今日は、自分も2回草刈り機を持って参加した有志による白水岳登山道の再開削作業が南白水岳まで到達したとのことだったので、その成果を見たくて、南白水岳を目指した。しかし、低い雲が垂れこめ、山は姿を見せていなかった。
そこで、天候の良いはずの太平洋側へ抜けて、夏の内に取り付き地点の下見をしておいた長万部町国縫の坊主山と、今金町美利河の坊主山のダブル坊主山へ転進。
この坊主山は高速道路の国縫ICの北側に位置する低山である。山の南斜面を送電線が通っているので、その管理道(巡視路)を利用すれば、わずかな薮漕ぎで登れそうなので、その取り付き地点を夏の内に下見をしておいた。
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今金方面へ通じる国道230号へ入り、高速道路の下を潜り、島田川橋から送電線を眺める。
橋の手前から民家へ入る道の途中に管理道の入口がある。国道の路肩に駐車してスタート。
手入れの行き届いた快適な管理道を登って行くと、深い谷の上に出る。しかし、道は右の尾根の上に源頭部を巻くように続いている。
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快適な管理道を進む
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○で囲まれた「巡」の文字が書かれたピンクテープがぶら下がっている。巡視路を意味していると思う。
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25分ほど進むと、一番高い地点の鉄塔下に到達。ここからの尾根が最短コースである。
直線距離で120mほどである。ここから笹やぶに突入する。
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背丈より高いので展望のきかない笹やぶを掻き分けて進む。
ネマガリダケのような太さではないが、蔓が絡んですんなりと登らせてもらえない。
それでも10分ほどで頂上到着。三角点のない山なので、GPSで場所を特定する。
周りの背丈を超す笹やぶで、展望も全くなし。
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普段はテープは残さないのだが、三角点もないので、一番近い木の枝に結びつけて下山開始。
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下る途中から、珍しいワイングラス型の国縫漁港を見下ろす。
砂浜なのでこのような人工的な港を造った。しかし、この形は、この山からでないと分からない。この山の唯一の魅力である。頂上から見下ろせれれば最高なのだが・・・。
登り40分、下り35分。次に国道230号を進み、美利河の坊主山を目指す。
この坊主山は、美利河ダムの西側に聳える山である。ここも夏の内に下見をしておいた。美利河種川林道を進み、送電線が交差する地点からその管理道に取り付き、最短尾根の薮漕ぎで登れそうだと目安を付けておいた。
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GPSトラックログ
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国道から美利河ダム西側の道々へ入ると、右手に美利河種川林道入口がある。ここを進む。
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正面に目指す坊主山が見えてくる。この左側の尾根の薮漕ぎで登った。
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車を広い駐車帯に置いて、送電線の管理道へ取り付く。
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わずか5分ほどで、一番高い地点にある鉄塔に到着。
ここからの薮尾根が最短距離である。直線距離300mほどなので、この尾根を登る。
笹やぶは、国縫の坊主山よりは密度が薄く、蔓もあまり絡んでなかった。
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薮漕ぎは40分ほどで頂上到着。三等三角点(点名・忠子別)はあっさり見つかった。
この山名と違う点名は、この山の北側から美利河ダムに注ぐチュウシベツ川に由来しているのだろう。
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ここも笹が背丈より高く、全く展望が利かない。頭上のダケカンバと青空を写して下山開始。
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下る途中から見えた美利河ダム。
登り45分、下り30分。まだ11時過ぎだった。汗を掻いたので、美利河温泉に入って帰路に就き14時に帰宅。
これで、今年の道南の薮山は終了。道南の名前のある山224山で登り残している山はこれで19座となった。積雪期しか登れない山や、長い林道の奥にある山など、難関の山ばかり残っている。そのうち、渡島大島の2座と松前小島の1座は無理としても、残りの16座は、来年中にでも踏破したいと思っている。
そこで、天候の良いはずの太平洋側へ抜けて、夏の内に取り付き地点の下見をしておいた長万部町国縫の坊主山と、今金町美利河の坊主山のダブル坊主山へ転進。
◎長万部町国縫の坊主山(125m)
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国縫漁港の橋の上から望む坊主山
