世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

横浜で宇宙を感じた日

2024年06月15日 | Weblog
6/15
10時半に起床。やっべ。今日は宇宙の講演会があり、9時に起きようと思っていたのに!!

ということで宇宙科学·天文学の最前線@パシフィコ横浜(会議センター)。


寝坊したので途中からの参加になってしまった。


講演1「小惑星Phaethonの謎に迫るDESTINY+」
講演者:荒井朋子(千葉工業大学教授・惑星探査研究センター長)

講演2「宇宙加速膨張の謎に挑むすばる望遠鏡」
講演者:宮崎聡(国立天文台教授・ハワイ観測所長)

講演3「深宇宙船団による惑星探査と宇宙探査」
講演者:國中均(JAXA理事・宇宙科学研究所長)

私は宮崎先生の回の途中から出席。

個人的メインは講演3!
JAXA所長ではやぶさのイオンエンジン開発の責任者·國中先生、初めて生で見た!

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出ていたあの國中先生が!


めっちゃかっこよかった!
所長らしく、講演会の最後に若者にリクルートスライドを出しててワロタ。
國中先生はストイックで怖いイメージがあったけど、ユーモアな一面もあるのだな。

「宇宙科学・天文学の最前線」 SPIE ASTRO 2024 一般向け無料公開講演会


ロケットの打ち上げで、アメリカ人は打ち上がった瞬間に歓声を上げるのに対し、日本人は心配そうにじっと見守るという国民性の違いを話す國中先生のお話に聴衆、爆笑!!


嗚呼、楽しかった!!


みなとみらい駅構内にあるドトールでミラノサンドを食べた。ここは喫煙できるのでありがたい。


みなとみらい線に揺られ横浜駅で下車。
KAGAYA 星空の世界 天空の贈り物@横浜そごうを堪能。


撮影フリー。KAGAYAさん、太っ腹。


ウユニ湖のこの写真が好きで以前、写真集を買った。
ずっと見ていられる。



ぜんぶ綺麗で見入っちゃうのだけれども、私ははやぶさ帰還の写真、嶽本野ばら先生の「カフェー小品集」の「「眠りの国、青い屋根の人の家」の一番好きなシーンの現場、インクライン(桜、雪)が特別に好き。


京都で一番好きなスポットはインクラインかもしれない…。


はやぶさの帰還。



帰還時に見えた星々の解説もあり、とても興味深かった。


去年、北海道で見えたオーロラの写真。
日本でもオーロラが見られることは知っていたしニュースでも見たんだけど、KAGAYAさんの写真で見ると美しさ極まりなくてひたすら感動。





こっちは海外のオーロラ。こんなに美しいものがこの世界にはあるのだな。



天の川のこの写真も好き。


月光でできた虹とか神秘すぎじゃありませんこと?


すばる。♪目を閉じて~

宝石のような輝き。


宇宙だけでなく、KAGAYAさんは海にも潜る。くじらさん、気持ちよさそうだな。


花火も。これは長岡の花火。


KAGAYAさんの軌跡。世界中、飛び回っている。


はやぶさのカプセルが帰還したオーストラリアのウーメラ砂漠をジロジロ見てしまう…。


撮る写真も美しいが、文章も上手。KAGAYAさんのよどみがない文章は写真同様、安定感がある。


パネルに添えられている説明文もわかりやすくて、まるで小学生のように見入ってしまった。



背中がもう職人だよね、KAGAYAさん。



横浜駅で崎陽軒のシウマイ弁当(季節限定)を買って帰宅した。おこわとシウマイ、そして他の総菜が上品に収められてて大満足。



横浜ってちょっと遠いイメージがあったけど、電車に乗っちゃえば30分ほどで着く場所だ。
物理的な距離と思い描く距離に若干の剥離が生じる不思議な街・横浜。
好きなものを追うには距離なんぞ考えてしまったら駄目だ。
でも考えてしまうのはやっぱり私も歳を取ったからかな。



裸の唇で

2024年06月14日 | Weblog
6/14
心療内科デー。

待ち時間、4時間。長い!!
羽田ー台湾のフライト時間よりも長い。

その前に駅そばでキメる。
嗚呼、コロッケ・山菜そばを食べると一週間が終わるんだなって実感する。


帰宅したらポストに母ヨーコたんからの便りが入っていた。
今度海外旅行に出るのでその旅程表。
そして切手。私はお手紙を書くので助かる。




心療内科の待ち時間中にハピネス(文庫本)、読了。
ハードカバーを買った18年前から4回目の読了。今回が一番、グッときた。
ロリータファッションに疎い立川談四楼さんのあとがきも良い!文体が絹のように滑らかなのである。


ハピネスの栞は映画の鑑賞券。
映画「ハピネス」の鑑賞時、エンドロールの「原作 嶽本野ばら」で嗚咽したよね、、、の思い出。


…ん?
仲良しの受付嬢にカスハラしてる患者がいるではないか。
ネチネチ絡んでいる。
それを聞いてるのが我慢できなくて、カスハラ患者の背に向かって盛大に咳払いして威嚇してしまった!
アタイのだいじなダチに何してるんだ?!ボケ!!
ゲホゲホ!!

