世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

テキーラの夜

2008年08月21日 | Weblog
同窓会&異業種交流会。

高校時代の同級生と飲むことになった。
私の名前から「子」の字を取り去った名前を持つ彼・R君。

高校2年3年と同じクラスだったにもかかわらず、我々は1度も会話をしたことがなかった。
この度、mixiで再会をし、飲むことになったんである。
彼のバスケ部の友達で隣のクラスのF君も参加することに…。
勿論、彼とも会話をしたことがない。

会話をしたことがないのに、飲み会は成り立つのだろうか。
不安がなかったといえば嘘になる。

しかし、池袋駅の改札でR君を遠目で見たとき、懐かしさのあまり私は雑踏の中を駆け、彼に近寄っていたのだった。
坊主頭に優しい顔立ちは変わらなかったんだが、なんか「都心のイケメンリーマン」オーラが出ていた。

途中でF君も合流し、メキシコ料理屋「SOL.AMIGO」へ向かう。
内装が、メキシコ!って感じで胸が踊った。陽気な音楽も良い。


「はじめまして…っていうのも変だよね」
という挨拶を互いにし、最初の飲み物をオーダーしたあと、名刺交換をした。
ちょっとした「異業種交流会」みたいな様相である。
R君はシステムエンジニア、F君は得意の英語を駆使して何だか難しいことをしているっぽい。
昨日の妹との飲みといい、異業種の人と飲むことは刺激になる。

14年前ぐらいに話が遡り、高校時代の思い出を語った。

学習合宿や先生のこと、同級生の今を語り、心がほっこりとした。

高校時代はなぜだか話をしなかったのに、今、こうして普通に笑いあっているのが不思議だ。
しかし、とても居心地がいい。

同じ時間、同じ空気を共有していた者たちが持てる何かがベースにあるからだろう。

あのときは青臭くって飲めなかったものが、いい感じで発酵し、やがて芳醇な香りを漂わせている。…この再会はそんな酒みたいだと、目の前のテキーラを見ながら、私は思った。
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自己実現へのプロセス

2008年08月20日 | Weblog
夏休み明けの出勤日。



各地へ出掛けた会社の人たちからお土産をいただいた。
とても嬉しいね、吉熊!


「ひょっ、ひょい…って捕ったんですよー!」
虹鱒釣りを楽しんだとややコーフンして話す後輩女子Cちゃんの様子がとても可愛いかった。

久々の仕事。
恙無く終わって安心。

昨日の心療内科デーで、クマ医師から
「物事の8割ができたらいいじゃないですか」
と言われた。
でも、残りの2割をも完璧にしないと信頼とか失うんではないか…って私は恐れてしまう。
「2割できなかった、じゃなくて、8割もできたんだって思いましょうよ」
とクマ医師は言うが、私の10割ってね、周囲の人より少ないんだよ…と思っていることを、謙遜ではなく本気で言ってみた。
その後の診察のことはあまり覚えていない。
話が久々に平行線の一途を辿ったから。途中で疲れてしまったんである。

いつも通りの薬を処方してもらい、いつも通りの薬局で薬を買った。

朝、とても不思議な夢を見た。
林真理子先生の小説「コスメティック」の主人公・北村沙美のように私がなっていたんである。
化粧品のプレスをしていて頭の切れる沙美と私は、到底、似ても似つかない。
どうしてあんな夢を見たんだろうか。


今日は久々に我が妹・芋子殿と飲むことになった。
初盆に帰省しなかった私とは違い、彼女は実家で親戚の接待をしていたらしい。
我が妹ながら感心してしまう。

新宿西口の「BOCA」でスペイン料理を堪能~♪







彼女も人生の岐路に立っていて、私より沙美度数が高くなっていることに気づいた。
いつの間にか、越されてしまった。
もう、何も妹に教えることはないんだと思った。
でもそんな陰りは一瞬で、いつも通りの姉妹に戻り、話をしては笑いまくっていた。


あの夢は、たぶん、沙美のようになるためのプロセスを楽しむチャンスがあるんだよ、楽しもうよ、という暗示なのかもしれない。
私には幸い、クマ医師のような支え、そして恵まれた人間関係がある。
そんな中で、自分を信じて、夢…というか、なりたい自分像(北村沙美)を築き上げることをもっと楽しまなければ損ではないかと思い始めたんである。

人生を切り開いていく妹の声を聞きながら、そんなことを考えていた。



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旅日記

2008年08月19日 | Weblog
更新しました。
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ただいま

2008年08月18日 | Weblog
ただいま帰宅しました!

