〈小展望台から見上げる姫ヶ岳と寒風山(355m)(右)〉
全国あちこち走り回っているが、男鹿半島へ足を踏み入れたのは、今回が初めてだった。
男鹿半島は、もともと火山島だったのが、北と南から延びた砂州で繋がった陸繋島で、中に封じ込められた汽水湖が八郎潟で、現在干拓されて大潟村になっている。
男鹿ホテルを出て、温泉郷入口に立つなまはげの立像に見送られて、昨日寄った入道崎から、「海岸絶景ライン」を走る。
南側から荒々しい海岸線と入道崎灯台を眺める。
男鹿水族館前の岩礁海岸
加茂青砂海岸のカンカネ洞。昔海岸沿いの街道を通るためにはこの洞窟が大きな難所となっていた。そのために、洞窟の外壁にカギを架けて登り降りした。その「カギカケ」がなまってカンカネになったとのこと。
洞窟の中には上と海側に穴が空いていて、足元まで海水が入ってきている。
鬼たちが、一晩で築き上げたという伝説がある赤神神社五社堂への999段の石段を登る。涼しいのにたっぷりと汗を掻かされた。
999段の石段を登りきった所に建つ赤神神社五社堂。江戸時代中頃に建てられたと言われている。
南磯地区潮瀬崎にあるゴジラ岩
駐車場から回転展望台のある寒風山山頂部を見上げる。
山頂部から干拓された八郎潟の水田地帯と調整池を眺める
山頂部から小噴火口を見下ろす
〈帰路の青森県鰺ヶ沢で、映画にもなった有名な秋田犬「わさお」のいるきくや商店に寄る〉
一人のブロガーがぶさかわいい犬と紹介したのが発端となり、テレビでも取り上げられ、自らが出演した「わさお」という映画にもなり、鰺ヶ沢の観光大使にもなっている「わさお」。
今や、観光地にもなり、たくさんの観光客が押し寄せていた。
「わさお」が飼われている、焼きいか専門店のきくや商店。志村けんも2回寄っていて、「ここのいか焼きは日本一」と絶賛しているらしい。
「わさお」に釣られて購入した焼きいか。確かに柔らかくて美味しかった。いかが不漁で500円に値上がりしていた。
このあと、青森のフェリーターミナルまで走る。近くのスーパーで弁当等を買い込んで、18:00発の青函フェリーに乗り込んだ。