あとで受付嬢に「大丈夫ですか?」と言ったら、ちょっと涙ぐんでてかわいそうだった。

さて、診察。
イスに座った途端、汗がぶわっと噴き出して、まるで筑波山のガマガエル状態に。
そしたらクマ医師がエアコンをピピっと操作し、設定温度を下げてくれた。
そして「マスク、外してもいいですよ」と言ってくれた。
駅そばを食べて紙ナプキンで口を拭った際、口紅を落としてしまった。
口紅を付けていない口を晒すのは裸を見られるのと同じぐらい恥ずかしい。
「口紅付けてなくてお見苦しいんですけど」と言うと、クマ医師はなぜか「いえいえ、ふふ」っと笑った。
でもやはり暑さには敵わず、「お言葉に甘えさせていただきます」と4年ぶりにノーマスク姿をクマ医師に披露。

恥ずかしい。

(一応、クマ医師と私の間には感染症対策の塩ビ板が介在)

この一週間を報告。
「先生からいただいたアイスノンを毎日使っています。お陰さまで夢なんて見ないほど朝までぐっすりと眠れています。で、アイスノンを見ると先生を思い出します。アイスノンを尻目に入眠導入剤、睡眠薬を飲もうとする際、先生の声が聞こえてくるのです。『サイレース、マイスリーを飲むんですよね。ハルシオンは中途覚醒のときに飲むんですよね?…ね?』って。私は宵越しのハルシオンは持たない主義で、つい、ハルシオンをレギュラーメンバーとして入眠前に飲んでしまう性分です。しかし夜な夜な先生の声が聞こえてくるものですから、ハルシオンを飲むか飲まないかを考えるようになりました」
と報告した。

クマ医師、あきらかに嬉しそうだった。
そう、彼は患者が自主的に断薬減薬すると喜ぶ。
自分が処方した薬なのに。

猛烈な勢いで電子カルテに何かを記入するクマ医師。


先週から暑さ対策(汗対策)で出されている漢方薬「清暑益気湯」についてはまだよく実感がない。まだ一週間だからもう少し飲んでみてくださいとのこと。


緑内障のセカオピについては考える時間がない旨を報告(私は忙しい)。
通院している眼科医同様、クマ医師的も東大病院をプッシュ。
やっぱり緑内障界隈では有名らしい、東大病院。
資料を渡されたし、これはもはや行くべきか。
来月の眼科通院で相談しよう。


最後、クマ医師へアイスノンのお礼に科博で買った宇宙カレーをプレゼント。



最近、映画と小説で「ハピネス」祭り状態だったのでカレーが食べたくなる。恒常的に。
ハウス食品から出されている商品で、けっこう美味しい。
自分用にも買った。
科博の年パスを持っているので10%引きで買えるのが嬉しい。

スペースカレー - 宇宙日本食

次回診察での、クマ医師から発せられる宇宙カレーの感想を期待している。
喜んでくれるだろうか。
それにしても、無防備な4年ぶりのノーマスクの診察はなんだかとても緊張した。
ふぅ~。

帰宅したら私のアイスノンでアンクルジョンが涼んでいた。
「おかえり~」




アイスノンを見るとクマ医師の声が聞こえてくる。
これは「枕詞」ならぬ「リアル枕ことば」ではないか…!



はやぶさの日

2024年06月13日 | Weblog
「あれから14年か」
仕事中、日付を記入する度にそう思う。
2010年6月13日。
小惑星探査機はやぶさが地球にカプセルを届け、自身は大気圏リエントリーで燃え尽きた日。

あの日まであまり宇宙には興味が無くて、映画「孤高のメス」を池袋で鑑賞。
Yahoo!ニュースではやぶさ帰還が取り上げられてて、それを見て「ふーん」と思っただけだった。
翌朝のニュースではやぶさが燃え尽きる直前までデータ送信していた地球の画像を見て嗚咽。




「なんかよくわからないけど…何?この感情…」という言葉にできない感情に溺れた。
以来、帰らぬ人となった私…。

すぐに会社帰りに丸の内に当時あったJAXAiを訪れったのだった。



(このときはまだ上坂監督の作品を知らなかった。JAXAiでエンドレスに流れていた「祈り」を見てちょっと涙)

嗚呼、あれから14年。
はやぶさのお陰で宇宙クラスタの人々との良い出会いがあったし、諦めない勇気や「変態力」(いい意味で)の尊さを学んだ。

宇宙・はやぶさのイベント、講演会に行きまくった14年だった。



はやぶさプロジェクトのプロマネ川口淳一郎先生の名言「高い塔を建ててみなければ、新たな水平線は見えてこない」

(相模原市立博物館にて撮影)
そうだよな。挑戦しない人生だと見える水平線はずっと同じなんだよな、と思う。


2012年3月27日、川口先生とジャーナリストの立花隆氏の対談・講演会@新宿・紀伊國屋ホール。
あのイベントは興奮した。本を買ってサインをしてもらった。







小惑星探査機はやぶさ-60億kmの旅を振り返る-


「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」を圧縮した感じで良いね、この動画。
ラスト2分は涙腺がバカになる。
(「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」では機体が四散する様子が生々しく表現されているのだが、この動画では実写)


 

図書館で文春の林真理子先生の連載を読んで帰宅。
今週は、大学のお仕事と日本文藝家協会の総会について。
お忙しそう…。でも、真面目にひとつひとつをこなす様子が目に浮かんできて「私も頑張らないと!」という気持ちになった。

夕食はテイクアウトしたカルビ丼。


仕事で目標していたことがクリアできたので、食後にご褒美のハーゲンダッツを自分に与えた。
夜は甘いものをほとんど食べないのだけれども、今日はいいじゃん。はやぶさの日だし。



おやすみなさーい。

(我ながら可愛く描けて捨てられなくなったメモ)


私の刺繍

2024年06月12日 | Weblog
暑い!!
暑すぎて全裸で歩きそうだった!!
早く秋が来ないかな!!

