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注目裁判:前橋地裁朝鮮人追悼碑、県の処分取り消し

2018-02-15 16:33:58 | 日記
時事通信の報道です。

設置更新不許可は違法=朝鮮人追悼碑、県の処分取り消し-前橋地裁
第2次大戦中、日本に労務動員され死亡した朝鮮人労働者の追悼碑について、群馬県が設置期間更新を不許可としたのは不当として、碑を建てた市民団体側が処分取り消しなどを求めた訴訟の判決が14日、前橋地裁であった。塩田直也裁判長は「裁量権を逸脱し違法」として処分を取り消した。
 判決によると、碑は2004年、同県高崎市の県立公園「群馬の森」内に、団体側が「政治的行事や管理を行わない」などを条件に建立。日本語やハングルで「記憶 反省 そして友好」などと記されている。県は、団体側が毎年開いている追悼式で、出席者が政治的発言をしたとして、14年7月に更新を不許可とし、撤去を求めた。
 塩田裁判長は、発言があった追悼式は「政治的行事」に該当し、条件違反と認定。ただ、県は原告側が示した式の自粛などの代替案を十分考慮しないまま不許可にしたと指摘し、処分は「社会通念に照らし著しく妥当性を欠く」と述べた。
 大沢正明知事は「判決文を詳細に検討し、対応を考えたい」とのコメントを出した。



その経緯はBuzzFeed Newsで詳細に書かれています。

2017年4月。群馬県立近代美術館の企画展に展示されるはずだった造形作品「群馬県朝鮮人強制連行追悼碑」が、開会当日の朝になって撤去された。
県が係争中の案件を取り扱った作品だったため、「中立ではない」と館側が判断し、作家同意のもとで撤去されたという。
いったい、どういう経緯だったのか。作品の「中立性」とは何なのか。 BuzzFeed Newsは関係者に取材をした。
まず、大枠の経緯を振り返ろう。

撤去された作品は、前橋市のアーティスト・白川昌生さん(69)のもの。群馬県立近代美術館で開かれる企画展「群馬の美術2017〜地域社会における現代美術の居場所」で展示される予定だった。
そもそもこの作品は、近代美術館がある公園「群馬の森」(高崎市)の敷地内に実在する「『記憶、反省、そして友好』の追悼碑」をモチーフにしたものだ。
碑をめぐっては、その撤去を求める県と設置主体の市民団体の間で裁判が起きている。
「追悼碑」は2004年、「戦時中に群馬で強制労働に従事させられ、亡くなった朝鮮人犠牲者を追悼すること」を目的とし、市民団体によって建てられた。県議会が全会一致で請願を採択し、県が許可を出したうえでの建設だった。
しかし2012年ごろから、碑の存在に反発した保守団体が街宣活動などを開始。2014年には設置許可取り消しを求める陳情が県議会で採択され、県も設置許可の更新申請を却下。撤去の方針が決まった。
「政治的行事及び管理」を禁止した許可条件に違反している、などの理由だ。これを不服とした団体側は県を提訴。いまも裁判が続いている。
白川さんはこうした経緯を踏まえ、「公共の場における碑の役割」を提起したいとの思いを作品に込めている。同様に碑の設置に関して揉めていた「長崎原爆投下記念碑」をモチーフにした作品とともに、2015年に発表した。


これに対して設置反対派頑張れ日本 全国行動委員会 群馬県支部の見解です。
「群馬の森」の朝鮮人追悼碑の撤去をめぐっては無駄に長い法廷闘争が続いています。
 朝鮮人追悼碑を建立した「追悼碑を守る会」が発行した小冊子(小冊子のタイトル:『消し去られた歴史』をたどる・群馬県内の朝鮮人強制連行)によれば、 強制連行された朝鮮人は下記(朝鮮人強制連行検証結果)の現場に連れてこられて、強制的に働かされたのだそうです。
 しかし引用元などの検証の結果、随所に捏造・改竄と思われる箇所があることがわかりました。



争うべきは、事実以前に公園にふさわしいものであるかどうかだと思いますが。
石川県金沢市にはとんでもないものが不法に作られ、撤去されずにあります。多くの日本人を爆弾で殺した韓国人賛美記念館がなぜ金沢に?
ほったらかしにしておくと増殖しますので、きちんと法的に対処しなければいけません。