教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Tさんの新作日本画

2017年03月15日 | 教室風景

Tさんはニュージーランドの旅で印象に残った光景を描かれました。


「ニュージーランド テカポ湖」 日本画 P10

古い教会をとりかこむルピナスの花園と神秘的な色をたたえる湖。
夢のように美しい雄大な眺めをやわらかい筆致で描き上げました。
よい香りの風が山々まで吹きぬける爽快で心落ち着く作品です。

近づいてみました。
 
乳白色の湖、花々、果てしなく広がる山と大地、石造りの教会。
神々しいまでの光景を創りだしている要素をじっくりと見つめ直し
納得のいく深い色と空気感が出るまで岩絵の具を重ね続けました。

現地での感動を描きとめた水彩スケッチが制作に役立っています。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Tさんのページに制作順に掲載されています。また、ご自身のHP
「水彩スケッチ紀行」には日本のみならず世界各国を旅した際に
描かれた作品が多数おさめられています。ぜひこちらもご覧下さい。 

 


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剪定作業を見守る猫ねこ

2017年03月15日 | 生き物

作品展まであと一ヶ月。確定申告は先日終わったもののいまだ
余裕はなく、庭木の冬の剪定作業はすべて姉にしてもらいました。
作業しつつも撮影をたくさんしたらしく画像を見せてもらったら


にゃんきちがいつもどこかに写っていました。
この塀の上は昨年受粉作業を邪魔して怒られたところ。
そんな記憶はとっくに消えているでしょうね。


梅の木で爪とぎはやめてほしいのに今年もまた元気にバリバリ!
梅の剪定をしているとき脚立から見下ろした図ですね。 


剪定枝を細かくしている母の手元をじっと見る。


鋏に近い近い!手伝っているつもりなのかな~。


また踏まれる位置に。。
音もなく近づいてすっと足の間に入ったりするので要注意です。


緊張して見つめていたのは


バァ~~ン!
いつも追いかけまわされている相性の悪い巨大な黒さんでした。


完璧に隠れているつもりなのでしょうね。。。
毛艶の良いよそ様の美猫ですが大声でうなって威嚇してくるのです。
自分の家の庭なのにハイハイすみませんと出て行きそうになります。

面白いな♪猫のいる風景を見ていると肩の力がふーっと抜けます。

 

コメント (4)
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第12回彩の会風景画展のお知らせ

2017年03月14日 | その他

本日午後より始まりました作品展のお知らせです。





我々グループ彩雲にも所属されているOさん、Tさんが出品されます。
出品作の大きさは10号以上!見応えのあるおすすめの風景画展です。

「第12回 彩の会風景画展」
2017年3月14日(火)~19日(日)
午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)

会場:横浜市民ギャラリー(3F/A室・B室)
横浜市西区宮崎町26番地1


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3月四回目の教室 小鳥集まる早春の花々

2017年03月14日 | 教室風景

中庭の大きなコブシから可愛らしいさえずりが聞こえてきました。


エナガちゃんです~♪
元気いっぱい、縦横無尽に飛び回っていました。

3月四回目の教室日は曇り空ですがよい光でした。


描き始めのデッサン、下地作り、箔押し、完成間近の描き込み。
画題も技法も進度もそれぞれでお互いの仕事によい刺激を受けますね☆


午後にHさんがパステル画作品2点を、Hさんが鉛筆画を完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

雲の間から少しお日様がのぞいただけ。ひんやりしていたものの
たいして寒くもなく、どこからか花の甘い香りがして春の息吹を感じました。


モミジイチゴの花が♪

メジロによく会えた日で


アセビの花に


キブシの花


スイカズラの若葉もつついていました。

赤い!

目の前の木にアオゲラがいたのに撮れたのは後頭部だけ。残念でした。。

木の花が増えて蝶たちの目覚めももうすぐと思うと
楽しみでしかたありません。


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目ざといヒヨドリ

2017年03月13日 | 生き物

庭の梅の花が満開となりました。


遅咲きの品種で樹齢は50年くらい。本当によい香りなのです。
剪定は今年に入ってから姉がしてくれて助かりました。

母が枝にリンゴを刺した途端


ヒヨドリが。室内から撮影しました。
スズメ一家?も5羽くらい来たのですがヒヨドリが独占していて
まったく近寄れません。


10分ほどでこんなに食べてしまいました。
私が庭に出たらヒヨドリはすぐに飛びたったものの、
近くの電線にとまっていて邪魔者が去るのをじっと待っていました。


あぜ道にはペンペン草がぎっしり。
子供の頃の田んぼはレンゲの花で赤紫色に染まっていたものでした。
花輪を作って遊んだり花にかこまれてお菓子を食べたり。
楽しい記憶ですが、今思えば無断に人様の田んぼに入り込んでいた
わけですね。のんびりしていたなぁ。


ホトケノザにカラスノエンドウもいきいきとして


日差しが強くなったらナナホシテントウが歩き出しました。


オナガが!


