世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

はやぶさの日

2024年06月13日 | Weblog
「あれから14年か」
仕事中、日付を記入する度にそう思う。
2010年6月13日。
小惑星探査機はやぶさが地球にカプセルを届け、自身は大気圏リエントリーで燃え尽きた日。

あの日まであまり宇宙には興味が無くて、映画「孤高のメス」を池袋で鑑賞。
Yahoo!ニュースではやぶさ帰還が取り上げられてて、それを見て「ふーん」と思っただけだった。
翌朝のニュースではやぶさが燃え尽きる直前までデータ送信していた地球の画像を見て嗚咽。




「なんかよくわからないけど…何?この感情…」という言葉にできない感情に溺れた。
以来、帰らぬ人となった私…。

すぐに会社帰りに丸の内に当時あったJAXAiを訪れったのだった。



(このときはまだ上坂監督の作品を知らなかった。JAXAiでエンドレスに流れていた「祈り」を見てちょっと涙)

嗚呼、あれから14年。
はやぶさのお陰で宇宙クラスタの人々との良い出会いがあったし、諦めない勇気や「変態力」(いい意味で)の尊さを学んだ。

宇宙・はやぶさのイベント、講演会に行きまくった14年だった。



はやぶさプロジェクトのプロマネ川口淳一郎先生の名言「高い塔を建ててみなければ、新たな水平線は見えてこない」

(相模原市立博物館にて撮影)
そうだよな。挑戦しない人生だと見える水平線はずっと同じなんだよな、と思う。


2012年3月27日、川口先生とジャーナリストの立花隆氏の対談・講演会@新宿・紀伊國屋ホール。
あのイベントは興奮した。本を買ってサインをしてもらった。







小惑星探査機はやぶさ-60億kmの旅を振り返る-


「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」を圧縮した感じで良いね、この動画。
ラスト2分は涙腺がバカになる。
(「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」では機体が四散する様子が生々しく表現されているのだが、この動画では実写)


 

図書館で文春の林真理子先生の連載を読んで帰宅。
今週は、大学のお仕事と日本文藝家協会の総会について。
お忙しそう…。でも、真面目にひとつひとつをこなす様子が目に浮かんできて「私も頑張らないと!」という気持ちになった。

夕食はテイクアウトしたカルビ丼。


仕事で目標していたことがクリアできたので、食後にご褒美のハーゲンダッツを自分に与えた。
夜は甘いものをほとんど食べないのだけれども、今日はいいじゃん。はやぶさの日だし。



おやすみなさーい。

(我ながら可愛く描けて捨てられなくなったメモ)