素敵な旅を満喫してきました。


東京駅に到着して、まず気づいたこと。

涼しい…。

私が関西に行っているあいだに、夏は終了してしまったんだろうか。


さてと。

荷物をほどきましょうか。

やれやれ。
どっこいしょ。
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新たなる助走

2008年08月18日 | Weblog
8月18日(月)
旅、最終日。
若干、お疲れモード。目覚めたら9時を軽く過ぎていてホテルのモーニングを食べ損なう。残念。
広島駅の近くの喫茶店でモーニングを食し、バスに乗り込む。
行き先は安佐動物公園。
棒を振り回すツキノワグマのクラウドくんに会いに行くのもこの旅の目的のひとつだった。

山の奥にある安佐動物公園。
バスで小一時間を要した。

クラウドくんは

寝ていた…。
ええ、爆睡。

けっこう粘ったんだが、起きやしない。


吉熊も必死に呼びかけていたのだが…。

棒を振り回す彼の姿を撮影するべくデジカメをマスターしたと言っても過言ではない。
なので非常に残念。
仕方がないのでレッサーパンダのロンロン(風太のおじいちゃん)に癒されていた。
かわいいなあ、レッサーパンダ。
部屋と庭を狂ったように往復していた。

どーしてもクラウドくんが気になる。
もう一度ツキノワグマの檻の前でFRIDAY記者の如く粘った。

そしたらクラウドくんは、むっくりと起きて餌の入った筒をブンブン振り回すではないか。

ブンブン

落ちた餌を拾って食する

ブンブン

落ちた餌を拾って食する

か、かわいい。
餌の筒が棒に見えなくもない。
すかさず動画撮影!
その後、クラウドくんは隣の檻にいる雌グマを柵越しに見つめ「くんくん」鳴いていた。


売店でクマグッズを大人買い。
その中の一つ、クマ扇子。
クマグマしくて気に入った。

他の動物たちもちゃんといた。
さすが西日本最大の動物園。

クラウドくんで粘ったため、時間がなくなり原爆資料館と原爆ドームは行けなかった。
辛うじて原爆ドームを写真に収めた。

駅近くの「尾道浪漫珈琲」で、あずきワッフルとコーヒーを堪能。

そしてお土産をマッハで選んだ。
目玉のおやじをコレクションしている友達に、広島限定ストラップを購入。

新幹線。
喫煙席の窓側の席で窓にもたれ掛かる。

いよいよ旅が終わる。
夕日に染まる中国山脈がセンチメンタルを倍増させる。

天気にも恵まれ、本当に良い旅だった。
世の中には、私の知らないことがまだまだたくさんあるのだということを知った。


365日の、たった5日間の旅。
あとの360日は旅の助走。

明日から、また助走の毎日が始まる。

明日は心療内科デー、仕事は明後日から。

あー、現実に戻されてゆく…。




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遊女の叫び

2008年08月17日 | Weblog
8月17日(日)
午前中、電車の発車まで時間があったので尾道を散策。
思い出さなくてもいいように、体に尾道を染み込ませようと思った。


ロープウェイで千光寺に上がり、展望台から尾道を見下ろす。鳥になったような気分になる。
…遠くに見える島々は夢か幻か。

最後まで未練たらたらで尾道を後にした。やっぱり、私はこの町が好き。
好きなんだわ。

そう言えば、以前、山田優と小栗旬もお忍びで尾道に来たらしい。
彼らにシンパシィを感じてしまう。


尾道から糸崎、そして三原。瀬戸内マリンビュー号という電車で竹原へ。
そこから船で揺られること40分。


大崎下島の御手洗。
「おてあらい」ではない。「みたらい」。

港町として栄える→殿方が集合する→彼らの欲求を満たすために茶屋が発達。

御手洗は18世紀前半から中期にかけ遊郭の町として船乗りに知られるようになった。
中でも若胡子屋(わかえびすや)という茶屋が最大で、一時は100人以上の遊女をかかえていたという。
吉原や島原のように、高い格式と教養を備えていた「花魁」、修行の身の「禿」、そして宵闇の海にカンテラを灯し、沖に停泊する船に小舟をこぎ寄せ、一夜妻をつとめた「おちょろ」。
華やかさが印象的だが、いずれの遊女も身売りされてきた。
家計を救うべく、嫌々ここに連れてこられた女性もいるわけで。
逃げたくても四方を海に囲まれたこの島では無理で。

