世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

風邪引いた

2008年02月21日 | Weblog
やはり私には抵抗力がない。

風邪を引いたらしい。

手洗い、嗽、栄養のあるものを積極的に食べる、マスク着用をする、それらの努力に裏切られ、喉が痛み、寒気がする。

犯人はあいつしかいねぇ!

背後の席にいるオッサン。

マスクしないで、ラップばりに咳をしやがって!
一生、ゲホゲホしてろってぇの!

明後日は後輩若君の結婚式。
もしも私の風邪が悪化して鼻水ボンバーになったら、恨むぜ、オッサン。

ということで、これから葛根湯を飲んで寝よう。

ああ、もう…。

次回まで…

2008年02月21日 | Weblog
心療内科デー。

私の前の女性が相当病んでいたらしく、けっこう待たされた。
30分もあのクマ医師と何を話していたんだべ?
時々ドア越しに女性のヒステリックな声が聞こえてきたが。
さて、私はというと。
生理前の苛々はあるが、最近の私は安定している。

そんな私を見て何かを察したのか、クマ医師はマイルドなカウンセリングをしていた。
カウンセリングというか点検に近いかもしれない。
「私のココロの浮き沈みは株価に連動してるんです」
という私の言葉にクマ医師は笑っていた。
でもその笑みに疲れが含有されていたのを私は見逃さなかった。
今日は、逆にクマ医師を心配してしまった。
目が座っていたし!
「パキシルを断薬した後のことも考えてみましょうか」
と提案されたが、無理!
たしかに薬がなくても安定したココロを保つ努力はしなくっちゃとは思うんだが、なかなかそこまでは前向きになれない。
もう少しだけ、この素晴らしき文明の力に我が弱い精神を委ねていたい。

診察が終わり、会計をするときにショックを受けた。
受付に鎮座していたクマたんが姿を消して、ガラス製の雛人形になっていたんである。

寂しい。

次回の診察は3月7日。
雛祭りも終了している時期だ。

クマたんはあの座に戻れるのだろうか。
そして、次回のカウンセリングまで、私は安定を保つことができるのだろうか。
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結婚式の準備

2008年02月21日 | Weblog
木曜日は心療内科。
金曜日は歯医者。

忙しい…。

後輩若君の結婚式は土曜日。

ということで、結婚式の御呼ばれ商品を購入してきた。

・祝儀袋…いつもこのデザインを選択する。ピンク色が可愛らしい。うふ。

・ふくさ…これで何枚目の購入になるだろう。あまり使用しないので、買っては無くすを繰り返してしまう。ある意味消耗品。

・筆ペン…これも毎度毎度購入。使用後、暫くは机上に転がっているが、気づくとなくなっている。
もー、ボールペンで良くね?

秘書検定の知識を総動員し、当日は粗相のないように大人しくしていよう。

借りてきた猫になるにゃん。
にゃー。
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人生のメンテナンス

2008年02月20日 | Weblog
明るい日差しがブラインドを通して社内に入り込み、爽やかな環境で予算を作成した。だいぶ進み、少し安心。あとは一番厄介な消耗品費…がんばろ。

やれやれ。

ため息を吐きながら伸びをして、窓の外を見る。
霞がかる街並み。
もうすぐ来る春を思わせる。

この席で春を迎えるのも7回目だ。

7回も予算を組んでいるのに、どうしてテキパキと片付けられないんだろ…。

今日は吉熊上司が風邪のため休んだ。
いつも正面に座っている吉熊上司。

彼がいない時には、こうして色々と考えてしまう。

そんな日が、たまにあってもいいよね。
人生のメンテナンスをする、そんな日が。

サバイバル

2008年02月19日 | Weblog
私の周囲では、風邪が流行っている。
今週末に結婚式を控えている後輩若君も風邪を引いてしまっている。

ところで。
私の背後にいるオジサン社員の方々(3人)!

加齢臭は許せる。
朝、自席でブラッシングするのも許せる。
昼休み、隣の椅子に靴を脱いだ足を放り出して居眠りするのも無視することにしている。

食後に爪楊枝で、シーシーやるのも「老人だから」と内心諦めている。

だけど!
だけどさぁ、咳をコンコンしても決してマスクをしないって、どーよ?