暑いので今日の夕食は日高屋の冷麺。
今年もこの季節がやってきた。


麺がモチモチしてて美味しい。すっぱい汁、添えられたキムチが食欲を刺激する。



風呂上がりに母ヨーコたんとLINE通話でお喋り。
「野ばら先生の映画がね…」と話しかけると、「どっちの作品?(ハピネス?下妻物語?)」と答えてくれるぐらいには母を野ばら女子に育成したぞ!!
そんな母(72歳)と娘(46歳)。

ハピネスのパンフレット。野ばら先生のサイン入り。冥土の土産。




その「下妻物語」を最近、見返したのだが、やっぱり秀逸だと思う。

ヤンキーになる前、中学時代の白百合イチゴが同級生にいじめられるシーン。
以前は笑えるシーンだったのに今は違う。
前いた部署でのパワハラで軽くPTSDを患っているせいか、直視できない…。


この前、職場で上司や同僚に「下妻物語」の話をしたら「観た!面白かったよね!」と言っていた。

来月は渋谷でリバイバル上映がされるらしい。

ロリータもヤンキーも根底は同一という定義を、刺繍のごとく精緻に編み上げられた作品なので、多くの人を魅了するのだろう。

刺繍は苦手で、というか、お裁縫全般が(も)できないわたくし。

今いる部署では契約書を読み解いて稟議書を作成するという業務がある。
針も糸も使わないけど、刺繍並みの集中力を要する業務だ。
今日、初めて自分だけの力で稟議書を作って上司にチェックしてもらったのだが、ちょっとだけ訂正されるだけでOKだった。
「この部署にいてもいい」と認めてもらったようで自信に繋がり、とても嬉しかった。

これからも丁寧に編み上げていきたい。
私の刺繍。


部屋と住宅ローンと私

2024年06月11日 | Weblog
今年もやつがやってきた。
マンションの固定資産税・都市計画税の納税通知書である。

…なんか高くなってね?
明細を見てもよくわからぬが。

我が家は1年分を一括で納めている。
惚れて買ったマンションだから仕方ない。

この近辺にある、うちと似たような間取りや築年数のマンションの価格が、ここ最近、驚くほど高くなっていて吃驚する。
下手したら倍ぐらいの価格になっているのである。
本当、良い時期に買った。
今じゃ買えなかったかもしれない。


「うたコン」で歌手の平松愛理さんが「部屋とYシャツと私」を歌っていた。
これを初めて聴いたとき、私はまだ中学生2年生だった。
「あなたの苗字になる私」という歌詞にざわついた。
当時はまだ夫婦別姓なんてあまり話題になっていなかったが、この歌詞の主人公に向かって「自分の苗字に対する執着はないのか?」「易々と相手の苗字になるなんて…」という違和感を抱いていた。思春期真っ只中、大人になりかけていたということもあり、自我が爆発(婚姻年齢に達していない&彼氏もいないのに)。
公民の授業中、資料集の婚姻のページをみつめながら「私は自分の苗字で死ぬ!結婚なんてしない!」と心に誓ったのであった。
仮令、私のことが好きで尚且つ私の苗字になりたがる殿方が近寄ってきたら「何こいつ。きめぇ」と距離を置くかもしれない。
苗字云々というより、自分の人生に他人が入り込むのが嫌なんだろうな、私。


今日、この歌を「部屋と住宅ローンと私」に脳内変換しながら聴いた。

46歳の私は思い描いていた通り、苗字はそのままだし、念願の持ち家を持てた。
あれだけ執着していた我が苗字。
「マンション名(建物の名称)になってもいいかな~」と思うぐらいには買ったマンションに耽溺している。

部屋と住宅ローンと私
愛するあなたのため
毎日住み続けていたいから
時々 資産価値を上げてね
愛するあなたのため
モチベUPでいさせて~♪

部屋とYシャツと私



夕食はレトルトの野菜丼、コンビニの唐揚げ、そして天安の佃煮。

自炊した感じ。


月々の住宅ローン返済は大変だけど、あとウン年で完済できる。
固定資産税はずっとだけれども。
「生きた証」を遺して死にたいので、マンションが他人に渡ることのないように色々と頑張らなきゃ。



いいことたくさん🌹

2024年06月10日 | Weblog
朝はこれがあったから目覚めることができた。
ローソンのスムージー。

中学時代からのお友達あやみちゃんからのギフト。
とても美味しかった。ご馳走様。


夕食はファミマの唐揚げ、納豆、そして妹からもらった天安の佃煮。
佃島の天安の佃煮セット、いよいよ終盤。
6種類の佃煮を楽しめて、本当に嬉しい。


さらに今日は飲酒(ノンアルだけど)。乾杯!!



だって嬉しいことがあったんだもの!




嶽本野ばら先生が去年、三田文學に発表した小説「ブサとジェジェ」が、日本文藝家協会(理事長 林真理子先生!!)が出す、12人の作家による短篇集「文学2024」に選ばれた!!

あの、真理子先生が理事長の日本文藝家協会だぜ?

林真理子先生、嶽本野ばら先生は一生交わらないと思っていたのだが、じつは両氏には共通点がある。
・お洋服が好き。
・真理子先生はエッセイ(「野心のすすめ」など)で自分を大切にすることや人生の成熟を促している。野ばら先生は自分のコア(核)を大切に、と仰っていて、なんだか主張が似ている。
・ライター出身

今まで交わることが無かった大好きな作家先生たちが繋がるのが嬉しい。


あと一つ嬉しかったのは「虎に翼」によねさんが出たこと!久々の登場!!



