクトを立ち上げた。アメリカは懐が広いらしい。
ハッブル宇宙望遠鏡の裏話も大変貴重で、そして笑ってしまった。
宇宙は、人間が見ることができる唯一の時空間。雄大な空間で自分を客観視していると悩みは解決されないかもしれないけど、悩みが小さく見える、と仰っていた。なるほど。目から鱗が落ちた。
最後に「これを見なければ死ねないという天体現象は?」と訊かれて、「ハレー彗星」を挙げていらした。
1986年のハレー彗星は最悪の観測条件だった。
次回、ハレー彗星が来るのは2061年。
「私は101歳になっています。恐らく私自身が星になっているかもしれません」
という結びで会場が爆笑の渦に。
あっという間の1時間半だった。
最後に本にサインをいただいた。
渡部先生とお話ができて嬉しかった!!

向かいにある「伯爵」でご飯。

大好物の海老ドリアのセット。

「考える人」の渡部先生の部分を熟読。
星空浴について。
トークショー同様、語りかける文体が心地よい。
とても貴重な体験ができた。
渡部先生からパワーをいただけた。
今夜はオリオン座流星群、見られるかな・・・?

