世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

はやぶさの日

2023年06月13日 | Weblog
2010年6月13日。

この日から私の人生が変わった。
それまでは宇宙にあまり興味がなかった。
帰還の前、実家に帰っていた私に父クマパパが「今度、探査機が帰還するんだってね」と言ってきて、興味がない私は「ふ~ん」と素っ気ない返事をした記憶がある。

でも、はやぶさカプセル帰還の翌朝、ドラマティカルなこのニュースを見て、化粧終えたあとなのに泣いちゃって…化粧し直していたら遅刻しそうになった思い出。



はやぶさに地球を見せてあげたい、そんなプロジェクトメンバー全員の熱意、そして満身創痍のはやぶが燃え尽きる直前までデータを送り続けた健気さに、あの朝、私は泣いたのだった。

2010年06月14日 流れ星になった「はやぶさ」


はやぶさプロジェクトマネージャーの川口淳一郎先生の著書「はやぶさ、そうまでして君は」は私の好きな本10冊の中の1冊。


その中にある、川口先生がはやぶさのリエントリーの際に詠んだ歌が実に印象深い。

「まほろばに 身を挺してや 宙(そら)まどう
 産(うぶ)の形見に 未来必ず」

そうして2020年12月6日、はやぶさ2のカプセルが帰還した。
はやぶさの叡智が活かされたのである。

ということで、本日は、はやぶさの日。

我が家は、はやぶさ祭りで大盛り上がりっ♪

飲む!


戯れる!




私の仕事は、はやぶさプロジェクトのように壮大ではないけれども、はやぶさから学んだ「諦めない勇気」は確実に生きていると思う。

小惑星探査機はやぶさ-60億kmの旅を振り返る-