世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

癒しの旅 1

2008年11月23日 20時42分40秒 | Weblog
11月22日

癒しの旅。
いざ箱根へ!
と思いきや、熱海行きを思い立った。
母(の友達)が、熱海のMOA美術館が良かったと言っていたから。

もうね、ここ、最高。
これは人にススメたくなるわな。
まず、豪華。
入口からひたすらエスカレーターを乗り継ぐんだが、その天井がビューティフォー!
あんぐりと口を開けて眺めてしまった。



ムーアの広場に立つ。
雨女の私。
今日は燦々と降り注ぐ太陽の日が眩しい。
それにしても立派な美術館だ。


そして、ガラス張りのロビーの前に佇むと、前方は海!
青い空と海、地平線。
海が一面の絵になったようだ。


今日の展示物は「黄金のジパング展」
これ、上野で見たんだよな…。
金でできた打ち掛けとドレスはじっくり見たが、それ以外は早足で。

MOA美術館には、屋外に茶屋がある。
茶屋の門から庭園を歩くと、真っ赤な紅葉が秋の日差しに浮かんでいるのが見えた。
なんて綺麗なんだろう…。




美術館内には能楽堂もあった。
外国人が見たら「オ~!ジャパニーズ!」と絶叫するだろう。
能楽堂を生で見るのは初めてである。
厳かな雰囲気に、息をするのも緊張してしまう。



つづいて起雲閣へ。
元々は岩崎財閥の別荘で、その後は旅館になり、多くの文豪に愛された。
和洋折衷の素敵な建造物である。
洋館フェチの私は洋館で写真撮りまくり。



移動は、湯~游~バスっていう一日乗り放題のバスを利用した。
移動中、ガイドさんがありったけの知識を楽しそうに披露する。
初めはうるさいなあと思っていたんだが、とても熱心に説明をするガイドさんに次第に惹き付けられていった。
彼らのおかげで、植木等のマンションやら、坂道が多い熱海では自転車を利用する人があまりいないということを知った。

走り湯で下ろしてもらい、中まで案内してもらったりもした。
煙が立ち込める小さなトンネルの先には、湯が湧き出ているのが見えた。スルーしてしまいそうな小さな観光スポットだったが、行って見るのと見ないのとでは後々思い出の比重が違ってくる。



こんなに熱く故郷を語ることは私にはできない。
多くの著名人をはじめ、熱海は愛されている土地だと感じた。
また、NHK「小さな旅」のオープニングテーマの作曲者が旅館大野屋の次男だという地味な情報をGETした。


熱海の親水公園では「Toshi復活ライヴ」が開催されるもよう。
ガイドのおじさんに
「トシキのライヴに行くんでしょ?」
と言われた。


トシキ…
もしや、「トシ」と「ヨシキ」をコラボしちゃった?

Toshiね。
好きでしたよ。
ええ、シングルを3枚ぐらい持っていましたとも。
寒くなってきたし、箱根の湯が私を待っている気がしたので、断念。
いざ箱根へ!


歩いてすぐのホテルにチェックイン。
湯船に入る前、体を洗う。
寒い~。

冷えきった体を、湯船にどっぼ~ん!
あったか~い!
ぐっへ~。

今回の旅の目的は「小室さんを想う旅」
大好きな小室さんが逮捕されたあの日から、私はずっと元気がなくて、このままではいけない!と思い、今回の旅を決めた。

湯に浸かりながら

「温泉でも行こうなんていつも話してる
 落ち着いたら仲間で行こうなんて
 でも
 全然暇にならずに
 時代が追いかけてくる
 走ることから逃げたくなってる」

フレーズが胸にしみる。(WOW WAR TONIGHT)
今宵、どこかで、小室さんは妻と6回目の結婚記念日を祝っているはずである。
保釈されて良かった。

小室さんのことを考えていたら長湯してしまったようだ。
身も心もぽかぽかとあたたまった。

温泉の効能は肌にも如実に出た。
化粧水着けなくても肌がつるぴか★

部屋に戻り、熱海で買ったわさび漬けと蒲鉾を肴に、かんぱ~い!


