普段から、柔軟剤のきつい香りに遭遇するたび不快な思いをしていますが、南風になるこの時期から更に不快指数が増します。
なにせ外で感じる短時間ではなく、家の中にいてずっとその匂いが続くんですから、ストレスが溜まる、溜まる。
私が今使っているのは「さらさ」の柔軟剤。
洗剤は粉なのでアタックやトップを使っていますが…。
その柔軟剤はピュアソープの香りで、干している時から乾くまでずっとほのか~な香りなので気に入っています。
そんな中、ふと見つけたネットの広告。
「香りでごまかさない」
「目指したのは絶対消臭」
「乾くと匂いが残らないピュアソープの香り」
「0.00」という数字
なんとまぁ、夢のような柔軟剤じゃないですか!
香りも今使っている物と同じピュアソープですし、これはもう、試してみるしかない。
──ってんで、月1回のストック用品購入時に本体+詰め替え3回分を買ってきました。
まぁ、試す量でないことは百も承知ですが、「香りでごまかさない」という自信のある言葉と「ピュアソープの香り」に「間違いはない」と、こっちも何故か自信に溢れて…。万が一香りが残っても「さらさ」くらいのほのか~な香りだろう、と思ったんですよね。
それならもう買うしかないですし、何より後で追加で詰め替えを買うのが面倒ですから、ここはもう一気に買ってしまおうと(笑)
さぁ。
「さらさ」の柔軟剤を使い切り、期待に胸膨らませて新しい柔軟剤を試してみました。
表示されている使用量は、40ml/65L。
我が家で使う水量は72Lでしたが、ここは増やさずに40mlで試してみました。
結果…。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
くさい…(T_T)
なにこの香りの主張…。
干している間もその香りが部屋に入ってくる。
そもそもピュアソープの香りじゃない気がするし。
いや、ってかピュアソープの香りが消えたからこそ、消臭系の匂いが際立ってんのか?
とにかく、無理だ。
これは続けられない。
でもどうする?
本体分は我慢できても、詰め替え用3回分のものをどう処理すりゃいいんだ…。
いやもう、最悪リサイクルに出すしかないか。
取り合えず、本体を使い切る為にも何とか我慢できる使用量を試さないと…。
──と、次の日は水量を増やしてみることに。
82Lの水に対して40mlの柔軟剤。
これでどうだと、洗濯後に蓋を開けると…。
ふむ。
前日より少し匂いは減った。
そして干してみる。
うむ。
だいぶマシだ。
これなら何とかいけそうか…と昨日も同じ水量&同じ使用量で洗ってみました。
雨が降っていたのでお風呂場の乾燥機を使いましたが、タオルはほぼ匂いもなくなっていました。
ポリエステルが入っている服は匂いが残る感じですが、やっぱりこれはピュアソープの匂いじゃないような…。
絶対無理…とまではいきませんが、軽くストレスはたまるかなぁ…なんて思いつつ、何度か同じ要領で洗って気が付きました。
おそらくこれ、粉せっけんの匂いだ…。
つまり、メーカーが言う通り「(ピュアソープの香りは)乾けば消える」という事。
タオルや綿素材は粉せっけんの匂いも殆ど気にならないんですが、化学繊維の服は粉せっけんの匂いが確実に残ります。
こうなって初めて気付く。
粉せっけんって、案外、匂いがきつい
柔軟剤の様に匂いを着て歩いているようなものではなく、服に鼻をつけて匂いを嗅いだら「う…いやだ…」という感じなので、害を感じるとしたら着ている自分自身だけだと思います。
なので、人に嫌な思いをさせることはないだけでも救いかもしれません。
でも、粉せっけんの匂いは思っていたより良い気分にはならないと分かったので、やっぱりほのか~に香る「さらさ」が私には合っているなぁ…と改めて実感しました。
そんなわけで──詰め替え用もリサイクルに出さず使う方向で──我が家での適量な使用量を計算してみました。
因みに、本来の使用量は…。
40ml/65L
30ml/30L
20ml/45L
10ml/30L
──です。
我が家の洗濯機の水量設定では、82L、72L、55L、42L、26Lなので、40ml/82Lにした分量で計算すると…。
40ml /82L
34.56ml/72L
26.4ml /55L
20.16ml/42L
12.48ml/26L
──となりました。
匂いを軽減させるために柔軟剤を少なくすると、柔軟剤本来の「ふんわりさせる」という効果が薄くなるので嫌だなぁ…と思ったんですが、実際この分量で「ゴワゴワ」という感じはしませんでした。
もともと「さらさ」のレビューが「タオルがゴワゴワする」なんていうのがあったので、きっとシリコンシャンプーを使っていた人がノンシリコンを使うと髪がきしむ…というのと同じで、今までの柔軟剤から「さらさ」に変えると「推奨使用量」を使ってもゴワゴワするんだろうな、と思います。でも「さらさ」は使用量より多くなっても不快だと思うくらい香りが残らないので、少し多めに入れればゴワゴワ感も気になりません。
毎日になると面倒でドバドバっと適当に入れがちですが、そうであっても不快だと思うくらい香りが残らないのはすごくありがたい。
それにしても…今の時代、柔軟剤も旅行用のシャンプーくらいの大きさの試供品を作ってほしいものです…。
シャンプーもそうですが、柔軟剤も簡単には変えられなくなりました…
でももういい。
「さらさ」があれば、そこから浮気しないことにします。
メーカーさん、お願いですから以前好きだった微香のハ〇ングの様に、香りがきつくなるような改良はしないでください…
あ、因みにですが…。
私にとって重要なのは柔軟剤の香りが強いか強くないか…なので、体臭が匂わない…とかいう判定はしていません(笑)