あられが雨に変わってやがて降りやんだので、
愛情深い錆鉄人は大事なパパイヤの様子を見に行きました。
葉っぱは・・・
変色しているような気もするけれど今のところは大丈夫なような・・・
でも、1時間ほどで枯れてしまう事がないだけかも?
9時17分、2回目のあられが襲来
寒くなると駄目になってしまうからと言ってピーマンを採っていた天女とともに
慌てて家の中に避難しました。
「すっかり寒くなったね!」
と言いながら、居間の温度計を見ると・・・
14度もあります。
それは働き者の錆鉄人が冬囲いをした成果なのであります?
寒がりの錆鉄人は、冬に備えて着々と準備を進めて来ていたのでありました!
まずは、台所の出入り口の風除室の拡大
改造前はこんな状態だったのですが・・・
約2m延長
下に腰板を当てて、波板を屋根の下まで持ち上げてしっかりと塞ぎました!
「これで雪の中でも露天風呂に入りやすくなったぜよ!
上をふさいだので、暖かく感じる事!
日が当たっていると中はポッカポカ!
「冬はここでバーベキューをしようね!」
という事で、今までの風除室部分も大改造!
大工さんならきれいにそろえるかもしれませんが、腰板の高さが違っています。
それは下のコンクリートが排水を考慮して斜めになっているからです。
高さが違っていても機能性は変わりませんから!
そして冬囲いに着手していたのでありました。
去年は竹を支柱にしていたのですが、本格的に材木を使いました。
実はこのような材木は蔵の横に大量にあって、材木屋さんが出来るほどなのです。
我々が亡くなった時の事を考えると、材木が残っていてもしからがありませんから、使う事にしたのでありました。
煙突は、煙の排出をよくする為に
外に出た水平菅から立ち上がりの煙突まで斜めに改造していたのですが、
そこを伝って雨が犬走りの上に落ちて黒く凝れてしまうようになったので、
元通り水平に直し、竹で煙突を支えてやりました。
(円筒掃除のときにバランスが悪くて四苦八苦していたのいで、その対策です)
こちらと向こうとで段違いの部分も今年は塞ぎました!
まだかなり「竹」を使っていますが、
使いたい材料は山にような材木の下にあって、取り出すのが大変だったからです。
という事で、今年の冬は今までよりあたたかくなりそうです。
という事で、防寒対策は出来ていたのですが、
高村光太郎のように、「冬よ来い 僕に来い」とは言えません。
冬よ来ないで!僕には来ないで!
冬が来た
高村 光太郎
きつぱりと冬が来た
八つ手の白い花も消え
公孫樹の木も箒になった
きりきりともみ込むような冬が来た
人にいやがられる冬
草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た
冬よ
僕に来い、僕に来い
僕は冬の力、冬は僕の餌食だ
しみ透れ、つきぬけ
火事を出せ、雪で埋めろ
刃物のやうな冬が来た