世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

西太后

2021年06月24日 | Weblog
昨日は心療内科デー。待ち時間2時間ほど。
緊急事態なんちゃらが終わったので患者さんが増えてるかなと思っていたのだが杞憂だった。

心療内科デーの日の夕食は駅そばがデフォ。
5分で完食。かき揚げ冷やし蕎麦、まいうー。



待ち時間中は「お姫様と名建築」(嶽本野ばら)を読み進めた。
西太后のところで北京の「頤和園(いわえん)」が出てきた。
20年前、行ったよ、頤和園。北京を母と旅したのは新卒の冬。寒い時期に行ったので凍った湖で子供たちがスケートに興じていたのを記憶している。雄大な庭園だった。
西太后が住んでいた場所とガイドさんが言っていた。
そこで晩年、西太后が庭をカスタムしまくっていたことを昨晩、本を読んで知った。好奇心のあまり庭で気球まで飛ばそうともしたらしい。
怖い人だと思っていたがとてもお茶目なんだな、西太后。

久々に映画「ラストエンペラー」を見たくなった。
映画「ラストエンペラー」日本版劇場予告






さて、診察。

導かれるまま、この2週間を話す。
以前より職場で善意に付け込まれてしまい困っている旨をずっとクマ医師に相談していたのだが、ついにその件でアクションを起こしたことを報告。勤務時間外に仕事を振られてモヤモヤしていたのだが、きっぱり断ったのだ。かなり勇気のいることだったがすっきりした。責任が発生する業務をするからには報酬を得ないとおかしい。なのにふわっと振られたので「え?それ残業じゃね?」と思っていたんである。しかも直接指示されたわけじゃなく、私の善意に基づく行為がいつしか仕事になっていた。業務時間内だったらまだしも業務時間外のことなのでずっと気に病んでいた。仮令1分だとしても毎日のことだから1ヶ月では…1年では…と考えると相当な残業時間になる。

クマ医師に「よかったですね。すごいじゃないですか」と褒められた。
「あなた間違っていないですし、筋が通っているので大丈夫でしょう」とお墨付きをいただきマンモス。
この病院に通い始めた2006年頃とは比べられないほど、物事に落ち着いて対処できていると言われ、改めて今後の人生に自信を持てた。


最後に、クマ医師とワクチンの話になり、「モデルナ社」と言おうとして「マリブル社」とドヤ顔で間違えたったYO!
(マリブル=マリンブルーの風に抱かれて)


モデルナ…マリブル…。
一文字しか被っていないのに。
カタカナ文字、苦手。
ちなみにマリブルも好きだが「ご近所物語」も好き。


薬の確認をされておしまい
処方変更なし
マイスリー、ソラナックス、防風通聖散、パリエット、当帰芍薬散
※マイスリー多め。

ソラナックスは昼も飲むことはあれど、在庫が多いので様子見。


6/24(木)
あまりの暑さに、駅から会社まで、マスクを外して歩いた。
すっきりして気持ちが良かった。

忘れていたにおいが鼻孔をくすぐる。
軒先から漂ってくる朝食の焼き魚のにおい、草木の青臭いにおい、出されたゴミの独特のにおい、そういうものを鼻孔で感じながら出勤した。
マスクを外しただけなのに、世界が違って見えた。



週に一度は定食を食べるように母に言われているので今夜は大戸屋。
豚肉と野菜の黒酢あん定食。栄養たっぷり。



母の言うことは絶対。
西太后のそれと五分だな。




妹とLINEをする。
医者をしている従兄弟の子供も、やはり医者をしている件について。しかも美人。
ちなみに従兄弟の奥さんも医者である。ごいすー。

そんな従兄弟の父親(私にとって伯父)の遺品。
譲り受けた木彫りのクマ。


鮭をくわえながら東京の我が家に来た美熊である。
いつも高いところから私を見守ってくれている。
久々に伯父のことを思いながら拭いてあげた。
伯父に似て優しい顔をしている。
生前、伯父とはあまり話さなかった。
もう少し話をすればよかった。
このクマを手に入れた経緯とか。
12歳離れた弟である私のパパの幼少期のこととか。


私も西太后のように持ち家であるこの部屋をカスタムしたい。
クマに囲まれて、そして溺れる生活に耽りたい。
…我が西太后(ママ)は許してくれるだろうか。



昨日はあまり眠れなかったので今日こそは深く眠れますように。
明日一日行けば休みだ~!