よねさんも轟さんも戦争で死なずによかった。
真面目な学友・花岡さんは闇物資を拒み、栄養失調で死亡。
そんな花岡さんのことを「惚れてたんだろ?」と轟さんに問い、胸の内を吐かせて寄り添うよねさん。

あの、他人と交わらないよねさんが、ここまで変わるとは。
もうそれだけで涙。
かっちりした男装から、終戦直後だからだろうか、ちょっと着崩したソフト男装になったよねさんの様子も素敵。嗚呼、よねさん…好き。

嗚呼、この朝ドラをきっちり見るために先月から起床時間を15分早めた私。
先々週の心療内科の診察でクマ医師にそのことを告げたら驚かれた。
早起きが苦手なのに?って。

それだけハマっているのである。
友人わたと、昼休みの喫煙所でLINEを通してとらつばの感想を述べ合うのも楽しみ。


今日、会社帰りに寄ったスーパーでとらつばの主題歌「さよーならまたいつか!」が流れてて、全部聴きたくて無駄に店内をウロウロしてしまった!
米津玄師 - さよーならまたいつか! Kenshi Yonezu - Sayonara, Mata Itsuka !




マニキュアを塗りなおした。
運気は指先から入るらしい。澤穂希さんがそう言っていた。
以来、週に一度は塗りなおすようにしている。爪先が汚いと落ち着かない。



明日もいいことがありますように。


曇天にめげずに

2024年06月09日 | Weblog
10時半に起床。今日も良く寝た。
心療内科のクマ医師からいただいたアイスノンを枕にして寝てみたのだが、寝汗なしで実によく眠れた。
ありがたい。

今日は相模原ではやぶさイベントが開催されていたのだが、行く気力が無く(遠い)、近場を散策。

いつもこの時期は紫陽花やはやぶさイベントで見逃しがちな菖蒲を見ようではないかと小石川後楽園へ。
後楽園駅で下車。
門にたどり着くまでがとても難しい。
いっつも迷う。
同じ通りを何往復もしていたらガードマンと思しきおじさんに声を掛けられた。
地図を開いて丁寧に案内してくださったおかげでなんとか西門に到着。
みんな迷うのだそうだ。






回遊式の庭園をぐるりと歩く。
あ!鳥さんだ!


白糸の滝に見とれてて踏み石から落ちそうになった。




以前、梅を見に来たことがあるが、こんなに情緒豊かだったっけ。
東京ドームの隣にあるとは思えぬ静寂が新緑と共にあった。

歩き進めると、それは突如現れた。
清楚な菖蒲の花々たち!


どのコもみんな可憐で綺麗。









内庭に突入。唐門を見る。



先述のとおり、今日ははやぶさのイベントに行けなかった。
なのでせめて国立科学博物館ではやぶさを感じようではないかと水道橋駅から上野駅に移動。




科博の見るところは大体決まってて、はやぶさが持ってきたイトカワの欠片→江戸時代の女子のミイラ→クマさん。
クマさんの前足が内股気味なの、かわゆい。






はやぶさコーナーは私のパワースポット。
手術前、病理結果を聞きに行く前にお参りした。
もはや神社仏閣。



はやぶさが持ち帰ってきた背面ヒートシールド。
これを初めて見たのは2010年の夏。
帰還後、すぐのことだった。
暑い中、4時間も並んで見た。しかも歩きながら。
今は独占!じっと見つめる。



2010年6月13日。
私の人生が変わった。
はやぶさ帰還で出現した一筋の光と点が私を宇宙好きにさせたのだ。



イトカワの欠片を顕微鏡で見る吉熊。



こんな感じの尖った欠片がキラキラ光っているのが見える。



江戸時代のミイラ(女子)は豊かな髪をひとつに束ね、甕の中で眠っていた。
ほかの人骨などの標本と違い、これはご遺体なのかもしれぬ。
科博唯一の撮影禁止スポットなのも頷ける。
彼女を見るときはいつも手を合掌してしまう。




他にも見どころ満載なのだが17時になったので撤収。




建物自体も重要文化財。



年パスを使うと館内のグッズが5%引きで買える。
クマ医師にお土産を買った。(アイスノンをもらったのでそのお礼)


お腹が空いたので上野のアトレに入っている「みはし」で白玉クリームあんみつをば。
科博の年パスで白玉2コ、サービスしてもらった。


病気告知後に「あ!これからは検査とかで有給取りまくれるじゃん!平日来まくりじゃん!」と思って取得した科博の年パス。告知からもうすぐ1年か。


林真理子先生のエッセイ「食べるたびに、哀しくって…」で大学生時代にしてたあんみつ屋さんのバイトの思い出を読んで、半月ほど「嗚呼、あんみつが食べたい」と思っていた。念願がかなった。
アイスクリームに接する寒天の一部がシャリシャリするのが良い。それを餡とアイスクリームに混ぜ混ぜしながら食べると天国に行ける。

味も勿論いいのだが、女性店員の制服がとにかくかわいいのも萌えポイント。
紺地のワンピースで小さな襟と胸元に建てに並んだボタン。
とにかく上品で、同じものを欲しいと思ってしまう。

みはしサイトの採用コーナーで、その可憐さを見ることができる。

みはし 店舗スタッフ


京都のカフェー「フランソワ」さんの制服に似ているかも。
(嶽本野ばら先生の小説で知った。しかも行って確認した)


昨日、今日とゆっくり過ごせて満足。
曇天にめげずに、楽しめましたとさ。

今日の散策のBGMはこれかな。曇天の感じが良く出ている。秀逸。歌詞に「足軽」が出てくるロックサウンドは珍しいのではないだろうか。
DOES 『「曇天」(テレビ東京系アニメ「銀魂」オープニングテーマ)』


調べてみたら、DOESさんは今もご活躍をされているもよう。

DOES - 曇天 / THE FIRST TAKE

かっこいい!