風邪菌がうようよいるスプレー状の唾を平然とオフィスに散布させるなんて迷惑行為に値するんではないだろうか。

私に風邪が感染したら、可愛そうじゃない?私が。

仕方がないので、風邪防止のために、1時間に一回の嗽&手洗いを実施している。
手洗いなんて、アルコールスプレーをガンガン振りかけたり、手がガサガサになるまで洗い続けないと気が済まない。
汚れが落ちた気がしないんである。
…これって強迫性障害の基本的な症状だったりする。

昼休みに会社を抜けて、近くの商店でマスクを購入した。
午後からはそれを着用して仕事をした。
ヤられる前にヤる。いや、ヤりはしないが、防御を実行しないと当社では生きていけない。

そんなサバイバルな会社で私は仕事をしているのである。
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睹馳惡妬女、参上。夜露死苦。

2008年02月18日 | Weblog
今週末に控えた後輩殿方の結婚式。
我が部の女性三人は、二次会の受付けを幹事である課長より承った。

私たちはみんな栃木出身。
烏山、壬生、宇都宮。
いきいき栃木っ子。
チーム名は「睹馳惡睹女~とちおとめ~」
一応年配である私がリーダー。

かっけぇ!
マジ、かっけぇ!

リーダーである私は、「メッセージブック」を用意せよと課長より指令を受けた。

「お前はどうせ結婚しないんだから、良い経験だろ?自分の為に用意しようって気で探せよな!あは」
と、余計なことを言われてムカついた。
心療内科医にチクってやる。(←※心療内科は愚痴を吐くところではありません)

気を取り直して、帰りがけにデパートに寄った。
その「メッセージブック」とやらを購入するべく。
しかし、無かった。
睹馳惡妬女リーダー失格か?
ケジメとかつけないといけないのか?

あとはネットで探すっきゃねーかな。


どうも先の課長の発言にイラって、デパートにてランコムのマスカラ(イプノーズ ウォータープルーフ)を衝動買いしてしまった…嗚呼。
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黒たまご

2008年02月18日 | Weblog
お昼休み、パートさんから箱根土産をいただいた。

黒たまご。
かなり強烈な装いである。
だって黒だぜ?
たまごは白いもんだろーが?

黒たまごは、仄かに温泉の香りがした。
中は、いたって普通の茹でたまご。

これってたしか、たまごを温泉に浸けて作るんだよなあ。
1個20円のたまごを温泉に浸して、5個入りを600円で販売(バラ売りはしないらしい)。
すんげー粗利率!
ボロ儲けじゃないか!

私はメーカー品を購入する際、その会社のPLに記載してある粗利率を確認してから買うようにしている。
だって、原価が低くって粗利をバンバン取るような会社の商品なんて嫌ではないか。

そんなことは置いておいて…。
黒たまごは美味しかった!
ごちそうさまでした。
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ブログ開設 丸3年

2008年02月17日 | Weblog
ブログを開設して、今日で丸3年になる。
正直、こんなに続くとは思っていなかった。

相棒・吉熊と出掛けた記録を中心に書こうと思っていたんだが、いつの間にか

・心療内科通院日
・処方された薬
・生理日
・仕事

を記録するものと化している…。

それなら、チラシの裏に書いていれば?と思われていることだろう。
しかし、今、私自身の中に脈々と流れる感情や思ったことを、世界の中心で叫びたいという欲が出てきてしまったのも事実なわけで。

今の私には、薬や仕事が中心なんであろう。

mixiへの引っ越しを考えたこともある。

しかし、毎日のアクセス数を確認する度にその考えを圧し殺している自分がいた。

私には密かに愛読しているブログがある。
彼女に会ったこともないし、ブログにコメントを残したこともない。

毎日覗いている。
更新が滞ると心配になる。

きっとこのブログを読んでくださっている方の中にも、そういう方がいるのかもしれない。

私はそんな人たちから離れることができなかった。
今後も。

きっとここで書き続ける。

見知りの方も、
そうでない方も。
4年目の「世界の中心で吉熊が叫ぶ」も宜しくお願い致します。
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魅惑の顔剃り

2008年02月17日 | Weblog
来週、後輩殿方の結婚式に呼ばれている。

背中の開いたドレスを着用する予定である。
しかも髪をアップにするんであるが、私は毛深いんである。
そりゃ、もう。
背中なんか馬の鬣みたいに…。ふっさふさ。
歳を取ったせいか、はたまた環境ホルモンのせいか、年々男性化してゆく私。
それに比例して、体毛が濃くなっている気がする。

どうしませう。

後輩若君は社内婚なので、披露宴や二次会は当社の人間がたくさん来るらしい。
私の毛深さが周知の事実として広まってしまったら、恥ずかしくて生きていけない。

夕方。
近所に女性の顔剃りを大々的にやっている理容室があることを思い出した。

で、行ってみた。

店内に入る。
客も店員もいない。
殿方の香りが鼻についた。
私の好きな新橋のサラリーマン的香りとでも言おうか。
胸が高鳴る。

やがて奥からオバサンが店にやってきた。
この人がやってくれるのだろうか?
よかった。
殿方じゃなくて。
いくら女を廃棄している私でも、うなじをオジサンに剃られるなんて、やはり恥ずかしいというかなんというか。


