世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ポニーテールとシュシュと野ばら先生

2021年08月26日 | Weblog
今日も一日暑かった。
天気予報の最高気温が35℃以上だと髪をポニーテールにすることにしている。
首が涼しくて凌ぎやすくなるからである。
今日の最高気温は37℃になると朝の天気予報で言っていたのでポニテ一択。
髪が長くて多いのできっと周囲から見たら馬のしっぽみたいだと思われているだろう。

モデルナワクチンに異物が混入していたニュースにビックリ。
妹が会社の人から受け取ったメールでは問題ないみたいで一安心。


夕食はサイゼリヤ。
ミラノ風ドリアとシーザーサラダにした。
冷製パスタを食べに来たのだが、生憎今日はルッコラが切れてしまい、出せないのだそうだ。
天下のサイゼリヤらしくない。


シーザーサラダに入っている鶏肉の美味しいことと言ったら。柔らかくて臭みがない。一層美味しくするために、オリーブオイルと塩とチーズをたくさん振りかけて食べた。




帰宅後、久々にアイロンを使用。
ついでにこの前見たらしわくちゃになっていたスワトウのハンカチもアイロンをかけた。
20年前の北京旅行で買ったもの。
目をむくほど高かったけど母に買うように強く薦められて購入。
今になってその良さが分かるようになった。
細かい刺繍は見てて飽きない。
華やかな手刺繍か紡ぎ出す規則正しい模様にうっとり。





汚れが怖くてあまりハンカチとして使うことはなく、取り出して触って鑑賞してうっとりするだけ。


隙間時間を使って、先月読了した嶽本野ばら先生の「お姫様と名建築」を読み返した。


マリーアントワネット、西太后、推古天皇、色々なお姫様が紹介されていたけれど、私はやはり陸奥亮子推し。

名前が同じであるから。
野ばら先生が作中で「亮子」と書いている…!
…読む度に耳を真っ赤にしているアカウントはこちらです…。

「亮子は捨松らとは異なり外遊の経験はありません。しかし宗光の妻となるまでは新橋の芸者だったこともあり、ダンスにせよ振る舞いにせよ手際よく自分のものにしたようです。無論、社交にも長け、外交官、外務大臣を担当した夫、宗光が鹿鳴館時代の終わり、駐米公使としてアメリカに赴いた際は同行、華やかさと話術で人々を魅了、”ワシントン社交界の華”の異名もとりました。」

素敵すぎるぜ、陸奥亮子。肖りたい。
そして挿絵のようなドレスを纏って日常を過ごしたい。

先日、野ばら先生がマスク姿を披露されていた。
正直、コロナ禍になって、ずっと見たいような見たくないような複雑な気持ちを抱えていた。
毎日コロナコロナで心が廃れそうな自分の、野ばら先生はコロナを忘れさせてくれるオアシスだったから。



唐突に拝見することになったが、驚くことに、まるで違和感がない。
マスクに自作のタグをつけてカスタムしているのも野ばら先生らしい。
時代がどうであれ、やはり野ばら先生はオアシスなのだ。
いや、マスクがどうのこうのというより、本を開けばいつも野ばら先生は読者に寄り添ってくださる。
野ばら先生が書いた一言一句を血肉にして、生きにくい時代をサバイブしていくぞと心に誓った次第。

まずは、明日も暑いそうなのでどうやって一日をサバイブしていこうかなと。
またポニテだな。ヘアアクセサリーはバレッタにしようかな。シュシュにしようかな。