昨日、百円均一のレジで並んでいると、買い物カートに2人の子供を乗せて品物を見ているお母さんがいました。
今日の話は、お母さんではなく子供。
子供の1人は、カートの買い物かごを乗せるところに乗っていまして、つまらなさそうに座っています。──というか、半分、寝ている体制と言うんでしょうかね。
その子、大きさ的に小学1年生くらいかなぁ。
おとなしくカートの中で半寝そべり状態のままいましたが、ふと、聞こえてきたのは、
「おばあさん、こんにちは」
──という、挨拶。
こんな所で、改めておばあさんに挨拶?
──なんて思いながら彼の方を見ますが、なぜか、そこにおばあさんらしき人物は見当たらず。
なんなんだ…?
──と思っていたら、また、誰かに挨拶するんですよね。
少しずつ動くレジに並びながら、その子に近づく私。
もちろん、ジーっと見るわけにもいかないでのあさっての方を向いていたんですが…。
また、聞こえてきたんです。
「おばさん、こんにちは」
──と。
うん? おばさん?
──と思いながら、再び彼を見ると…。
うわっ
こっちを見てる
──って、私かいっ
そうなんです。
どうやらその子、列に並んでいる、まったく知らない人に順番に挨拶していたんですよ。
見ず知らずの人でも、挨拶されたら、無視するわけにはいきません。
それが子供相手なら尚更。
“ちゃんと挨拶して”なんて教えるのが大人ですからねぇ。
そんなわけで、ちゃんと挨拶を返しましたよ、えぇ。
“おばさん”という言葉が頭の中で何度も何度もリフレインしながらもねっ
まぁね…。
年齢からすれば、立派なおばさんですけど…。
これまで言われる機会がほとんどなく、知らない子から初めて言われたので、現実を思い知らされたというか…何だかとてもショックでした…
まーでも、そのうち慣れるんだろうなぁ。