紫陽花の花の色

2024年06月08日 | Weblog
12時半に起床!!よく寝た!!
首筋に冷えピタを貼ると本当によく眠れる。
納豆ご飯と妹からもらった天安の佃煮で朝食をとった。
デザートは妹夫のご両親からいただいた然花抄院の羊羹。上品な味わい。




飛鳥山に紫陽花を見に行った。
外国人観光客でごった返してたが、暑すぎず寒すぎずの良い陽気のなか、瑞々しい花たちを愛でることができて満足。


私は楚々としたガクアジサイが好み。




特にゆめかわなピンク色のガクアジサイは見飽きない。


吉熊「わあ!大きいね!」


かくれんぼする吉熊。
私「どこかな?吉熊」
吉熊「…(じっとしている)」



吉熊、ボンバヘッド!じつにファンキーである。




時々、すぐそばを電車が通過していく。



紫陽花を見ると今年も梅雨が来るんだな、と思う。



紫陽花鑑賞時の定番ソング。今年もこの歌を脳内でエンドレスに流す時期がやってきた。
小室哲哉 / Kimono Beat

ここの間奏でごはん3杯はいける。好き!!!



池袋の西武百貨店へ。
どうしても資生堂のコンシーラーが欲しかったのだが、やはり売り切れだった。
同じ資生堂系列のクレ・ド・ポーボーテを勧められる。
色々とカウンセリングを受け納得の色合いのものをゲット!
敷居が高くて縁がなかったクレ・ド・ポーボーテ。
ついに禁断の園に入ってしまった!




母は百貨店勤務時代、たしかクレ・ド・ポーボーテのファンデーションを使っていたんだよな。
ついに追いついたぜええええ!!


地元の駅に到着。
調剤薬局でお薬をゲット。
薬剤師さんとわきゃわきゃ話すのが好き。



夕食は王将。
無事に25ポイントを貯めて7%引きの証明書と250円引きの券(2枚)をゲット!!!!!!


回鍋肉はちょっと味が濃いかな。ご飯が進むけど。



湯船で「Kimono Beat」を熱唱した。小室さんっぽい歌い方で。
湿度高めのボーカルがクセになる。



「ドキドキしない?」

2024年06月07日 | Weblog
心療内科デー。
金曜恒例、駅そばでキメる。

ネギ多めのコロッケ・山菜そば。
これを食べると「今週も終わったんだな~」と思う。


今日は退勤前に上司とお話をした。
上司 「〇〇さんはもっと責任のある仕事をしたいと思ってるのでは?」
私  「今いただいている契約書の管理や発送、チェックでいつもドキドキしているので…」
上司 「俺なんかいつもドキドキしているよ!。一緒にドキドキしない?」
私  「(笑)」
という遣り取りがあり、それを思い出しながらそばをすすった。


心療内科の待ち時間にハピネスを読み返した。
先日の下妻イベントで購入し、野ばら先生にサインを入れてもらった文庫本。

映画を見てから初めての読み返し。
激しい性描写も可愛く上品に思える、嗚呼、ノバラマジック。
文庫本は持ちやすくて便利。どこでもハピネス。

さて、診察。
順天堂の治療の副作用で発汗がひどく、寝汗で中途覚醒をしてしまうのが最近の悩み。
でも前回、クマ医師のアドバイスに従い、冷えピタを首筋に貼ってみたところ、よく眠れるようになった。

「先生に言われた通り、寝る前に首筋に冷えピタを貼ったら寝汗をかくことなく、朝まで熟睡できました。先生、どうもありがとうございました」
開口一番、そう述べた。
クマ医師はとても嬉しそうに「よかったです!」と言いながら電子カルテに何かを記入。

「職場はどうですか?」と訊かれたので、先述の「ドキドキの話」をした。
そしたらクマ医師、超爆笑。
「仕事であまりドキドキしたくないですよね~」と。


緑内障の話もした。
「何の目薬を使っていますか?」と訊かれたので「ミケルナと。…あと、何でしたっけ?ロコイド?」と答えた。
医学書を捲るクマ医師は頭をかしげている。
「ミケルナは新薬ね。ロコイド?うん?」と。

丁度おくすり手帳を持参していたので渡したところ、「ロコイド」ではなく、「アイラミド」であった。
ロコイドは去年、順天堂での治療で出されていた塗り薬である。
薬の名前って難しい。覚えられない…。

眼科のセカオピを強くすすめられた。
土曜日にやっている、近所の眼科を探すのが億劫。…億劫とか言っている場合ではないのであるが。
現在通っている眼科に紹介状を書いてもらい、東大病院か心のふるさと・順天堂に行くべきか。とても今、悩んでいる。


「他なにか気になることはありませんか?」とクマ医師。
「ぜんぜんないと言えばうそになりますが、今、ここで述べるようなことはまったくないんです」と私。
クマ医師はまた嬉しそうに電子カルテに何かを記入していた。

処方箋を出された後、「待って」とクマ医師。
「これ使って」と渡されたのはアイスノン!