たまらんね。
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天下の剣の如く

2008年11月21日 21時51分33秒 | Weblog
昼過ぎの便で、母と妹はアメリカへと旅立った。

私も負けじと。
明日から箱根へ。

湯治。
ええ。
心も体も、どっぷりと治してくるつもりだ。

♪箱根の山は天下の剣

「箱根八里」という歌を覚えたのは小学6年生の1学期。
東京の小学生の修学旅行先が日光だというように、宇都宮の小学生の修学旅行先は鎌倉&箱根だった。

修学旅行の前、箱根にちなんだ歌を、と音楽の時間に覚えさせられたんである。

作曲者は滝廉太郎。麗しき眼鏡男子。むっは~!
ちなみに先日亡くなられた筑紫哲也は、滝廉太郎の妹の孫に当たるそうだ。
滝廉太郎の半生を描いた映画「我が愛の譜 滝廉太郎物語」が密かに好きだ。

嫉妬、憧れ、切なさ、美しさといった女性のギスギスしたものをあの映画ほどクールに、そしてコンパクトに表現したものはないと思っている。


大分県出身のボンボン廉太郎は東京芸大に入学する。

体を壊して帰省した彼に密かに憧れているのは女中フミ。
素朴な女である。

一方、芸大の同級生であるお嬢様ユキ。ピアノが上手だが、廉太郎の出現により、自信喪失。
廉太郎へのライバル心が、いつしか恋心にメラメラと発展。

フミは新潟へ妾奉公に出されることになった。
その前に一度、廉太郎に会いに行く。


「ちょっと待っててください」
と廉太郎に言われるがまま、校門で待つフミ。
門から出てくる女学生たちの姿は羽織袴でTRENDY。
しかしフミは絣の着物で、なんとなく恥ずかしい。
笑いさざめく女学生から隠れるようにしていると、現れたのはお嬢ユキ。

ユキはフミの前を通りすぎていくとき、軽く黙礼をする。

フミは「やっぱ私なんかが廉太郎さまを慕うなんて身分違いなんだわ」と思ったのか、その場を走り去る。

このシーン好き!
たまらん!
今こうして回想するだけでムラムラしてしまう。

残酷なまでの、勝者と敗者の明確化!

ユキ役は鷲尾いさ子だったんだが、もうこのときの鷲尾いさ子の堂々たる美ったら、その後の私の美意識に深く影響を及ぼしたほどである。
顔に「勝利」の刻印があったもんなー。いさ子…鉄骨娘。

うちにビデオがあったんだが、あまりにも何度も観たからか、あのシーンだけ雑音が入るようになってしまった。

美というものは、その主の自信と比例するのかもしれない。
そう、箱根の山みたく天下の剣と称えられるような強烈な自信。
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ボジョレー解禁♪

2008年11月20日 23時56分54秒 | Weblog
11月の第3木曜日。
ボジョレーヌーボーの解禁日だ。

ワイン飲んで今年も川島なお美になった。
ワインったら川島なお美、
川島なお美ったら、お笑いマンガ道場…ではなくて…ワイン。
私の血はワインなの~♪とか、言ってみたい。
でも私はゲコ。
すぐに酔っぱらう。川島なお美と対極にあるような安上がりな女である。

今年はコンビニで小さなボトルを買った。
おつまみはサラミとチーズ。


かんぱ~い!
美味しい、と思うと同時に酔い始めた。
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ロハスでごわす。

2008年11月20日 23時55分07秒 | Weblog
公園で拾った色とりどりの落ち葉。

押し葉にして、表面をボンドで薄くコーティングし、葉書に貼って誰かに送ろう。
または栞にしようか。

ちょっとロハスな気分。
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光合成

2008年11月20日 23時54分17秒 | Weblog
冬…私が一番恐れているのが冬鬱である。季節性の鬱。

これからの季節、太陽光線を積極的に浴びないと、私のセロトニンのバランスは途端に崩れてしまう。

今日は天気が良かったので、昼休み、会社に隣接する公園に出た。

私のフロアからは、紅葉した木が窓越しに見える。
青い空の中、秋の日差しを浴びている葉は、赤く燃えているようだ。
燃えながら、
「こっちへおいでよ!」
と手招きをしている風に見えなくもない。
だから会いに行った。

