世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

幸せに感謝

2021年08月06日 | Weblog
広島の原爆投下から76年。今日は投下された時刻8時15分に黙とうを捧げた。毎年出勤途中なのだが、一分間をあの原爆で命を奪われた方々に祈りを捧げている。
去年、ネットで知った広島の原爆投下で孤児になった3歳の男の子の話を思い出す。

ヒロシマの空白 被爆75年 帰れぬ遺骨 <10> 県北の集落で

>男児は親とはぐれたようで、名前は分からない。救護に当たっていた四平さんにすぐなつき、ついて歩いた。ふびんに思った四平さんが9日、許可を得て家に連れ帰った。額や胸に傷を負っていたが、おいしそうにご飯を食べ、刀を提げた軍人が描かれた絵本を「お父ちゃん」と指さした。馬を見て「ススムもほしい」と喜ぶのを聞き、名前を仮に「進」とした。

 四平さんに背負われ、毎日救護所で傷の手当てを受けていたが、15日に容体が急変。「お父ちゃん」「お母ちゃん」と泣き叫びながら息を引き取った。

のちにこの男児は元軍人のお父さんが名乗り出て、藤田奬(すすむ)さんだと判明した。

多くの悲惨な原爆体験を見聞きしたが、この奬くんが私にはどうしても甥っ子に思えて仕方がない。
生前の様子や壮絶な亡くなり方を想像すると涙が出てくる。
お父ちゃん、お母ちゃんに会いたかっただろう。怖かっただろう。苦しかっただろう…。
やはり原爆は忘れてはならない、次世代に伝えなくてはならないと思う。
そうじゃなければ、奬くんや多くの被ばくされた方々の苦しみが報われないじゃないか。


そんな想いで出勤。

夏休み明けの上司が今日から出勤。
お土産をいただいた。
ふわっふわなタオル。ありがとうございます。旅行話も興味深く拝聴した。


昼休みは公園を散歩。暑いのに。でも青い空が気持ちいい。蝉しぐれで頭が痺れそうになった。





そうそう、今日は亮ちゃん大好きLaisse Passe(レッセパッセ)のおニュー(死語)のワンピースで出勤した。
なんつーのかな。…いいね。


サイドのボタンとレース部分が気に入っている。


お嬢様ちっくなテイストのLaisse Passe(レッセパッセ)…大好き。

帰り際、他部署の女子たちに「〇〇係長、いつも素敵なワンピース着ていますよね。今日のも素敵すぎます」と褒められて照れてしまった。
彼女たちの方こそいつも雑誌から抜け出してきたかのようにいつもトレンディーな装いをしている。
そんな彼女たちから褒められるだなんて光栄すぎる。
「あなたたちもいつも素敵じゃない。今度人事部女子3名で三つ子コーデにしてきてよ」とリクエストしたら笑っていた。



退社後、今夜も両親滞在中の妹の家にお邪魔した。
妹が作るハンバーグは超絶品。
添えられているとうもろこしは、妹の同僚の実家・岡山産。甘味が凄くて美味しかった。

ご馳走様でした。

サラリーマンでギターが趣味な妹の夫を囲んで、ちょっとしたプチライブ会場と化した妹の家。
両親もとても嬉しそうだった。

甥っ子は毎回私の来訪を一番喜んでいてくれている。
私が来る前、雨が降りそうだと大人たちが話していると「リョーコ、傘持ってるかなあ?」と心配してくれていたそう。
か!わ!い!い!


帰宅後は洗髪後の濡れた髪をタオルで拭きながらLINEで中学時代の男友達の恋バナに付き合った。
彼は途中から学校に来なくなっていて在学中は一度も話したことがなかった。
3年前の同窓会で再会。たまにLINEしあっている。
「あー、これ人生最後の恋かも」「恋に終わりが来るのが怖いんだ」だってお!
のろけまくりやがって。こんにゃろめ!
でも幸せな気持ちになったよ。頑張れ。アラフォーおじさんの恋。


なんだか内容が盛りだくさんの一日だった。
充実していたということだろうか。
それにたくさん笑った。今日一日で、笑いじわが増えたかもしれぬ。


戦争の話を見聞きすると、今、いかに自分が恵まれているのかを強く実感する。
今ある幸せに感謝しなければと改めて肝に銘じた。