「来週、結婚式がありまして…。うなじとか剃ってもらいたいんですが」
私は渾身の勇気を振り絞って言ってみた。

「どうぞー」
と言われたので席に座った。

髪を束ねてニット襟ぐりをぐいって下ろされ、刷毛で泡を塗られた。

はじめての感触。
気持ちいい。
ゾリゾリ…と、顎からうなじ、そして背中を剃られる。
剃刀についたあの泡は、私の薄汚れた角質や産毛で黒くなっていることだろうよ…とか、ふと思っていた。
また、志賀直哉の小説「剃刀」とか思い出していた。

オバサンは無言で仕事を進めていく。

基本的に会話はしないらしい。
いつも行く美容室とは違った雰囲気である。


続いて顔剃り。
メイクを落とされ、熱いタオルを顔に当てられる。
そして、またあの泡を塗られた。

何度も言うが、気持ちいい。

一応、いつも毎週末に自分で顔剃りをしているんだが、どうしても下瞼や鼻の下とか剃りが甘くなる。
今回はそんな部分をプロに初めて委ねることになる。
仕上がりに期待してしまう。

オバサンは相変わらず無言だ。
ラジオの音だけが店内に鳴り響いていた。

やがて、剃刀の勢いは胸元深くまでやってきた。
少しくすぐったい。

最後、顔をマッサージをしてくれているときにオバサンは結婚式について尋ねてきた。
そっからはもう、口火を切ったかのように彼女は喋りまくった。
「あなたの肌って剥き卵みたいわねぇ。若い人はちょっと手をかけただけでこんなに綺麗になるんだから羨ましいわぁ」
と誉められて嬉しくなった。

それから、彼女が未亡人で女手一つで子供二人を養っていること、故郷が福島県だということを私は知った。

話をしながらもオバサンの手は止まらない。
一日2箱の煙草でだるだるになった私の肌をぶるんぶるんとマッサージしてくれ、しかもおまけにパックまでしてくれた。

椅子から立ち上がる際に鏡を介して見た我が肌は、自分のものとは思えないほどの艶めきようであった。
触れてみると指が吸い付く!
かなり衝撃的だった。

「またのご来店、待ってます」

オバサンは深々と頭を下げ、私が店内から出たあとに、サインポールの電源を切った。彼女はこれから、娘と買い物に行くらしい。


東京。
独り暮らし。
誰とも話さない週末。

少しの勇気を持てば、素敵なことを手にすることができるんだ。

最近の私はそれを忘れていた。

気になる今日のお値段、2,500円。
ネットで調べたブライダルシェイブの金額、13,000円。
下町の人情に触れる…プライスレス。

しかも肌がモチモチ。

素敵な楽しみを発見した。

★画像は化粧なしの私の肌。
一皮剥けて白くなった。
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待ち人

2008年02月16日 | Weblog
連日、我がブログを読んでくださっている方はお分かりだと思うが、私はクマが好きだ。

最近、我が家にやってきた木彫りのクマ子はその特性故、一緒に就寝できない。
他のクマたちとはあたたかい羽毛布団にて一緒に寝ることができるのに…。

なので、帰宅後はクマ子を思いっきり抱き締めてあげている。

会社帰りのお父さんになったような気分である。

私の父は、私が幼少の頃、殆ど家にいなかった。
いつも残業か飲み会。

まだ週休二日制が整っていない時代だったため、土曜日を含め、平日は父と一緒にご飯を食べたことがないんである。

公務員の仕事は5時まで…彼にはそんな定説は存在していなかった。
おそらく、彼は今の私の1000倍ぐらいは疲れていたんではないだろうか。

帰ってきた父の車の音が聞こえると、パジャマ姿の私たち子供は、嬉しくて玄関まで迎えに出たものである。

ニュースステーションを見ながら晩酌をする父を囲んで、子供たちは今日あったことを父にペラペラ話した。母は炬燵に入りながら編み物をしていた。

小学館から出ている雑誌「小学〇年生」を毎月買ってきてくれた父。厚紙で製作する雑誌の付録が楽しみだった。それを疲れている父に「作って」とせがんだ我々。
子供って…残酷。


社会人になり、帰省する際、父に幾度となく訊いていることがある。

「仕事で疲れて帰ってきてさ、子供にまとわりつかれて嫌じゃなかった?」

タバコの煙を吐き出しながら言う私に父は
「子供たちがいたから仕事を頑張れたんだよ。可愛かったもの、子供」
と、いつも同じ返答をする。

ふーん。
そうなんだ。

私は、いつもそんな感想しか持たなかった。

でも、最近、分かったのだ!
彼の気持ちが。

私の帰宅を待っていてくれる者がいると、玄関前で疲れが消散するんである。
例え、待っているそれがクマだとしても。

父は来月、定年を迎える。

彼には感謝の気持ちでいっぱいだ。
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綺麗すぎるリズム

2008年02月16日 | Weblog
土曜出勤。

夕方、社長にホウレンソウをした。

しかし、逆襲され、なんかよく分からないことを訊かれた。
え?
それ、日本語?みたいな。


…?

