「新型アトレー&ハイゼットカーゴ」の「プロ」による記事の第二段は
車関係雑誌で売り上げNO.1のベストカーのweb版です。
(今後、続出すると思われますが・・・)
新型アトレー ハイゼットカーゴ ハイゼットトラックの実車を子細チェック! 軽商用NO.1の意地と工夫を見た!
「一般ユーザー」の支持・購入は圧倒的にエブリイワゴン&エブリイが多いのですが
「軽商用車NO.1」は運送関係への販売が多いからであります。
(実はOEMも含めた場合、エブリイ兄弟のほうが販売台数は多いのですが・・・)
エブリイと比べ今では旧型となったアトレー・ハイゼットは、
ボディ側壁やバックドア部分の傾斜が大きく、荷室の広さ・容量でエブリイに大きく差をつけられていました。
それなのに運送関係に多売されて軽商用車NO.1になっていた理由が錆鉄人には分かりませんが、
20年以上もモデルチェンジをせず、荷室だけではなくエンジンパワー、燃費、その他あらゆる部分の品質でも劣っていたので
製造コストが安く値引きが大きかったからかもしれません。
(値引きに関しては、錆鉄人個人の考えに過ぎません。)
この記事で謳っていることは
ボディの側壁・バックドア部分をほぼ垂直にして荷室寸法をエブリイ以上に大きくし(5mm、10mmですが・・・)
運送関係の拡販して軽商用車NO.1の販売量を保っていたハイゼットカーゴが
実はエブリイと比べて大きく劣っていた荷物の積載スペースを拡大し
運送関係販売台数NO.1の意地と工夫をした車だという事です。
一般ユーザーが注目すべきは以下の文章です。
アトレーで注意したいのは後席だ。乗用車から商用車に規格が変わったことで、足元空間が狭まった。商用車とするには、後席よりも荷室の面積を広く確保する必要があり、後席の取り付け位置が前寄りになるからだ。そのために足元空間が犠牲にされている。
身長170cmの大人4名が乗車した場合、5ナンバー車だった先代アトレーワゴンでは、後席に座る乗員の膝先空間が握りコブシ3つ半に達していた。それが新型アトレーでは、握りコブシ1つ少々に留まる。
しかもエンジンを前席の下に搭載して後輪を駆動するから、後席は前席と違って床が高い。先代型の後席では、足元空間が広いために足を前方へ投げ出す姿勢を取れたが、新型ではそれができない。膝が持ち上がって腰は落ち込み、膝を抱える窮屈な姿勢になる。乗員の大腿部は後席の座面から離れてしまう。
なぜ後席が窮屈な4ナンバーの商用車に変更したのか。開発者に尋ねると以下のように返答された。
「後席を使うお客様の多くは、純粋な乗用車のタントを購入される。そのために先代アトレーワゴンの使われ方を見ると、90%のお客様は、後席を格納して荷室としていた。そうなるとアトレーも、ハイゼットカーゴと同様、350kgの最大積載量をアピールしたい。そこで後席が狭まっても4ナンバーの商用車に変更した」。
これに関しては、錆鉄人の別のブログで写真入りで詳しく説明しているので、そちらをご覧ください。
錆鉄人が別のブログで述べているように、
ダイハツは利益の大きなタントやウエイクを拡販したいのであって
新型アトレーを5ナンバーにして2列目シートをスライド・リクライニングさせたら
タントやウエイクが売れなくなってしまう事を恐れたとしか考えられません。
’ストラーダを売らんが為に、ゴリラの機能を抑えているパナソニックと同じような「棲み分け」の考えだと思います。
(ポータブルナビはゴリラ以外に選択肢がない状況なのでそれでも売れていますが
エブリイという競合車があるのにこの考えは理解出来ません。)
しかしながら、90%が運送関係に販売されていたとは!
(90%が後席を折りたたんだまま使用しているというので、錆鉄人はそう判断しました。)
そして、今回も「一般ユーザーの使用を無視して」開発されたことが明白です。
でありながら、車中泊とか様々なオプションで、
いかにも一般ユーザー向けの車のように宣伝しているのは
ほとんど詐欺みたいなものだと錆鉄人は考えます。
哀しいかな、このプロの評論家は助手席には座らなかったみたいで、
もし座っていたら「これは短時間しか乗っていることは出来ない」程度のことは言ったと思います。
幅・高さ・奥行きともエブリイと比べて狭いスペースしかないのに、
さらにこの位置に発煙筒が取り付けられていて、足を動かす事さえほぼ不可能です!
錆鉄人がこの「新型アトレー&ハイゼットカーゴ」を書いているのは
CMにつられて「家族で車中泊しよう」と考えて
実際に助手席や後席に座っても見ないで購入してい後悔する人が出ないようにと思うからです。
もちろん、1人しか乗らない一般ユーザーもいると思うので
そういう人は後席や助手席の居住性は関係なく購入すれば良いと思います。
結果、新型アトレー&ハイゼットはおそらく95%が運送関係に販売され、
ダイハツの狙い通りになると思われます。
【注意】
以上は錆鉄人個人の考えであり、その内容を保証するものではありません。
実車を確認し、個人責任で購入判断をしてください。
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