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GPSトラックログ
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国縫漁港の橋の上から望む坊主山
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GPSトラックログ
この坊主山は高速道路の国縫ICの北側に位置する低山である。山の南斜面を送電線が通っているので、その管理道(巡視路)を利用すれば、わずかな薮漕ぎで登れそうなので、その取り付き地点を夏の内に下見をしておいた。
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今金方面へ通じる国道230号へ入り、高速道路の下を潜り、島田川橋から送電線を眺める。
橋の手前から民家へ入る道の途中に管理道の入口がある。国道の路肩に駐車してスタート。
手入れの行き届いた快適な管理道を登って行くと、深い谷の上に出る。しかし、道は右の尾根の上に源頭部を巻くように続いている。
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快適な管理道を進む
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○で囲まれた「巡」の文字が書かれたピンクテープがぶら下がっている。巡視路を意味していると思う。
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25分ほど進むと、一番高い地点の鉄塔下に到達。ここからの尾根が最短コースである。
直線距離で120mほどである。ここから笹やぶに突入する。
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背丈より高いので展望のきかない笹やぶを掻き分けて進む。
ネマガリダケのような太さではないが、蔓が絡んですんなりと登らせてもらえない。
それでも10分ほどで頂上到着。三角点のない山なので、GPSで場所を特定する。
周りの背丈を超す笹やぶで、展望も全くなし。
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普段はテープは残さないのだが、三角点もないので、一番近い木の枝に結びつけて下山開始。
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下る途中から、珍しいワイングラス型の国縫漁港を見下ろす。
砂浜なのでこのような人工的な港を造った。しかし、この形は、この山からでないと分からない。この山の唯一の魅力である。頂上から見下ろせれれば最高なのだが・・・。
登り40分、下り35分。次に国道230号を進み、美利河の坊主山を目指す。
◎美利河の坊主山(374.7m)
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美利河ダムの管理事務所前から対岸に聳える坊主山を望む。
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美利河ダムの管理事務所前から対岸に聳える坊主山を望む。
この坊主山は、美利河ダムの西側に聳える山である。ここも夏の内に下見をしておいた。美利河種川林道を進み、送電線が交差する地点からその管理道に取り付き、最短尾根の薮漕ぎで登れそうだと目安を付けておいた。
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GPSトラックログ
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国道から美利河ダム西側の道々へ入ると、右手に美利河種川林道入口がある。ここを進む。
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正面に目指す坊主山が見えてくる。この左側の尾根の薮漕ぎで登った。
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車を広い駐車帯に置いて、送電線の管理道へ取り付く。
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わずか5分ほどで、一番高い地点にある鉄塔に到着。
ここからの薮尾根が最短距離である。直線距離300mほどなので、この尾根を登る。
笹やぶは、国縫の坊主山よりは密度が薄く、蔓もあまり絡んでなかった。
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薮漕ぎは40分ほどで頂上到着。三等三角点(点名・忠子別)はあっさり見つかった。
この山名と違う点名は、この山の北側から美利河ダムに注ぐチュウシベツ川に由来しているのだろう。
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ここも笹が背丈より高く、全く展望が利かない。頭上のダケカンバと青空を写して下山開始。
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下る途中から見えた美利河ダム。
登り45分、下り30分。まだ11時過ぎだった。汗を掻いたので、美利河温泉に入って帰路に就き14時に帰宅。
これで、今年の道南の薮山は終了。道南の名前のある山224山で登り残している山はこれで19座となった。積雪期しか登れない山や、長い林道の奥にある山など、難関の山ばかり残っている。そのうち、渡島大島の2座と松前小島の1座は無理としても、残りの16座は、来年中にでも踏破したいと思っている。