世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

空飛ぶお不動さま

2021年06月05日 | Weblog
宅急便がエントランスで鳴らすインターフォンの音で目覚めた。
10時半。
そのまま起きてカップラーメンをすすり、ぼんやりと煙草を吸う。
洗濯を済ませ、いざ外出。
そろそろ「はやぶさの日」(6/13)も近いし、はやぶさ2のカプセル帰還から半年になるので、今日ははやぶさにちなんだ行為をしようと思い立った。

日暮里駅からバスで10分ほど揺られ「竜泉」で下車、そこから歩いて数分。
空飛ぶお不動さん「飛不動尊」をお参り。












小惑星探査機はやぶさが通信途絶になった際、プロマネの川口淳一郎先生がお参りしたことでも有名。
ずっと来たかった。やっと来られた。



「小惑星探査機 はやぶさの大冒険」の著者・山根一眞さん寄贈のパネルが飾られていて胸熱。

ウーメラ砂漠で撮られたもの(山根一眞さんの取材チームのカメラマン山口大志氏撮影)。
強く光っている部分がはやぶさ本体が燃え尽きたところで、その先の一筋の光がカプセルの光跡。
中央の三脚と共に映っているのが山根さん。


飛不動は映画「はやぶさ遥かなる帰還」にも出ていた。
この映画は「小惑星探査機 はやぶさの大冒険」が原作。



映画『はやぶさ 遥かなる帰還』予告編





お札シールをゲット。

はやぶさプロジェクトチームにも飛不動のお札があったっけ。

航空安全・飛行安泰・旅行安泰祈願ででも知られる天台宗の寺なので、早く海外旅行に行けますように、と祈願した。




再びバスに乗り、浅草に向かった。
隅田公園で紫陽花を愛でる。
白い紫陽花・アナベルは母が好きな花。

背後に見えるのはスカイツリー。

鳩さんと戯れる。ぽっぽ~。







山吹も綺麗に咲いていた。



お腹が空いた。
永井荷風先生が通った尾張屋で天丼を食べた。
荷風先生は毎日ここの「かしわ南蛮」を召し上がっていたという。
そちらも気になったのだが、お腹の中が天丼を求めていたので天丼にした。
独自に仕入れたゴマ油で揚げたというエビ天ぷらは絶品。香ばしくて美味。

吉熊「しっぽが見えるね」


吉熊「ビックマ!」



お吸い物も上品な風味で美味しい。



荷風シート。


このご時世、なんだか妙に思い出すのだよな。荷風先生。



浅草寺へ。


仲見世を抜ける。多くのお店がシャッターを下ろしていた。

門の前に目が覚めるほど鮮やかな紫陽花が咲いている。




上野経由で帰宅。ちょっと丸井に寄った後、上野駅で見た夕焼けが見事。


パンダにもご挨拶。
妹と甥っ子に見える。


気ままな休日、最高。

入浴後、本を読んでいたら眠くなって寝てしまった。