薄暗い会社から公園に出ると、そこには夥しいほどの光が溢れていた。
瞳孔がうまく反応できず、しばらく目がちかちかした。

たくさんの木々を下から見つめる。
社内で私を手招きしていた木は、ガラス越しで見るよりもとてもイキイキとして見えた。

たかだか10分程度の外出だが、とてもリフレッシュできる公園散策。

背中で日の光を受けながら、めいいっぱい光合成をする私であった。
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ストップ!温暖化。

2008年11月19日 22時47分09秒 | Weblog
3個目の目覚まし時計に腕を伸ばし、ようやく起きられた。
その間、1個目と2個目が鳴りっぱなし。
「りんりん…」
「ピピピピ…」
「リリリリ…」
気が狂いそうな目覚まし時計の大合唱の中、モゾモゾと布団から出る。

昨日までの「少し肌寒い」から一気に冬になったもよう。
これからもっと寒くなるんだろうということは、生きてきた30年間で学んできた。
しかし、その年数がゆえ、体がなかなか追い付かない。

寒さが迫る中、私の背後の席からは熱気を感じる。

私の背後にはオッサン社員が3人も生息している。
私や後輩女子を嫁だと勘違いしているっぽい雰囲気が時々見受けられる。
あまり関わらないようにしているんだが、空気が読めない彼らの言動は一向に改善の兆しが見えない。

今朝、出勤したらオッサンが1人増殖していた。

今日一日、背後から忍び寄るパワーアップした加齢臭と、やけに大きな話し声(耳が遠いので、各々の声が大きい)に苛まれた。
オッサンたちは新人が来たことに興奮しまくり。
新人オッサンは、漂流して降り立った島の部族に歓迎される探検家みたくなってた。

昔、窓の外から、隣接する公園で甲高い奇声をあげる子供にイラっとした私に、吉熊上司は、
「仕事に集中してないからだよ。俺は気にならないもん」
と言った。

そのときは「そうかな」と思ったが、今回のこの職場環境って、どうよ…。

まあ、既存オッサンたちよりも若くて仕事もできそうだから、私や後輩女子を嫁のように使うことはないかと思うが。


そんなこんなで、今年の冬は、背後での異常温暖化を感じ続けるのであろう。
とほほ。
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蛇の夢

2008年11月19日 22時46分34秒 | Weblog
あれはどこの河原だろうか。
深い森に流れている一本の川。そこに掛かる吊り橋の上で、私はひどく狼狽をしていた。

私がペットとして可愛がっていた大蛇が川の濁流に浮かんでは消え、消えては浮かんでいた。
助けようとも、濁流に身がすくんでしまい、どうすることもできずにいる私。

ナゼか、蛇には首輪とリードを付けていた。

引っ張れば良いのに。
私はリードを離してしまった。

いくら可愛がっている蛇とはいえど、濁流に揉まれた蛇は興奮して私を噛むに違いないと咄嗟に思ったからだ。

あのとき、流されていく蛇の目が忘れられない。


なんとも後味の悪い夢を見たものだ。

でも蛇の夢って縁起が良いらしい。
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週末、仙人になるべく…

2008年11月18日 21時34分14秒 | Weblog
今週金曜日から、母と妹はラスベガスに行くらしい。
カジノで一稼ぎしてきてほしい(妹はくじ運が良い)。

いいな、妹。

けれども、8年前、私も母に北京に連れていってもらった。
これでチャラだろうか。
母は「子供たちは3人とも同じぐらい可愛いんだよ」と言っている。
昔は「弟ばっかり!」と母を責めたが、もうどうでもいい。そんなこと。
私個人が親からしてもらったことを思い出すと、そんなくだらないこと、糞ぐらいに思えてくる。