けたたましく鳴き合いながらヒノキの木の間をぬけていきました。

梅の香りに懐かしい風景。心落ち着くひとときでした。 


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咲きはじめたミスミソウと黄色い花々

2017年03月12日 | 散歩

早春ならではの花が出ていないかな。
いつもの公園に行くと


青々としたフキのなかに水仙


白いミスミソウが咲き始めていました♪


今年は出ないのかと心配していた福寿草もこのとおり!
フワフワの葉っぱが温かそうです。


紫色の線がすっと入った白いクロッカス
雌しべと雄しべもうっとりするような色合いです。 


キタテハを見かけましたが猛スピードで飛び去りました。


菜の花には小さなハチやアブが訪れて


脚に花粉団子が♪

彩りが増えて風にふんわりと甘い香り。
本格的な春がくるまであと少しです。
 

コメント (2)
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3月三回目の教室 アオゲラと早春の生き物

2017年03月11日 | 教室風景

コブシが朝日をうけて輝いていました。


上郷森の家別館の様子です。コブシの木のまわりには
キブシにアセビも咲いて小鳥やリスがやってきています。

3月三回目の教室です。

晴れて暖かいものの、お皿が冷えていて膠がすぐ固まってしまいます。
膠加減に注意しながらじっくり描きすすめていきました。
午前中にTさんが日本画作品を完成させました。のちほどご紹介してまいり
ますのでお楽しみに☆

午後教室もあり賑やかだったのですが、じたばたしていてうっかり
制作風景を撮影しそびれてしまいました。。

朝の森では

キョキョキョッ!
木から木へ、甲高くさえずりながら移動していたアオゲラに


ますます活発なタイワンリスに会いました。

陽だまりで金色の小さな塊が!


この春はじめてのビロードツリアブです。
このアブに会うと春が来たんだなぁ~と思います♪


凍ってとけて水分が失われたツル植物。オニドコロだったかな?


秋には赤く染まっていたカエデ。柔らかそうな新葉が出ていました。

大規模な工事で歩けなかった森の一角。

なんと、金属の長いフェンスが撤去されていました!
まだ入れないけれど樹間からパチリ。
もうすぐ散策路が復活する♪春休み明けが楽しみです。


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Iさんの日本画完成

2017年03月10日 | 教室風景

Iさんは躍動する女性を描かれました。


「ヒップホップ・ダンスクィーン」日本画 F8

踊る女性から放たれる生命の輝きは夜空の星と摩天楼の煌きに
まけていません。勢いのある筆致、強い線、鮮烈な色がテーマに
ぴったり。夢を追う若者の希望ある物語に思わずひきこまれます。 

近づいてみました。 


動きのある人物と、舞台のような空間、折り重なる建造物。
試行錯誤しながらデッサンを繰り返し余計なものを省きました。
まっすぐで力強い表現とメッセージに元気をもらえる作品です。

幅広いテーマに挑戦されているIさん。世界は広がり続けています。
過去の作品は制作順にHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の
中のIさんのページにされています。ぜひこちらもご覧下さい。 


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この冬初めて会った小鳥イカル

2017年03月10日 | 生き物

カエルの産卵を見に行った日は雲の動きがはやく


空を眺めているだけでも面白かったのですがよい出会いがありました。

もう帰ろうと坂道を登りかけた時、地面にいた小鳥の群れが
飛び上がりました。一瞬珍しい鳥が混ざっていたような・・?

近くにあったクヌギに寄り添って再び舞い降りるのを待っていると


向かって左がシメ、右がカワラヒワ、真ん中がイカル?イカルだっ♪


イカルのクチバシの黄色と羽の青色が鮮やかです!
小さな群れはカワラヒワ5、シメ4、イカル1の割合ぐらい。


シメはコナラの高いところにあけられた穴につめてあったドングリを
取り出して食べているようでした。綺麗に穴をあけて実を詰めたのは
誰だろう?貯食行動をする鳥はけっこういるそうです。

カラスが金属の手すりの腐食部分にぐいぐい何かを詰め込んでいる
のを見たことがありますが、貯食行動だったのですね。


イカルは高いところでじーっとしていました。
離れていた群れが戻ってきたら、さらに高いところに移りました。
見張り役だったのでしょうか?


地面に降りていたのはこのシロハラ、それにキジバトも。
食べ物探しに忙しそうでした。


下向きに咲いていた黒みがかった紅色の椿
芯まで紅色なのが綺麗でした。

小鳥たちの行動がよく見えるのも新葉が出るまでの間。
クヌギなどの芽はまだ硬く冬の楽しみはもう少し続きそうです。 


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Mさんの新作水彩画

2017年03月09日 | 教室風景

Mさんは身近な植物を描かれました。


「あおきの実」 水彩画 F4

お庭のひとすみ。日のあたらない場所を好む南天の中でアオキの
実が華やぎをそえています。繊細な筆遣いで描きこまれた枝間と
茂みには清々しい風がとおり暗さの中にも温かみが感じられます。

近づいてみました。

 
絵の具の特質を生かしながらじっくり描き進めるMさん。暗部の
表現もいきいきとして空間から植物の囁きが聞こえるようです。
創りだした幅広い緑も美しい透明感あふれる作品となりました。 

爽やかな持ち味はそのままに作品の密度が増しているMさんの
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Mさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。
 


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