「これだったら何度でも使えるし!」とエッヘン顔。

「え、先生、悪いですよ。お金払いますよ」と慌てる私。

「ちょっと待ってて」と再度バックルームに引っ込むクマ医師。
どうやら袋を探しているらしい。

「あ、先生いいですよ。抱いて帰ります」と声を掛けたら、「よかった」と見送ってくれた。

大きくて重いアイスノンを我が子のように抱き、花金の歓楽街を歩く。
シュールっぽさ、極まりない。



処方変更あり
ビオスリー、マグネシウム錠、マイスリー、サイレース、ハルシオン、パリエット。
防已黄耆湯はあまり効果がなかったので清暑益気湯(セイショエッキトウ)に変更。



お年を召したものだ

2024年06月06日 | Weblog
昨晩、スーパーで買い物をした。
レトルトのごはん(5個入)、その他、こまごまとしたものを。
レジ袋代は絶対に払いたくないので、買った商品をいつもFrancfrancで買ったエコバッグに入れる。
店員さんがそそくさとピッ…ピッ…とスキャンをしているときにエコバッグを取り出して開こうとしていると、
「お会計は△△円です」
と金額を提示される。
「はい…」
とエコバッグから手を離して、財布を開けてごそごそする私(緑内障なので小銭が見えにくい)。
「お入れしますね」「お手伝いしますね」
と声をかけてくれる店員さんもいれば、昨日の女性店員(ちびまる子ちゃんのみぎわさん似)みたく、でくのぼうのように突っ立っている店員もいる。
こちらをじっと見つめるみぎわさん。
顔立ちがあまりにもみぎわさんに似ていたので、財布をまさぐる手を止めて、つい、みぎわさんをじっと見つめてしまった。

なんでレジで見つめ合ってるの、私たち!?

レジ袋の有料化ははっきり言っていじめだと思う。
金銭的にも、精神的にも。
かわいいからといってFrancfrancにて1500円でエコバッグを、しかも三つも買っちゃうし。

こうなったら意地でも現金主義・レジ袋いらない主義を押し通すぞと心に誓う。
ヒラヒラフリフリのエコバッグを擦り切れるまで使う所存。

そんな私だが、唯一、心が揺らぐときがある。
それはレジ係が外国人のとき。
彼らが日本の貨幣を取り扱うの様子が難儀そうで心が痛むのである。
(私自身、海外旅行に行く際に小銭をうまく使えない)

「オカイケイハ ニヒャクキュウジュウハチエン ニナリマス」
と言われ、お財布をごそごそしているうちに、彼らは無言で私のFrancfrancのエコバッグにそっと手を伸ばして介助をしてくれる。
「ありがとうございます。すいません」

はにかみながら商品を詰める外国人店員さん。
こういうとき私の主義は揺れるのだ。



あともう一つ。
今日は母校「雀宮中央小学校」の創立記念日だ。
1984年6月6日、「創立111年です」って校長先生が、体育館で行われた創立記念式典でおっしゃっていた。
「111って逆さにしても111ですね」と柔和なお顔で述べてらしたのをずっと覚えている。今年は創立151年。近所の正光寺を借りての開校だったと記憶している。
私がいたころは立派な築山が校庭にあり、ちょっと自慢だった。
校長先生のお話から40年。
私もずいぶんお年を召したものだ。

そりゃあレジ袋一つで滔々と文句を言い続けられるわけだ!!



本日の夕ご飯は鯵の漬け丼。
暑くなってきたのでさっぱりとしたものが食べたかったのだ。
臭みがなくてとても美味しかった。



最近、このお店に行っていなかったのでどうやら店員さんに心配されていたもよう。
2ヶ月ぶりぐらいかな。
こんなスパンを開けてしまう私にも、店員さんは「また来てください」とVIP待遇をしてくださる。帰る際にドアを開けてくれるのである。



図書館で今日発売の文春を運良く読めた。林真理子先生の連載頁に狙いを定めて読みふける。
おお!やはりドラマ「虎に翼」に涙されたのだな。寅子ちゃんが夫・優三さんの戦病死を知るシーンは正直直視できなかった。
嗚呼、それにしても真理子先生と同じドラマを観て、作家ならではの感想を読める幸福ったら…。
ドラマの感想だけでなく、フジコヘミングさんのことにも触れ、最後はクスッと笑えるオチをつけてて今週も読みごたえのある2ページだった。


商店街の煙草屋で煙草を買う際に、面白いライターも一緒に買った。
山手線の駅名が書いてあるもの。
全駅名はなくて、新宿、池袋、高輪ゲートウェイ、東京、秋葉原があった。
通院時によく使う秋葉原駅をチョイス。ヲタっぽい。



ドラッグストアにも行った。
寝汗がドイヒーなわたくし。睡眠薬はサイレースに落ち着き、漢方は万策尽きた感じ。
先週の診察で心療内科のクマ医師に「首筋を冷やして寝てみたら?」とアドバイスを受けた。
コロナワクチンのモデルナアーム対応用に買っておいた冷感シートがたくさんあり、それを使うことにした。
結果、中途覚醒なし。
熟睡できているので使い続けることに。

パッケージの「熱いビジネスに」というところにブラック企業感が…。イラストの男子、頑張れ…。

今週もあと一日。
お年を召した体はちょっと悲鳴をあげてるが、それを説き伏せ、「良い一週間でした!」とクマ医師に報告できるよう、明日も頑張ろう。



🌹映画『下妻物語』リバイバル上映決定🌹

2024年06月06日 | Weblog
映画『下妻物語』/予告/2024年7月19日リバイバル上映、決定!





