錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

チェーンソーの目立て

2017-01-12 09:02:42 | 田舎暮らし
我が家にはチェーンソーが2台あります。

あると言っても1台は父が浸かっていたもので、
父が使わなくなってからも錆鉄人は木を伐る等という事は眼中になく
仕事(一応真面目に働いていました)と登山に明け暮れ・・・
10年以上も使用していないので、恐らくキャブが詰まっていて動かないと思われます。
(それでも捨てないのが田舎暮らし)

もう1台は数年前、甥が使わなくなったからといって譲ってくれたもの。
エンジンを掛けてみたらちゃんと掛かりました。
お墓の上の山の杉の木の下をイノシシが数メートル掘って、
一部の根がむき出しになったので倒れたら下の家を壊す恐れがあったので
プロに安全な方向に切り倒してもらったのですが、
その杉の木を薪にする為に丸太切りする為にそのチェーンソーを使ったのですが・・・

その切れない事!
最後の部分を切っている時に葉先が地面に入ってしまった事も、
さらに切れなくなった原因だったと思いますが
直径50cm程の丸太を1ヶ所切るのに1時間以上を費やし、
切るというよりは摩擦ですり減らしているような感じでした。
当然、混合油とチェーンソーオイルも無駄に大量使用するばかりではなく、
必死でチェーンソーを押し付けなくてはならずヘトヘトになってしまいました。
という事で、数本丸太切りした所で断念したのでありました。

しかしながら、隠居生活の身となった錆鉄人は
荒れ放題の屋敷の樹の整理に目覚め
キンモクセイの大木によじ登って幹の上部や枝の切断を行うとともに、
屋敷に必要ない杉の木の伐採を考え、
これもよじ登って幹の上部から順に切り落としてきました。
このような作業では、たとえよく切れたとしても我が家の大きなチェーンソーでは
重くて片手では使用出来ないのでいずれもノコギリで切っていたのですが、
高さ4mほどの幹だけになった杉の木の上部から枝が何本も伸びだしてきました。

という事で、根元から切り倒す事にしました。

それにはチェーンソーの目立てが必要!
という事で目立て装置を購入し、チェーンソーにセット



ヤスリの角度を調整します。



そして、ストッパーをチェーンにセットすると、ヤスリが刃の部分に合い、
ガイドでヤスリを数回前後させれば刃が目立てできるという優れもの



ヤスリ部分は上に起こした状態で刃を送って次の刃を目立てし、
1周したらヤスリの角度を反対にして逆向きの刃を目立てします。

という事で、意気揚々と杉の木を切り倒しにかかったのですが・・・



以前よりは切れるようになったけれどもすごく力をかけて押さないとなかなか切れません。
それでも30分程で切り倒しました。



これでは丸太切りが出来ないと目立てのやり直し。
調べると、刃のメッキ部分が硬くて切れ刃になっているのに、
その切れ刃部分のメッキが剥がれてしまっています。
という事で、メッキ部分が切れ刃になるように2mmほど削り込みました。
寒い小屋の中で根気良く目立てを行い、丸太切り!

チェーンソーの残り刃が少なくなるので若干剥がれた部分が残っている程度までしか目立てしなかったので
最高の切れ味とは言えないと思いますが、
いやー、よく切れる事!
切り倒した時の10倍以上の切断速度になりました。

という事で、幹の上部をノコギリで切り落とした部分も含めて丸太切りを瞬く間に完了
死屍累々たる丸太たち



雨の当たらない屋根の下に仮積みしました。


(直径30㎝程の柿の木の幹も含む)

返す刀で裏庭に行き、
裏山の雑木や丈夫を切り落としたキンモクセイの幹をメッタ切り!



これが乾けば1月分の薪になると思われます。
(今日は雪が詰まったので昨日してしまった正解でした。)




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 太っちまった悲しみは | トップ | ワサビの夢復活! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

田舎暮らし」カテゴリの最新記事