このような哀話を読んだり、またその実際に舞台に降り立つと、遊女たちの涙を心で感じる。

故郷や家族を恋しいと思いながら、お金のために自らの体を売っていた彼女たちの気持ちを考えると言葉にできない気持ちが腹の奥から込み上げてくる。


「おいらん公園」

見晴らしの良い丘の上に佇む幾つもの墓石は、遊女たちの悲痛さが蠢いていて、私を苦しくさせた。
風が吹く度に、遊女たちの三味線の音が聴こえてきたのは気のせいか。


墓石に彫られた源氏名が、華やかさの裏面にある歴史の重さを静かに語っていた。
もう、気軽に「前世は遊女だったの、私」とか言えないぐらいショッキングだった。

彼女たちの平均寿命は三十歳程度。結核や梅毒や過労のせいで短かったようだ。
また、遊女の堕胎方法は杜撰であった。冷たい水に身を沈めたり、乾燥させた鬼灯を膣に入れたりして堕胎したらしい。


潮待ち館でもらった冊子を広げて裏面を見たら、「みたらい有情」という絵が。
綺麗なんだけれども物悲しい。


町並みは凄く綺麗だった。
とにかく人がいない。
しかし、家屋からはテレビの音が聞こえてきたので、たしかに人はいるようだ。
私が東京でせかせかと生活している間も、この町ではこんなにゆったりとした時間が流れていることを考えると改めて不思議に思った。



御手洗から広島駅まで乗り継ぎが悪く、3時間ほどかかってしまった。
電車内で、めちゃくちゃキモいお兄さん(ぴたぴたのTシャツ着用&グサラン)が隣に座ってきて、寝ているふりをして私の腕に自身の腕を擦り寄せてきた。空腹でイラっとしていたのもあり、「私、ここで降りますんで(怒)」と車両移動。
自分の身は自分で守る。これ、一人旅の鉄則。


さて。
広島駅。

駅ビルの「麗ちゃん」で、「スペシャルお好み焼き」を食した。

やっぱり美味しい。
ボリュームがあったが、完食。




ホテルは優雅なインテリアが素敵な某ホテル。



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これが私の生きる道、尾道。

2008年08月16日 | Weblog
8月16日(土)
母の友達は、私が毎年一人で尾道に行くことを聞くと、
「また?きっと現地(尾道)に恋人がいるのよ」
と真剣に言うらしい。

いやー…いませんから。
ある人がある土地を好きで毎年行くことが、そんなに不思議なことなんだろうか?
とてもシンプルな行動だと私は思うのだが。
一人で行くのは、一人が好きなわけで。むしろ、一人でないと来る意味がないんである。
一人ではないと旅ではなくなる。私の求めるコンセプトから逸れてしまう。


なので、毎年、長期休暇が取れるこの時期に、一人で尾道に行くということは自分的には普通なことなのである。


朝御飯はしっかりと。
ホテルの朝御飯。
干物は自分で焼く。非日常的な作業にコーフン!
すげぇ。煙が出てるよ。


まずは熊野神社。
くまくま。
「また来れたね」
吉熊を片手にそう呟きながら写真を撮っていると、紳士に声を掛けられた。
尾道の人は優しい。
地図を片手にうろうろしていた一昨年までは、よく声を掛けられた。去年からは地図なしでさ迷えるようになった。

紳士に御袖天満宮まで案内してもらった。彼は生まれも育ちも尾道。羨ましい限りである。
入りくんだ坂の町では物心がつくと、最初に防火意識を教えられるらしい。これだけ家が密集しているのだもの。火事になったら一気に燃え広がるだろうよ。

また、大林宣彦監督についても語ってくれた。地元の人は監督を「宣さん」と呼ぶらしい。
紳士は私のデジカメで沢山写真を撮影してくれた。自分写真集作成できるかもっつーぐらい。そういえば、彼はカメラのコンクールで金勝を受賞したとか。

山の上にある千光寺までの近道を彼と歩き、文学記念館付近で別れた。


千光寺では、お決まりの絵馬。


今年は新しいことがしたかった。
千光寺にある小高い丘に登りたかったんである。鎖でできたロープを「ファイトォォ!一発!」と登るんである。何年か前、地元の人に「この上からの眺めは尾道イチの景色じゃけぇ」と言われ、毎年登ろうと試みたんであるがダメだった。
「高ければ高い壁の方が登った時 気持ちいいもんな」
って、ミスチルも歌っているし。登ってみた。

やればできるじゃん!
絶景!