上映当時、気に入ってしまい、毎週水曜日のレディースデーに、わざわざ都心の映画館までこの作品を見に行った記憶。
最近、下妻ジャスコのイベントがあり度々見返しているのだが、本当に最高傑作だと思う。
そして、20年前に泣かなかったところで泣いている(イチゴがクラスメイトからいじめられているシーンなど)。


映画『下妻物語』/予告/2024年7月19日リバイバル上映


いやー、今年の初夏はマジで嶽本野ばら先生祭りだな。
嬉しい!!





トラトラトラ

2024年06月05日 | Weblog
先週発売の文春。発売日に図書館で林真理子先生の連載のところだけをマッハで読んだ。
朝ドラ「虎に翼」のことについてが書かれてて嬉しかった!
無計画な妊娠をした寅子ちゃんによねさんがキレるシーンを林真理子先生が取り上げていたのだ。

この「虎に翼」と、毎週火曜日に放送されているドラマ「燕は戻ってこない」に、今、のめり込んでいる。
「虎に翼」はまだ数か月続くので、主人公・寅子ちゃんの成長を長い目で見守るつもり。(よねさん、早く出てこないかな←よねさん推し)。
問題は「燕は戻ってこない」である。
原作に忠実に描かれており、小説を読んでた時、頭の中で描いていたシーンがそのままドラマになった感じ。
月収14万の貧困女子が1000万円で代理母出産を引き受ける話なのだが、観てて痛々しくなる。

偶然だろうか。
「虎に翼」の主題歌「さよーならまたいつか!」の歌詞に「燕」が出てくることもあり、電車の待ち時間や入浴中にこの二つのドラマを対比させて考えていた。
そんな私にGoogle先生が面白い記事をピックアップしてくれた。


「はて?」が許されない『燕は戻ってこない』の女性たち 『虎に翼』と同時に描かれる意義

おお!!私が思っていたことを文章化してくださった!!溜飲が下った。首が捥げるほど「うんうん」唸りながら読んだ。



でも「燕は戻ってこない」の原作を読んだ私は知っている。
このまま原作に忠実に再現されるのならば、リキは最後、大どんでん返しをすることを。

最終回、リキは「さよーならまたいつか!」の「燕」のように自由に羽ばたき、「繋がれていた縄を握りしめて しかと噛みちぎる」はずだ。まさに朝ドラ主題歌の歌詞にある「蓋し虎へ」状態。

社会的弱者のリキでも「トラ」に化けられるんだぜ、とワクワクしながら観ている。

偶然かもしれないけれども、この2つのドラマが同じ時期に放送されている意味を感じたいし、もっと深く考えたい。


「虎に翼?熊にも翼をちょうだいよ」と吉熊。

昨日、お風呂に入ったからさっぱりしたね。かわいいよ。

夕ご飯はセブンイレブンのピザ。


レジのおばさんが「この商品、この前、テレビで取り上げられてたのよ」と教えてくれた。
こういうちょっとしたやり取りが好き。いかにも下町ではないか。


明日は木曜日。
文春の発売日。
更級日記の姫が「源氏物語の続きが読みたい!」とわくわくするように、私も週に一度の真理子先生の連載を楽しみにしている。

真理子先生はエッセイ「野心のすすめ」で以下のように書いていた。

「女性は入社してから数年は“ウサギ”として可愛がられなければいけない。上の人からカワイイ!と思われることは必要なプロセスなんです。ところが、その”ウサギ”のままでいつまでもいることは不可能!何故なら、自分の年齢が上がるとキツくなるのと、どんどん自分より”若くてカワイイ”子が入ってくるから。そこで、”ウサギからトラに”変わる必用があるんですね。ただし最初から“トラ”だと好かれない。切り替えるタイミングを見計るべき」と。


やっぱり「トラ」なんだね。

つーか、今日のブログ、成功した感がある。

「トラトラトラ」



月子ちゃん

2024年06月04日 | Weblog
最近、頭におリボンを乗っけるのがマイブームだったけど、今日は蝶々にした。

蛾ではありません!!


夕食は、ファミチキとレトルトの中華丼。


そして日曜日の誕生会で妹からもらった天安の佃煮。


ちなみに朝食は妹夫のご両親と妹さんからいただいたお菓子。


いずれも美味だった。
ありがたい。


先般観た映画「ハピネス」。
主人公・雪夫のお姉さんである月子ちゃん(橋本愛)のベストシーンがUPされているではないか!

映画『ハピネス』本編PV<月子編>


ロリータさんデビューの日、お父さんに殴られたときの月子ちゃんの毅然とした態度が凛々しくてかっこいい。
もし今後、親に殴られたらこういうふうに対処したいものである。

「ハピネス」の監督・篠原哲雄さんは、私の大好きな映画「命」の監督でもあることを今日初めて知った。


柳美里先生の小説を映画化したもので、江角マキコ、トヨエツ、樹木希林が出ていて、主題歌は安室奈美恵さんの「Wishing On The Same Star」という豪華な映画だった。もう22年も前の作品なのか。

お腹に宿った妻帯者との赤ん坊。そして病気で死に近づく元恋人。
二つの命が交差して、やがて各々の方向へ進む。

「ハピネス」もそうだったが、篠原監督が撮る淡々とした、押しつけがましくない「死と生」の表現方法が、私はとても好きだ。




花柄のワンピース

2024年06月03日 | Weblog
5時に中途覚醒(寝汗がひどい)。ハルシオン1錠追加のあと、地震速報のアラームで目覚めた。揺れは感じなかったけれども、最近、大きな地震が多くて怖いなと思う。

最近、頭におリボンを乗せるのがマイブームだと先般のブログに記したが、今日もおリボン。
母からのおさがりのワンピース。
裾を詰めた際に余った生地で、母がおリボンバレッタを以前、作ってくれたのだ。母ヨーコたん、GJ!




