錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

奈良1日目その2 薬師寺

2025-02-03 11:35:18 | 旅行

見果てぬ夢のゴール朱雀門から、天女が深く信奉している薬師寺に移動しました。

天女が深く信奉するようになった理由は・・・
越前和紙と薬師寺とは深い関係があり、
薬師寺の復興のための写経用紙として越前和紙が使われ
(五重塔は写経を収める費用が寄付となって再建され、今でも写経は続けられています)
平山郁夫による薬師寺玄奘三蔵院伽藍の〈大唐西域(だいとうさいいき)壁画〉も
三代目岩野平三郎氏が2年間かけて道具類、工房を整え、
2700mm×3800mmの大きさの雲肌麻紙50枚を漉き上げ、1983年(昭和58)に納められています。

そういう経緯もあって、
天女は岩野平三郎氏が漉いた写経用紙(ラクダの透かしが入っていたとの事)に
般若心経を写経して薬師寺に送った経緯があり、
それ以来、天女は薬師寺を深く信奉し、
腕輪数珠を何度も購入して(ゴムがちぎれて破損するので)
錆鉄人が車を運転するときは無事故の願いを込めて腕にはめてくれています。

余談ですが、また大河ドラマ「べらぼう」で注目を浴びている浮世絵ですが、
江戸時代の多色摺り(300回塗り重ねられたものまであるそうです)の浮世絵には
一部上物には越前奉書という紙が使われ(緻密で丈夫なので超多色刷りに適していた)
その他多くには政(まさ)(伊予政・伊予奉書)という紙が用いられていたとのことです。

続く

コメント
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