尾道の猫にゃんは基本的に無愛想。


吉熊、バテ気味。


千光寺を下り、こもんのワッフル(ブルーベリーアイスワッフル)を食した。
相変わらず美味しい。ここは大林宣彦監督の「ふたり」に出てきた。
つーか、「ふたり」。
台詞、全部暗記している…。
いくつもの坂道を歩きながらあの歌を口ずさむ。
「風にこの手かざして
見えない森訪ねて
あなたの歌を探してかくれんぼ」(草の想い)


そして、「ふたり」の千津子の事故現場。
北尾千津子さん…あなたは私の道しるべです。
合掌。


艮神社の近くで吉熊の撮影をしていたら、上の方からご婦人に声を掛けられた。
「まあ!可愛らしいクマちゃん!」
声の主は大古ミーシャさん。尾道の壊れかけた家屋を修復し、ハーブ庭園を作った。宮崎駿監督の「魔女の宅急便」に出てくるキキの実家みたいな雰囲気の家だった。もしくはターシャチューダーの家。

気品のあるミーシャさんと話をしていると、なぜだろう、凄く元気になる。
彼女は五感セラピストであり、魔女らしい。気さくな魔女さん。


離れにある和室にはハープと楽譜。
あと、クマがいっぱい!
クマクマクマ!

麓に降り、朱華園でラーメンと餃子を食する。待ち時間20分。幸い天気も曇りで日差しがない分、待つのは難儀ではなかった。ぽにょぽにょした背脂がクセになる。


「ふたり」に出てきた電信柱。


三階建の不思議な建造物。


その近くの肉屋のシャッター。


夕暮れ時の尾道の町は、ノスタルジック度倍増!

海沿いを歩いていると
「お嬢ちゃん」
と声を掛けられた。
お嬢ちゃん
お嬢ちゃん
私?

声の主に近づくと、漁師さんだった。
漁師さん、こんなに暑いのに長袖をお召し?…と思いきや

入れ墨

だった。

痛いのが嫌いで、採血で喚き、ピアスの穴も開けられない、そんな私。
入れ墨など、この先一生縁がないだろう。入れるとしたら鮭をくわえてるクマかな。

「お嬢ちゃん、どこから来たの?」
「東京です。毎年尾道に来てるんです」
「え!なんで?」
「尾道が好きなのです」
「いくつ?」
「三十歳」
「子供いるんじゃろ?」
「いえ」
「旦那いるんじゃろ?」
「いえ」
「じゃ、彼氏と来てるんだ?」
「…いーえ」

尾道生まれの尾道育ちの入れ墨のおじさんは、尾道を愛する私を気に入ってくれたらしい。
別れ際、私の手の甲に口づけを…。

え…?


締めは桂馬の蒲鉾。
ホテルで夜景を眺めつつの晩酌。

旅は靴ずれ、夜は寝酒~♪


アダルト系の有料番組表を眺めたんだが、そのタイトルに笑った。
個人的に「極道レズ」っつーのが気になった。


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浮世離れした視覚的快楽

2008年08月15日 | Weblog
8月15日(金)
倉敷散策。

ホテルのチェックアウトが11時だったので、朝風呂に入ったりして、のんびりと支度をする。


まずは大橋家。
200年前の家屋。
切妻造りが美しく、また漆黒の床に外からの光が薄く届いている様子はなんとも言えぬ風情があった。
洋館も好きだけれども、こういう日本家屋もいいなと思った。
思ったら最後。
なりきるのが私。
気分はもう、地主のご令嬢。
小作農の次男・熊吉と禁断の恋に落ちて悩むのよ。
ほーっほっほっほっ!(注…喪黒福造ではない)。