すっかり半袖ワンピースの時期になった。気づけば6月。
今月の星野道夫カレンダーの写真はクマさん!
鮭を捕獲する瞬間の、躍動感あふれる様子がたまらなくかわいい。



そして今日6月3日は華原朋美さんの1stアルバム「LOVE BRACE」の発売日。
1996年の今日、発売になったのだ。
28年前!!
どうしてこの日を覚えているのか。
自分でも謎なのだが、それだけこの発売日を楽しみにしていたからに違いない。
たしか月曜日5限目の心理学の講義のあと、CD屋さんに買いに行った。
ミリオンセラーとなった「I BELIEVE」「I'm proud」、デビューシングル「Keep yourself alive」を収録した珠玉のアルバム。

このアルバムの「Just a real love night」の冒頭、雑踏の音がNYで収録された音だと音楽雑誌に書いてあったのをずっと覚えてて(←すごい執着心)、2010年、あの都会感あふれる雑踏の音を聞くためにNYを訪れたのだった。マジ感動だったよね。で、雨の五番街で迷子になって地元の少年たちによってホテルにたどり着いたんだよね…。
「summer visit」は初夏の明け方を歌った曲で、この時期にこの歌を聴くと爽やかな海の色が瞼に広がる…。
本当に名盤だと思う。

当時、朋ちゃんが黒い服を着ているのを見て、私も黒い服ばかりを着るようになった。
朋ちゃんの「save your dream」の歌詞に「花柄のワンピース」が出てきたから、以降、花柄のワンピースを着るようになった。

まさに今日着ていたワンピースが完成形、みたいな。

このワンピースはたしかこのCDが出されたちょっと後に、母が新宿の小田急百貨店から取り寄せたもの。
超私好みでとても羨ましかった。ずっと「ほしい」「いいな」と言い続けていた。
まさか四半世紀後、自分が着るとは。しかも頭に同じ布のおリボンを乗っけて。


夕食は王将。あと1ポイントで25ポイント達成。今週中には7%引きのカードに交換するんだ!




帰宅後、映画「ハピネス」の動画で涙腺崩壊。

映画『ハピネス』本編PV<由茉の両親編>


主人公の高校生カップルも勿論魅力的なのだが、この山崎まさよし・吉田羊が演じる夫婦がとても好き。
いかにも「週末、イオンモールで普通に買い物をしている夫婦」という感じが自然と出ている。

由茉ちゃんを挟んで親子3人、川の字で寝ているシーンは泣けて泣けて…。

私は由茉ちゃんみたいに余命を宣告されたわけではないけれど、去年の夏、病気宣告の際、うちの親もこんな気持ちだったのかなと考えると申し訳なく思う。

病名を告げられて呆然とする私の横で、母は主治医・三味線先生と手術の日程についてを話し合っていた。
あの時ほど親を頼もしく、ありがたく思ったことはない。

あの日、着ていたのも今日着ていた花柄のワンピースだった。
暑い日だった。

今年も、夏が来る。


お誕生会

2024年06月02日 | Weblog
妹宅にお邪魔した。
誕生会に招待されたのである。
2年前の夏に生まれた姪っ子、そして妹夫の妹・Mちゃんのお子さん2人の誕生会も兼ねた合同誕生会である。
うちの両親、妹夫のご両親と妹家族が一堂に会するもので、年に一度、この時期に行われる。





見事なお寿司。



母が作った鶏のから揚げはほんのりニンニクの香りがして食欲がそそられる。
大好き!


ケーキはロールタワーケーキ。ろうそくの灯を消した後に分解。セパレートできる優れもの。




乃木坂の蓮月の餃子♪
世界チャンピオンの味を堪能。


他にも、ローストビーフや妹お手製の豚汁も振舞っていただいた。


甥っ子、この前生まれたと思ったらもう小1だぜ。早いよね。すっかり下町の少年になったよ。



すきま時間に子供達と一緒に遊んだ。
私自身が子供なので面倒を見るではなく、「一緒に遊ぶ」状態。


12時~17時まで、たくさん笑って飲んで食べて、楽しく過ごせた。
あちらのご両親もうちの両親も同世代なので、いつもWデートみたいになる現象が起きる。
それを見るのがとても楽しい。


あちらのご両親から然花抄院のお菓子、妹夫婦からは天安の佃煮、義妹夫婦から季季のお菓子をいただきマンモス。







妹、お疲れさま!楽しかったよ!!
ありがとう!!
おめでとう!!!


母経由で弟のグアム島土産をいただいた。
弟もありがとうだよ!!
ラヴ。



ちなみに今日の装い。
6月なので花珠パール(8.5㎝)のネックレスでキメた。あとLAISSE PASSEの紺色のワンピースで清楚感を演出。



妹宅をする際に、「蓋し」っていう意味、知ってる?と父に尋ねた。
朝ドラの主題歌の歌詞に「蓋し虎へ」ってあり、前々から父に聞きたかったのである。
(家族LINEだとスルーされそうなので直接聞きたかった)

「法曹用語らしいのよ。法学部卒のパパならば知ってるかなと思って」と尋ねたら、特に法曹用語ではないらしく、一般的に使う言葉らしい。
…使う??蓋し。