錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

ステップワゴンRP-1 「安い・早い・快適」車中泊ベッドの作り方

2016-11-19 09:59:42 | 車中泊
錆鉄人は天女と二人で20年間以上にわたってステップワゴンで年間20日以上車中泊を行ってきていますが、
昨年7月末に新型ステップワゴンRP-1/G-EX(7シーター)を購入してからも車中泊のペースは変わりません。
錆鉄人の車中泊ベッドの特徴は、
「安く、早く、快適に」(実質的に無料)

錆鉄人が買った新型のステップワゴンは、2列目シートの間に隙間がある7シーターなので
車中泊に問題が出ないか危惧していましたが、2人での就寝には全く問題はありません。
(むしろ、その分たくさんの荷物を積めるので、新米6袋に大量の野菜類を持って行く時には好都合でした)

ただし、錆鉄人は車中泊時でも運転席から出入りするので
(雨の時にスライドドアから出入りすると、布団が濡れてしまう為)
運転席からベッドに移動する時に、
うっかりすると2列目シートの隙間(布団が掛かっているにで見えない)に足を突っ込んでしまう事があり、
その対策として、12mmのコンパネ(幅50cm長さ90cm程度)を敷布団の下に渡すようにしました。

明日の午後出発して山陰の温泉旅行に行く為に、
ステップワゴンの後席をベッドにしたので、その過程を紹介します。

今回は、米子空港で温泉友達のNさん夫妻を乗せて一緒に行動するので、
かさばる板は持って行かない事にしました。
’Nさん夫妻を乗せる場合、車中泊装備は全部3列目シートとその足元に収めます。)

ご存知のように、今はどのミニバンのシートをフルフラットにしても、デコボコがひどくてとても安眠出来ません。
疲れ切って眠れたとしても、翌朝は体中が痛くなると思われるので、
いかにこのデコボコを修正して、フラットで寝心地の良いベッドを作るかが重要です。

錆鉄人は椅子用の薄く小さなクッション(座布団)を利用します。
ビーズクッションとか余分な寝袋をくしゃくしゃに置いたりしましたが、
最終的には、後片付けが簡単なこれに決まりました。

<3列目シート>

クッションを6:4か7:3程度に折り曲げて、3列目シートのへこみ部分に置き
シートバック部分を2ノッチほど上げる事で、背中の部分はほぼ平らになります。

<2列目シート>

これも、椅子用のクッションを6:4程度に折ってシートに置きます。
これだけではシートの背もたれ部分のでっぱりが大きくて、身体がエビぞりになってしまいます。
そこで、普通の座布団を数枚使って修正します。


我が家の安い座布団の厚みなら3枚が適量ですが、
足の部分は若干持ち上がっても支障はありませんので、好みの枚数で。

左右同じようにデコボコを調整して、長座布団を3枚敷いて敷布団にします。



我が家にはトゥルースリーパーもあるので使った事もありますが(数年前にNさんから貰ったものですが・・・)
敷きっぱなしなら問題はありません。(勿論、普通の敷布団もOK)
しかし、今回のように遠征の途中でベッドを片付けたい場合には
取り扱いが面倒なので長座布団に落ち着きました。(寝心地はさほど変わりません)

3つ折りのマットレスを切り離した4枚のクッションを使用することも出来るのですが、
長座布団のほうが見た目が良いので、最近は長座布団ばかり使用しています。

ネットでワンボックスカーのベッドの作り方として、
フラットにしたシートのデコボコを解消させる為に、
その上にイレクターパイプでフレームを組み、
さらにその上にコンパネを敷いて平らな床を作り、
さらにさらにその上に敷布団を敷いてベッドを作っている人もいるようですが、
錆鉄人的には「デメリットが多い」ように思います。

それは、
1.設営・撤収に時間が掛かる
  ミニバンはあくまでも普段使い+時々車中泊の車なので、まさか設置したままって事はないでしょう。
2.イレクターパイプ、コンパネの費用がバカにならない
3.イレクターパイプ、コンパネの重量が燃費悪化を招く
4.コンパネが堅いので、高性能な(分厚い)敷布団(マット)が必要となる
  コンパネの設置時は気を付けないとない内装に「傷」をつけてしまう。
  (対策としては、傷をつけないように人工皮革などを全面に張り付ければ良いが、さらに費用がかかる)
5.ベッドの下(シートの下)の空間が利用しにくい(装備品の出し入れがめんどう)
などの理由です。

錆鉄人のベッドはシートのクッションを利用しているので、
寝心地が凄く良く何日でも車中泊が可能です。

ベッドを作ったら・・・
寝袋を置きその上に毛布を掛けます。


(これは冬用の羽毛シュラフ、モンベルの#3レベル)

錆鉄人の場合は登山をしているので寝袋を何種類も持っていて
今回は米子空港でNさん夫妻を乗せて走るので、
車中泊装備を3列目スペースに収納する為に嵩張らない寝袋を使用していますが
敷毛布に掛け毛布、掛布団というように「あるもの」を使用すればOKです。
座布団なども「あるもの」ですから、
快適な車中泊ベッドを作る為に必要な出費は0円!
つまり、安くというより、無料で出来るのです。



これで、気温-5℃程度ならOK

もちろん、寒い季節の車中泊は、窓枠にピッタリ収まるように切った8mm厚の銀マットをはめ込み
断熱と結露対策をします。(防音効果も高い)
銀マットはホームセンターなどで買って、普通のハサミで切れます。

市販の窓用断熱マットは数万円しますが、
そのほぼ1/10の値段で、よりすぐれた性能を発揮してくれます。
なぜなら、市販品は厚さが薄いので断熱性能や防音性能が劣る上
(銀マットの発砲ポリエチレンは断熱性能はトップレベルで、
 市販品より熱伝導率で劣る事はなく、同じ熱伝導率なら厚いほうが断熱保温能力が良いからです)
市販品は吸盤で止める方式なので、窓枠との間に隙間が出来易いのも問題です。

銀マットは、はめ込んだとたんに暖かく感じられる優れものですから、
寒い時に車中泊をされる方にはお勧めです。
なお、銀マットは若干の結露がありますので、錆鉄人は外した時は大きなゴミ袋に入れます。

という事で、全景


枕は使い慣れたものがいいですね。


錆鉄人は本当は車中泊のベッドは、頭が前の方が良いと思っています。
それは、前席からの移動が少なく、緊急時の脱出が素早く出来て
頭が全席シートで守られている形なので安全性が高いと思うからです。
エブリイでは木材でベッドを作り、頭を前にして寝ています)
頭が前の場合、エブリイで実践しているように足の部分にテーブルを作り、
就寝する時はその上に荷物を置いておけるので、
車内で食事を作った時でも片付けが簡単に済みます。

実際に作ったベッドフレームとテーブル(3列目シートを収納して設置する)



前頭の場合、2列目シートの座面が凄く低いので、座布団を4枚敷いてから敷布団を敷きました。
ベッドフレームは作りましたが、
ほぼ連日車内で食事を作り続けるという事がないので、必要性を感じないので1回使っただけです。
(2017年4月、使用しないのに物置の場所を取っているので解体しました)




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 台湾のお土産 | トップ | 山陰の温泉巡り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

車中泊」カテゴリの最新記事