9日は久しぶりの晴れの日、
天気予報では来週から雪が降るみたいなので、「堀池」の畑の電気柵の撤収をしました。
イノシシは冬眠していないかもしれませんが、その畑にはもう大根しかなく、
大根はイノシシに食べられないはずです。
撤収は1時間ほどで終わって、一輪車でポールや電線、電撃器、バッテリーを持ち帰り
引き続いて、薪ストーブの煙突掃除を行いました。
10月18日の点火式から約50日、結構旅行に行って留守にしたので
実際に薪ストーブを使ったのは約40日、平均5時間使用したとして合計200時間。
まだ燃え方が悪くはなっていなかったのですが、
これからはほとんどしぐれ模様の天気となり、煙突掃除ができる良い日は滅多になくなります。
新しい薪ストーブにしたので煙突の詰まり具合を確認して、今後の煙突掃除の目安を立てる必要もあります。
煙突の詰まり具合は・・・
L管のフタを外して様子は見ていましたが、まだ余裕です。
煙突掃除の道具は、これまで106㎜管で使っていたものが使用出来ました。
これを使っても水平の管の中にはこそぎ落とした煤が一杯残るのですが、
錆鉄人はそれを引き出す「耳かき」を作っていたのですが、120㎜管の曲率に合わせて修正しました。
びっくりしたのは薪ストーブから立ち上げている最初の煙突です。
煤がほとんど付いていません。
新型は火力がアップしたので、煙突の温度も上昇してこの部分には煤が付かなくなったようです。
煤は煙突の温度が150℃以下だと付着するらしいのですが、
放射温度計で燃焼時の煙突の温度を測定した時、この煙突の表面温度は確かに150℃ほどになっていました。
ところが、L管を2本繋げて外に出ていく直管の表面温度は40℃位と低く、
この直管は黒色塗装ではない普通のステンレス管なので断熱性が高いからかと思っていましたが
今度は燃焼が安定している時に諮ってみようと思います。
ちなみに、薪ストーブの設置業者は二重煙突でないとだめと断言していますが
(二重断熱煙突は大きく重いのでDIYで設置は困難な上、値段はほぼ10倍ですから業者の利益も大きい!)
少なくとも天女さんちではL管のフタを外して詰まり具合を確認し、
ひと冬に1~2回煙突掃除をすれば問題なく使用出来ます。
(DIYで設置する場合は煙突掃除のしやすさまで考えて配管すると良い)
薪ストーブを設置した使い始めの経験不足の時は、煙突を詰まらせて煙が室内に充満した事もありましたが、
その前に「燃えにくくなった」という前兆がありました。
この燃えにくくなった時は煙が多くなるので一気に煤が増え、
数日で煙突の閉塞が起こるのではないかと思われます。
燃えにくくなったと感じたら、煙突掃除が出来る天気の日が来るまでファンヒーターを焚いて暮らせば良いわけです。
という事で、外した煙突を元通りはめ込み、1時間半ほどで煙突掃除は終わりました。
煙突を外してひとつ気が付いたことがありました。
それは「バッファー」の角度です。
前の薪ストーブはレバーを本体にくっつけておけばバッファーほぼ全開だったので
その状態で燃やしていたのでしたが・・・
毎日、煙突を半分閉めた状態で点火・燃焼していたことが判明。
(新薪ストーブを設置する時に確認していませんでした。)
正しくは・・・
という事で、夕方になって点火すると・・・
点火時の燃え方がアップしたように思われます。
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