ただ、お土産はクマを連れてきて欲しい。
ラスベカス産のクマちゃん…どんなんだろうか?楽しみ~!
あと、二人が無事に帰ってきてくれないと困る。
母は好奇心旺盛なので、ツアーにはぐれ砂漠で迷子になりそうである…。妹にすべてを委ねよう。


私も、今週末はちょっと旅に出ようかと思っている。
小室さんが逮捕され、意気消沈している私。
だから、今週末は一人で山に籠ろうかと思案中。

好きな本と相棒・吉熊を携えて、山の中へ~。
ゆっくりと湯に浸りたい。
下界から離れ、小室さんだけを想っていたい。



先週初めからパートさんが休んでいる。
その分のフォローが大変だが、まあ何とかこなしている。


週末の楽しみをエサにして、明日からも頑張ろう。
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ビンビン★

2008年11月17日 22時51分00秒 | Weblog
決算発表説明会@都内某所。
アナリスト向けの決算説明会である。

吉熊上司が決算の概況を、社長が業界の話をする会である。

小春日和の中、後輩女子&後輩男子と監査役とで電車に揺られながら出発~!

社長を含めたお偉いさんたちが会場に到着するまでに、会場設営を終わらせた。
昔は一人でやったのに。
今や指導力のない私が指示する前に後輩女子も男子がさっさと準備してくれる。
嗚呼!感動だだもれ(←感動してる暇があんなら手伝えよ)。



説明会開始。
今日の社長は機嫌がよくて、べらべらとよく話していた。

質問も少なく、無事終了。


帰社後、部内でひっそりと打ち上げ。
決算短信の様式が変わったので、昨年までよりだいぶ楽になった。
ぶっちゃけ私は殆どなにもしていない。…ここにいていいのかな~?と思ったんだが、まっいーか!飲むぞー!


「お疲れさま~!」の一杯は、某ホルモン焼き店で。
久々の肉~!

しかも、どこの肉だかわからないというミステリー付き。
一体何のどの部分だったんだろう…。

でも、自炊をしない独り暮らしの身にとって、肉や野菜はなかなか食べる機会のない高級品である。


肉が焼けすぎて炎が出たときに、
「ね、なんか、明るくない?」
と、きょとん顔で言った吉熊上司の発言が面白かった。
網の上でじゃがいもを移動させて火消しをしたり、なんとも笑いの耐えない飲み会であった。
ちょっとしたキャンプファイヤー気分を満喫できた。

吉熊上司と後輩女子&後輩男子とで笑いながら食べた肉は、たいそう美味しかった。
改めて私は彼らと働けて良かったと思う。


ホルモン食べて精が付いた。

ハートは絶倫だぜ。

明日からも頑張ろう~!
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晩秋の雨の休日

2008年11月16日 21時12分26秒 | Weblog
朝から雨が降ったりやんだり・・・。

そんな中、母が宇都宮から上京してきた。
都内在住の私と妹で、母をアテンドした。
それにしても、私の雨女ぶりは健在である。
もー、「居るだけでごめんね」と二人に謝罪してしまう。

まずは東京都国立博物館。
紅葉は、霧靄の中でほんのりとした明るさを放っていた。まるでイギリスかどっかの公園のような雰囲気であった。


「大琳派展」

今年は尾形光琳の生誕350年目にあたる。
光琳は斬新な装飾芸術を完成させ、「琳派」という絵画・工芸の一派を大成させた。
琳派は代々受け継がれる世襲の画派ではなく、光琳が本阿弥光悦、俵屋宗達に私淑し、その光琳を酒井抱一らが慕うという特殊な形で継承されてきた。
本展は、その琳派を代表する光悦・宗達・尾形乾山・抱一・鈴木其一の6人の夢の饗宴を堪能できる画期的なものだった。
まさかの20分待ち。
一番印象的だったのは、4つの「風神雷神図」。
俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一の4人が描いた絵を一気に見比べることができた。
迫力満点。

カイゲンの「風邪ひいてまんねん」のCMでお馴染みの絵である。

たぶんここで立ち止まった人の4割ぐらいの人が「風邪ひいてまんねん」というフレーズを頭に旋回させていたに違いない。

4枚の絵の中で、私が一番気に入ったのが俵屋宗達作の風神雷神図だろうか。
絵の構図がダイナミック。
尾形光琳作のは、風神さまと雷神さまが視線を絡み合わせていて表情がユニーク。
酒井抱一作のはポップな感じ。
鈴木其一作のはただ大きいだけ。空間、無駄じゃね?


