〈1699ピークから糠平富士(右)と長い稜線上の本峰(左から3つ目?のピーク)を眺める〉
2kmに渡る長い稜線を持つ東大雪のウペペサンケ山。深田久弥氏が日本百名山を選ぶときの候補147山に入っていたのに、この山だけは三百名山にも選ばれなかった不遇の山だ。しかし、名峰であることに変わりはなく、人気の山である。今日も平日にも関わらず10人ほどと出会った。
夜を明かした糠平公共駐車場から朝日に輝く姿が見えた。長い林道を走り、糠平コース登山口へ。
同じ駐車場に泊まった愛知県の同年代の男性と相前後して登る。

急斜面を登り詰めると糠平富士から延びる南尾根の1399ピークに乗り、1610ピークを目指す。

1610ピークまで登ると長い頂稜と対面。長く緩やかな尾根をたどる

右下に糠平湖を見下ろしながら登って行く

秋になると美味しいブルーベリー状の実を付けるクロマメノキの花
このほかに、エゾイソツヅジ、ハクサンシャクナゲ、チングルマ、エゾノツガザクラ、エゾノハクサンイチゲ、コマクサ、ハクサンチドリ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウなどが目に付いた。

長い尾根を登り詰めたピークが糠平富士(1834.8m)で、一等三角点(烏邊珊山)が設置されている。さらに、14m高い本峰(1848m)は1.5kmも先。

さらに、細い稜線上のいくつものピークと深いコルを越えて最高点の本峰を目指す

本峰から南側の然別湖を眺める。後ろは十勝平野を覆う雲海

本峰から丸山と二ペソツ山(右)を眺める。後ろは表大雪。
最高の天気に恵まれ、風もない。日高山脈、夕張山地、十勝連峰、表大雪、東大雪、北大雪、阿寒の山々が全て見渡せる。この上ない贅沢な360度の大パノラマに去りがたく、珍しく1時間以上ものんびりしてしまった。
3人目に到着した男性から、いきなり「坂口さんですよね。いつもホームページと道新の連載、楽しみに読ませて頂いています」と挨拶された。札幌の方だった。

いよいよ下山だが、糠平富士までの稜線が遠い。
4:40スタート、登り4時間05分、下り 2時間50 12:45ゴール。
下山後、日高の道の駅まで走り、沙流川温泉ひたか高高原荘でのんびり。
2kmに渡る長い稜線を持つ東大雪のウペペサンケ山。深田久弥氏が日本百名山を選ぶときの候補147山に入っていたのに、この山だけは三百名山にも選ばれなかった不遇の山だ。しかし、名峰であることに変わりはなく、人気の山である。今日も平日にも関わらず10人ほどと出会った。
夜を明かした糠平公共駐車場から朝日に輝く姿が見えた。長い林道を走り、糠平コース登山口へ。
同じ駐車場に泊まった愛知県の同年代の男性と相前後して登る。

急斜面を登り詰めると糠平富士から延びる南尾根の1399ピークに乗り、1610ピークを目指す。

1610ピークまで登ると長い頂稜と対面。長く緩やかな尾根をたどる

右下に糠平湖を見下ろしながら登って行く

秋になると美味しいブルーベリー状の実を付けるクロマメノキの花
このほかに、エゾイソツヅジ、ハクサンシャクナゲ、チングルマ、エゾノツガザクラ、エゾノハクサンイチゲ、コマクサ、ハクサンチドリ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウなどが目に付いた。

長い尾根を登り詰めたピークが糠平富士(1834.8m)で、一等三角点(烏邊珊山)が設置されている。さらに、14m高い本峰(1848m)は1.5kmも先。

さらに、細い稜線上のいくつものピークと深いコルを越えて最高点の本峰を目指す

本峰から南側の然別湖を眺める。後ろは十勝平野を覆う雲海

本峰から丸山と二ペソツ山(右)を眺める。後ろは表大雪。
最高の天気に恵まれ、風もない。日高山脈、夕張山地、十勝連峰、表大雪、東大雪、北大雪、阿寒の山々が全て見渡せる。この上ない贅沢な360度の大パノラマに去りがたく、珍しく1時間以上ものんびりしてしまった。
3人目に到着した男性から、いきなり「坂口さんですよね。いつもホームページと道新の連載、楽しみに読ませて頂いています」と挨拶された。札幌の方だった。

いよいよ下山だが、糠平富士までの稜線が遠い。
4:40スタート、登り4時間05分、下り 2時間50 12:45ゴール。
下山後、日高の道の駅まで走り、沙流川温泉ひたか高高原荘でのんびり。