白壁が縁取る運河沿いをたらたらと歩く。
やたら眩しい。
そう太陽光線が白壁に反射して、町全体がキラキラしているんである。

風にそよぐ柳、川のせせらぎ、白壁、…浮世離れした視覚的快楽を堪能。



はらへりへりはら。
目星をつけていたうどん屋さんが大混雑していたため、大正亭というお店で遅めの昼御飯。


岡山ったら、アレだ。ままかり。
ままかりと鰆のお寿司を食した。
…世の中にこんなに美味しいものがあったのか!っつーぐらいの感動だった。
味音痴で子供の味覚を持つ私だが、これは本当に美味しかった。
鰆はかぼすと塩をつけて口の中に入れると、風味を残したまま溶けていくんである。ままかりは醤油でいただいた。クセがなくて優しい味がした。

女将さんと少し話した。ままかりについてもレクチャーしてくれた。
まんま(ご飯)を隣の家に借りにいくぐらい美味しいから、ままかり。へぇ。


阿智神社に登る。

暑い中、階段を…ちょっとしたアスリートな気分。休むと足が動かなくなりそうだったので、ひたすら上を見て登った。
登りきったところにある神社からの眺めは絶景で、風が気持ちよかった。極楽。
正直、倉敷にはあまり興味がなかった。母の強い薦めで旅行プランに加えたのだが、行って良かった。
飛騨高山と栃木市と川越を足したような情緒のある町だった

夕方、尾道に向かう。
倉敷から在来線で1時間ちょっと。
東尾道から尾道に入る前、デジカメの動画で車窓を撮影した。尾道マニア炸裂。

いとしの尾道。

「ただいま」
と言いたくなる、私の第2の故郷だ。




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ねぇ君。愛は痛いのです。

2008年08月14日 | Weblog
8月14日(木)
京都散策。

蹴上駅到着。
あっそうそう、ここに来る前、電車内でお坊さんに遭遇したんだっけ。
クマっぽくて道鏡(太股3つ…笑)みたいなお坊さんと、1駅分ぐらい見つめ合ってしまった…。袈裟姿が凛としてて大変素敵だった。



まずは「インクライン」
私の大好きな作家・嶽本野ばら先生の作品「カフェー小品集」の「眠りの国、青い屋根の人の家」に出てきたところ。
ここで主人公の「僕」と「君」は、キスをするのですね。世界の終わりのようなキスを。

ねぇ、君。
愛は痛いのです。


キスをする相手はクマか?
ふと、吉熊を見た。
うーん。公共の場ではよしておこう。


線路づたいを歩く。敷石の形が面白い。


少し歩いて「無鄰庵」
日本史で出てきたような。
洋館フェチの私。
「洋館」「京都」で検索したらここがヒットして、気になっていた。


洋館の2階は薄暗く、とってもブッキーだった…。
私が宜保愛子だったら、絶対に何かが見えるに違いない!

ここで日露戦争開戦が決定されたのね。
隣の部屋には山縣有朋さん愛用の椅子とテーブルがあった。


庭はTHE・日本というような感じ。
小さいけれども、情緒は満点。
さすがは京都。


道沿いに歩き、平安神宮へ。
白砂に鮮やかな朱色が眩しい。


銀閣寺へ行くが、まさかの
 修 復 中 …。
ごーん。

あったまに来たので、さっさと去る。


気を取り直して、哲学の道を歩く。
ひたすら歩く。

蝉時雨を浴びながら、涼やかな川辺りをちんたらちんたら。
今、気づいた。
私は京都そのものよりも、「京都にいる自分」が好きなのだということを…!

そんなことを考え、ぼんやり歩いていると川に落ちそうになる。おっとっと。


よーじやでお買い物♪

そして、京都のメインスポット!


熊野若王子神社。

くまくま!
クマの神社。
熊野。

吉熊がいなければ多分絶対に寄らなかったであろう渋めの神社。

誰もいないYO!