固まる私。

思わず吉熊上司に電話をパスした!
怖かった。
山小屋でクマに夜襲された気分だったぜ。危機一髪。


嗚呼、長かった一週間が終わった。

毎朝、ブローをしながら
「昨日も同じような時間に同じことしてたなあ。いや、一昨日も、その前も…」
と思っていた。

仕事も毎日予算。

スクラップ&ビルド、前々期から前期への経費の増減率、各部から上がってきた予算…それらを踏まえて私はベストな数字を出さなくてはならない…のだが、なかなかなんとも…。


毎日のグラデーションが整っていると安心できる。
リズムが狂うと、対処方法を色々と考えなくてはならず、とても面倒臭い。

しかし、あまりにも綺麗に整いすぎていると、それはそれで気持ちが悪い。

「昨日も同じ時間同じことをしていた」
そんな風に生きていたら己の成長性というものが見込めないんではないだろうか。
私自身の鮮度が落ちてしまうのではないだろうか。

そんな苛立ちを秘めながらも、きっと同じリズムを保ちつつ、一週間という一小節を私は奏でるのだろう。
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お清め

2008年02月15日 | Weblog
今日は絶対に定時で帰る!
と朝から燃えていた。
蛭のようにべっとりと貼り付いた疲れをどうにかしたかった。
一晩で。
どうにかしたかったんである。

ドラッグストアに寄って、癒し系グッズを買ったり。

アロマオイル入りのお湯を張った盥に足を浸したり。

読みたかった本を読んだり。

目元にパックを貼ってみたり。


嗚呼、定時上がりって素晴らしいぞう!
胸騒ぎのアフタースクール♪だぞう!

最近、予算作成で煮詰まっている。

「体力の限界」って、千代の富士になりそうな勢い…。

そうそう。
後輩男子曰く、最近の私って何かに憑依されているんだとさ。
顔色が悪いらしい。
塩を頭に振り掛けてシャワーを浴びると良いって彼が言うもんだから、やってみた。昨日。
盛り塩用の塩が残っていたので、それを頭に振り掛けてみた。

「私って…何やってるんだろ…」

顔に伝う塩辛いお湯を舐めながら、そう思った。

しかもお尻に汗疹ができているので、その部分が凍みてやけに痛かった。


さて。
このまま順調にいけば、12時前には布団に入れそうだ!
布団に入ってからが長いんだが…。


おやすみなさいまし。
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新しい自分

2008年02月15日 | Weblog
会社に生けてあった花。
たぶんチューリップだと思うんだが、花弁がカーネーションみたいだ。
ギザギザしていて可愛い。
世の中には色々な花があるものだ。


さっそく、花マニアの母に写メで送った。

最近、母は私を
「亮子ちゃん」
と呼ぶ。
今まで30年間、ずっと「亮ちゃん」だったのに。

どういう心境でそう呼び始めたのだろう。

なんだか、新しい自分になった気がして不思議。
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ロッキー

2008年02月15日 | Weblog
我が家にクマがまた増えた。

他部署の先輩から誕生日プレゼントとしていただいたクマ・ロッキー。

パーカーを着用していて、なんか映画「ロッキー」を彷彿とさせる。

ふわふわしていて可愛い。
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制御不能

2008年02月14日 | Weblog
他部署の後輩女子がケーキを作ってきた。

うちの課長が喫煙所で切り分けていた。
我が部全員にも行き渡るようにしたら、一人一人の分量が少なくなってしまった。
そこに居合わせていた他部署の課長(食べる気満々)が、
「バレンタインっつーことで、男性だけに分ければいいんじゃないっすか?」
と言ったんである。
私の前で。

私は甘いものがあまり好きではないので、別に食べたいとかは考えていなかった。

しかし、言うかな?
そういう配慮に欠けた発言。

まるで「こいつにはやらなくてもいいんじゃないっすか?」と言われているようでかなり不愉快だった。


普段、こんなことでは腹を立てない私なのに。

どうしてだか、彼に激しく嫌悪感を抱いてしまった。

損なだけだって分かっていながらも、立腹コントロールが制御不能になる…これも生理前の仕業だろうか。
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