どの風神さまも…母に酷似している。
私たちが幼かったとき、母は怖かった。
1階できょうだい喧嘩をしていると、必ず2階からすっとんできて、「あんたたちはっ!」とスゴい形相で殴ったのである。
でも、もしも私が親だったらと妄想すると、殴るだけでは済まなそうだと思う。
だからそれはそれで仕方のないことだったのだ。きっと。
今の母は余裕が出てきて、まるで少女のようだ。
そんな母に美味しいものをと、浅草のアリゾナへ連れていった。
老舗の洋食屋さん。

私の大好きな作家・永井荷風先生が通いつめた店である。
店内には荷風先生の写真が飾られてあり、うっとり。
私はカニクリームコロッケとパンを食べた。
クリーミーでコクがあり、美味しくいただいた。


続いて浅草寺へ。
今日まで大開帳で本殿が開帳されていた。

オレンジ色の衣装を身に纏った外国人のお坊さんを数人見かけた。
その中の一人、ニット帽を被ったクリクリお目目のお坊さんと目があったので英語で会話をした。
週に一度の「リトル・チャロ」の実践テスト!?
何度も「Pardon?」を繰り返され、ようやく彼がタイからやってきたこと、日本食では蕎麦が好きっていう情報を得た。
一人では声をかけなかったと思う。しかし、妹と母がいると大胆になれる。

人形町で観劇をする妹&母と別れたあと、一人で三ノ輪に行った。

ここ1年、遊女がマイブームな私。

今日は遊女の投げ込み寺である「浄閑寺」へ行くことにした。

生まれては苦界
死しては浄閑寺
と句で詠われているように、病気や関東大震災で亡くなった遊女は、ここに投げ捨てられた。
その数25.000人とも言われている。

吉原の遊女との触れ合いを書いた永井荷風先生も、度々ここへ訪れていたらしい。

線香の香りが溶け込んだ霧雨が、私には遊女の囁きに思えた。



歴史の陰で儚く散った極彩色の女たちを思う。

一生は一度しかない。
その一生を遊女として生きた彼女たちを私は可愛そうだとは思わない。
きっと彼女たちもそれは望んでいないはずだ。
ただ、墓前の前に立ち全身全霊でその苦しみを理解する気持ちを、私は持っていたいと思う。


晩秋の雨の休日。
たくさん笑い、たくさん考えた一日だった。


それにしても、吉熊。
厚着をさせてごめんよ。
東京はなぜか蒸し暑かった。
ウールのコートを着用していたが、汗かまくりだった。
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時をかける三十路

2008年11月15日 23時16分16秒 | Weblog
久々に目覚まし時計をセットせずに昼まで混沌と寝て、好きなだけゴロゴロした。
本を読み、飽きたらネットをし、煙草を吸って、コーヒー飲んで。
小室さんの音楽聴いて、吉熊と遊んで。
こんなにゴロゴロしたのは久しぶりだ。
ゴロゴロ休日、サイコーっ!