ここでは梛木のお守りを購入~♪災いをナギ倒してくれるらしい。期待度大。

ぢつは、ここ、初めて訪れる場所ではないんである。
母曰く、28年前に家族で来たことがあるらしい。運命を感じてしまうのは旅情のせいだろうか。



「叶 匠寿庵」にて、抹茶と和菓子を食した。
甘いものはあまり好きではないんだが、京都で和菓子という高揚感を味わいたかったんである。もちろん美味しくいただいた。




続いて南禅寺。
門、でかすぎ。

深い歴史に思いを馳せる。


虎の児渡し…枯山水、萌え。

木々の間を縫うように回廊が建物を繋いでいる。…ええ、迷子になったさ。


水路閣。
ローマ風の水道橋。
赤煉瓦が美しい。


18:13の新幹線で倉敷に向かう。

またね、京都。


20時、倉敷のホテルに到着。
夜景がとてもきれい。
…あ、あれ、チボリ公園じゃね?



近々閉園するらしいチボリ公園。
風前の灯火か。


嗚呼、足が棒のようだ。
京都駅で購入した柚子の入浴剤で旅の疲れを取ろうではないか。
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熊千代どすぇ

2008年08月13日 | Weblog
8月13日(水)
8:00。
東京駅。
天気はくもり。

ブルブル唸って待機をしている新幹線のエンジン音が、旅のプロローグを告げる。

鉄ちゃん吉熊、N700系にコーフン気味。




京都到着。
既に怪しい暑さを実感。
すれ違う人々の関西弁に胸が高鳴る!

舞妓コスプレに興じた。
昨年はピンクの着物を着た。今年はエメラルドグリーンの着物を選ぶことにした。ぢつは、昨年、ピンクかこのエメラルドか迷っていたんである。涼やかで良いではないか。
化粧と着付け、かつらの装着で約1時間。



いざ、野外へ…!

「ジャパニーズ、マイコ!」
そう言って近づいてくるたくさんの外国人観光客を、今年も騙した…。
あいむそーりー、どすぇ~。

昨年私の舞妓ショットを撮影してくれた素敵殿方は退職したもよう。残念。今年も会いたかったなあ。
今回は彼の同期の方に撮影をしてもらった。京都生まれの京都育ち。なかなか良い青年だった。汗を垂らしながらシャッターを押す姿が、いとをかし。

観光客に写真を撮られまくり。すっかり悦に入る。
今までの人生でこんなに人気者になれた瞬間があっただろうか。
優雅に笑みを浮かべつつ、ふと、そんなことを思っていた。

燦々と照りつける太陽。
不思議と汗はかかない。しかし、かつらの中の暑さは相当なもので、たぶん脳みそが40%ぐらい溶けたと思われ。

化粧を落とすのに、いつも苦労する。
…そう、自分で落とすのだ。落とす過程がけっこうグロい。口紅の紅を落とす瞬間なんて、顔面アートみたいなんである。
落としたあとは、いつもの自分の顔を作る。ふー。落ち着く。

鴨川までぶらぶら歩いた。




鴨川近くのカフェ「ソワレ」
青い照明の落ち着いた空間で、ゼリーポンチを食した。
色とりどりの硝子細工のようなゼリー。
ふるるんとして、美味しかった。



うっとりしていたら、吉熊上司から仕事の件で電話がキター!なんだか懐かしい。



十三やにて、柘植の髪留めを購入。
店員さんの黒々としてまっすぐな髪が羨ましい。



錦市場を歩く。
たしか、高校時代の修学旅行、この近辺に宿泊した気がする。
天井のステンドグラスがなんともレトロ。
おばんざいの匂いが食欲を湧かせた。



英多朗でカレーうどんを食した。
…暑いのに。


四条駅から烏丸線で京都駅へ。


京都駅の天井。モダンな感じがする。


そんなこんなで一日目、終了。



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あばよ、日常。

2008年08月12日 | Weblog
いよいよ明日から、5泊6日の一人旅に出る。

※…旅行ではなくて旅。

日常を忘れて、純度100%の旅人になる予定。

360日分の自分へのご褒美。
よくここまで頑張ってこれた、自分。

今夜は早く寝ようっと。

暫く更新が滞ります。

さいならっきょ。
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はじめての…

2008年08月12日 | Weblog
できた!

