寒くなって、今年初めてシチューを作った日。
シチューを作る時には牛乳を使う人が殆どかもしれませんが、我が家は牛乳の在庫と気分と「入れる」事に気付いた時以外は、大抵水だけで作っています。
ま、ぶっちゃけ、忘れるだけなんですが(笑)
いや、でもね、牛乳を入れなくてもい美味しいんですもん。そりゃ、忘れますって
──で、今年初めてシチューを作った時は、久々に牛乳を入れたんです。
さて、夕食時にあったか~いシチューをワクワクしながら食べました。
う~ん、おいしい~
牛乳が入ったことで、どう美味しくなったかは分かりませんが(笑)、シチューは美味しいものです。
次に、少し遅れて旦那がシチューを口に入れました。
旦那 「んんっ!?」
私 「え…? なに?」
旦那 「……………」
私 「今日は牛乳を入れたんだけど…」
旦那 「……………」
私 (な、なに? 不味いの? え、濃すぎ…?)
旦那 「…美味いっ!」
私 「お、おぉ…良かった…。ってか、ビックリするじゃん」
旦那、楽しそうに笑ってました。
それから何週間か経ったとき。
区民まつりを機に、私から順番に風邪を引きましたが、最後に風邪を引いたのは旦那…というのを以前にも書きました。
一応ピークを過ぎ、海王丸を見に行ったわけですが。
その数日後、特売で初めて聞く品種のさつま芋を見つけたので、試しに2本買ってみました。
その夜、いつもはレンジでチンするのですが、今回はホイルで包んでグリルで焼いてみました。
夕食後、まだ熱い焼き芋を食べると…。
これが驚くほどねっとりとして甘い!
今まで食べた中で一番甘く、食べ終わっても余韻に浸りながら幸せを感じるほど。
後日調べたら、今注目されている品種だったらしく、ただ今、ネットで箱買いしようかと思っているほどです。
そんな甘くておいしい焼き芋を、これまた旦那が一足遅く食べ始めました。
旦那 「んんっ!?」
私 「どう? 甘いんじゃない?」
旦那 「……………」
私 「え、甘くない…?」
旦那 「……………」
私 「……………」
旦那 「芋の…」
私 「うん、うん、芋の…? (めっちゃ甘いでしょ?)」
旦那 「芋の香りが分かった!」
私 「あ、あぁ、そう…。それは良かった…。ってか、そっち!?」
風邪でずっと鼻が詰まり、嗅覚が分からなかったもので…。
ようやく治りかけてきたこの時、やっと、そのさつま芋の香りが鼻を抜けたそうです。
で、肝心の甘さは…。
めっちゃ、美味しいとのことでした。
良かった、うん、良かったよ…