…気づいたら外は真っ暗。
さっきまで「だんだん」の再放送が放送されていたのに。

これは所謂タイムリープではないだろうか。

時をかける三十路、ここにあり。

暗くなってから化粧をし、外出。

写真屋さんに年賀状を作りに行った。
今年も、夏に興じた舞妓コスプレの写真を利用することにした。
痛いと言われようがかまわない。関係ない。
客観性を故意に欠き、己の欲望のまま生きていたい。

でも、今日のブログのタイトルを「時をかける少女」ではなくて「時をかける三十路」にした自分の謙虚さが、些かかわいいと思う。
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飲ませてください もう少し

2008年11月14日 22時15分05秒 | Weblog
決算発表日。

朝からアクシデントが勃発。
パタパタしていた。

しかも、パートさんが訳あって先日から休んでいるので、彼女の仕事(物品購入、制服の発注)ものしかかってきた。

やけに電話が多く、また経理からのわけわからん要請の対応などをしていた。
合間を縫って株の状況をチラ見。
昨日のアメリカは過去3番目の上げ幅を記録したようで、日経平均株価も朝から400円高を示していた。

後場のあと、来客があり、名刺交換をして…お互い吹いた。
私の名前マイナス「子」の彼は、苗字も一緒であった。

互いに、
「良いお名前ですね」
と褒め称え合った。
汗っかきなのか、頻りに汗を拭きながら笑う彼。

穏和ムードの中、然り気無く見積もり金額を安くするようにアッピールすることも忘れない私。


今日一日、よくやったと思える。

バッティングセンターで、球を矢継ぎ早に投げられたような一日だった。
打ち返せども打ち返せども止まらない球を、辛いと思う暇もなかった。

疲れたけれども、清々しさをも感じた素敵な日だった。

今夜は自分にご褒美だ。
軽く飲むことにした。

一口目のジントニックは、涙腺を緩ますぐらい美味しかった。
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B:OCE

2008年11月14日 22時11分46秒 | Weblog
先日、縮毛矯正をかけた。
縮毛矯正をかけてから1ヶ月は、この方々たちのお世話になる。
なんでも、縮毛矯正の効果を保ち続けてくれるシャンプーとコンディショナーらしい。

爽やかな洋梨の香りが心地よい。

そんなこんなで、最近、毎日の洗髪が楽しい。
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歳時記

2008年11月13日 22時05分25秒 | Weblog
これを食べると、「ああ、冬なんだなあ」って思う。

冬ったら、DEPARTURES!
どこまでも
限りなく
降り積もる雪とあなたへの想い


閑話休題。

マックのグラコロである。
(マクドナルドのことを、関西では「マクド」と略し、関東では「マック」と略するらしい)

グラコロは冬季限定商品である。

揚げたてサクサク感たっぷりのクリームコロッケと千切りキャベツが、ふわふわのパンに挟まっている。
サイドメニューをサラダにして、飲み物をカフェオーレにすると、かなりバランス的に優れた食事になる。
適当な食生活をしている私にとってはありがたい。

グラコロといえば、包装紙。
なんと!クマなんである!

クマー…。
クマー…。

はっきり言おう。
私はグラコロが好きだ。
でも、包装紙に描かれた動物がタヌキやホルスタインやアメリカンバッファローだったら、たぶん買わないと思う。

クマだから買うんである。

だから「このクマに会うと、冬が来たんだなあ」と思う…が正しい。

冬季限定といえば、愛飲している煙草「ピアニッシモ」の冬季限定デザイン(箱の絵柄)が可愛い。
雪の結晶やらクリスマスツリーやら。


歳時記に載っているものだけが季語を表すのではない。

季節の欠片は、意外と身の回りにも転がっているのかもしれない。
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秋の空気

2008年11月13日 22時04分30秒 | Weblog
久々に晴れた。
紺碧の空を見上げ、ニヤニヤする不審者一名…それは私。

お日様、恋しかったよ。
こんな日は布団を干したいんだが、今日は出勤日。

昼休み、早めにご飯を済ませた。
12:30から開始している株の状況も動きが少なそうなので、会社に隣接する公園へ行った。

吉熊を連れてきていなかったので、いつも机にいるクマのミニマムを連れて写真撮影!

首にIDカードをぶら下げ、スーツにハイヒールを身に付けた私がクマを片手に写真を撮っていると…いつの間にか公園は閑散としだすではないか。
そして一人になった、みたいな。


ものの10分だったが、秋の空気を存分に浴びてリフレッシュできた。
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