デジタルカメラとパソコンが繋がった!
感動。

そして…疲れた。

はじめてのアップ画像は、もちろん吉熊。
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光と影 愛と孤独を 君の中に見つけた日から

2008年08月11日 | Weblog
母は辛いことに遭遇すると、故郷の足尾に行きたくなるらしい。

私は…別に宇都宮に帰りたいとは思わなかった。
特に私の育った地域は、川があるわけでも山があるわけでもない、フツーの住宅街であるからに、愛着を持てと言われても困る。

海に行きたいと思った。

今日、ふと、死にたくなったときのことを思い出した。
睡眠薬を飲んで海原に身を任せることを、唯一、考えたときのことを。

薬を開発した人たちへの背徳、
悲しむ親のこと、
仕事の引き継ぎ、
そういうもの一切を考えられずに、ただひたすら、ここから逃げ出して楽になりたいと夜な夜な画策を練っていた。
死の方向へ一直線に意識を向けていた。


吉熊はどうなるのだろうか?

枕元で私の隣にいる吉熊を見つめた。
夜だというのに粒羅な瞳をぱっちりと開けている吉熊が薄明かりの中にいた。

この子は私が死んだら塵として廃棄されるのだろうか。
数年は遺品として管理されるんだろうが、普段から吉熊を「ただの汚れたクマ」としか認識していない家族のことだ。
火曜日の燃える塵の日に捨てるに違いない。

あの夜、私は「生きていこう」と決めたんである。
天寿を全うしてからならば諦めもつくが、自ら命を絶って、その挙げ句に吉熊が塵として扱われるのは耐えられないと思った。


そう考えると、吉熊は命の恩人である。
熊だから恩熊か。


今、ようやく「生きていて良かった」と強く、そして確実に思えるようになった。

通勤途中、コンクリートの隙間から顔を覗かせている雑草の力強さにさえにも、共感と愛情を持てる余裕が備わってきた。

朝の挨拶が楽にできるようになった。
物事にあまり執着しなくなった。


吉熊は、そんな私の経過を、その粒羅な瞳で見てきたんだ。

いとおしい吉熊よ。
ありがとう。



※タイトルは「Movie Star」(Zwei)より
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39歳 男性

2008年08月11日 | Weblog
ブログ通信簿。

私、
「39歳 男性」
らしい。

そりゃ、一人称を「俺」にしたくなるわけだ。
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旅支度~♪

2008年08月11日 | Weblog
旅支度~♪

旅って支度しているときが一番楽しいと思うのは私だけだろうか。
いや、大好きな尾道を歩くのもたまらんのだが、「楽しまないと!」というプレッシャーが、旅愁と重なって泣きたくなるんである。


今回の旅でも舞妓コスプレに興じる予定。
自分大好き!

少しでも白粉が綺麗にのるように、今日は顔剃りに行ってきた。



理髪店のおばちゃんは、いつもにこやか。
接客業の真髄を見せてくれる。
私の毛穴に詰まった汚れまでも綺麗に剃り落としてくれた。
肌が吸い付く~♪
吸盤のような肌にうっとりんこ~♪
これ、一度やったら絶対にクセになる。
化粧水の吸収率が良くなる。
またファンデーションのノリが明らかに違ってくるんである。


先日、デジタルカメラといふものを入手した。



いや、以前も持っていたんだが、使わずして無くした。
汚い部屋のどこかで眠っているはず。

私は機械音痴である。
新しいものについては消極的な人間だ。
だからブログ用の写真もすべて携帯の写メで賄っている。
毎年の夏旅のときは「写ルンんです」も持参している。

「写真撮ってもらえますか」
とお願いするときの気まずさったらない。
頼まれた人はいつも明らかに困惑しているんである。
「…え?いまどき?」
みたいな。

そんな私、もう嫌だ!
今年の夏こそ、デジタルカメラを涼やかに使用しようではないか!

鼻息荒く箱を開封する!
…メモリーカードといふものがないと駄目らしい。

んだよ!

いささかがっかり。

家電量販店でメモリーカードとやらをGET。
お店のお兄さんに
「これに合うメモリーカードをください」
と、デジカメ片手に懇願。
お兄さんは優しく丁寧に説明してくれた。


取扱い説明書片手に悪戦苦闘。

USBなんちゃらとか初めて知った。
マイコンピューターを何年かぶりに開いた。
リムーバブルディスクがなんちゃらで、意味不明。

世の中の人々はこんなことを容易くやっているのだろうか?

パソコンに向かっていたら、こんな時間になっちゃったではないか!
やば…ッ!



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