癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

厚岸経由で日高へ

2014年09月16日 | 登山・旅行
〈名産の牡蠣の貝殻の山と厚岸湾の入口に架かる厚岸大橋〉

明日は、南日高の神威岳の予定だったので、今日は移動日にした。真っ直ぐ行くと時間を余すので、まだ行ったことのない厚岸町に寄ることにした。


途中て目にした標津町の薫別川に遡上するサケの群れ


国指定史跡蝦夷三官寺の国泰寺。山門は建立当時のままで、徳川家の三つ葉葵の家紋が刻まれいる。


愛冠岬から大黒島と小島を眺める


愛冠岬の断崖絶壁


最上徳内創建の厚岸神社


重要文化財・正行寺本堂の内陣の豪華な彫刻など


厚岸湾の中の弁天島


厚岸駅前の食堂で昼食に食べた元祖かきめし丼

お昼に厚岸を出て、釧路~浦幌~天馬街道~浦河へ。

浦河で初めて目にした?太平洋に沈む夕日。夕日と言えば日本海と思っていただけに新鮮な感じだった。

浦河で夕食を食べ、ブログを打って、これから神威岳登山口の神威山荘へ。

羅臼岳(1661m)〈羅臼コース〉

2014年09月15日 | 登山・旅行
朝寒くて目が覚めた。9℃だった。ようやく好天に恵まれ、朝日に輝く羅臼岳がくっきりと迎えてくれた。

過去2回は斜里側の岩尾別コースから登っているので、今回は長くてきつくて登る人が少ない羅臼コースにこだわったてみた。登山口に掲載されていた所要時間は、登り6時間半、下り4時間半となっていた。しかも標高1530m…道内の日帰りのコースとしては最長のかも知れない。

根室のE女史が同行したいと予定を繰り上げて札幌から戻って来て同行してくれた。

6:00に登山口で待ち合わせてスタート。初めての同行なので、彼女のペースで先を歩いてもらった。最初の休憩地点で後から来て一緒になった釧路の男性と3人で最後まで一緒に行動した。

登りは時折頂上が見えていたが、頂上はこの山だけか頭をだす雲海の上で、他の知床の山々は雲海下で見えなかったのと、下山はずっとガスの中だった。

スタート6:00、登り6時間、下り4時間55分、ゴール17:30。結果的にトータル的には標準時間だった。


700mの等高線に沿った長いトラバ―スのコースから頂上を望む。


700mの等高線のトラバースから硫黄の沈殿した川沿いの道へ下る。

泊場から頂上を見上げる。


屏風岩を上から見下ろす。


雪渓の下に咲いていたエゾコザクラ。
この他にアオノツガザクラ、チシマノキンバイソウ、エゾツヅジ、その他ではコウモリミミナグサ、チシマノキンバイソウ、チシマクモマグサ、イワギキョウ、アキノキリンソウなどが目に付いた。


上の雪渓


頂上の下から頂上とそこまでのきつい岩場の登り。この間だけで数十人の岩尾別コースから下山者とすれ違った。


たまたま独占状態の頂上でのツーショット。

頂上直下の紅葉風景。

他の二人と登山口で別れた。熊の湯で汗を流して羅臼道の駅でE女史からいただいたホッカイシマエビを魚に打ち上げモード。

武佐岳(1006.6m)

2014年09月14日 | 登山・旅行
7日目にしてようやく武佐岳が姿を現した。しかし、雲は低く、他の標津山地の山は姿を隠したままである。天候の回復を期待してスタート。

これで3度目だが、札幌のKoさんと妻と3人で登った2度目の10年前のときは素晴らしい天気で野付半島や国後島なども見えたが、今日は期待薄である。


15分ほどで武佐岳憩清荘。そばに水場がある。


7合目付近から双耳峰を望む。頂上は右ピーク。コルへ突き上げる左の急な尾根が核心部。


8合目の上から登ってきた尾根とその向こうに広がる根釧台地を振り返る。


9合目下から色づいたタカネザクラと色づきはじめたダケカンバに覆われた頂上斜面を見上げる。


大きな岩が鎮座する頂上と先行者。ちょうどガスで覆われてしまった。


一瞬だけ見えた南側の景観

20分ほど粘ったが、ガスは取れず、諦めて下山。30人ほどに出会ったが、自分が登った時間帯が一番良かったようだ。

7:30スタート、登り1時間45分、下り1時間25分、11:05ゴール。予想通りちょっと物足りない感じだった。

中標津市街地に戻る途中から小雨がぱらついてきた。明日の羅臼岳に備えて羅臼まで走ったが、ずっと雨だった。


羅臼は雨が降ってなかったので、露天風呂・熊の湯で14:00~16:00の2時間ものんびり過ごした。

明日は、今日よりは天候は良くなりそうだが、あまり期待はできないようだ。幌尻山荘のウンコ下ろしボランティアをキャンセルしただけに何とか晴れてほしい。


17:30に姿を現した羅臼岳(道の駅から)。明日の山の天気予報も晴れ予報に変わってきた


羅臼の漁り火。上空にはこの旅初めての星空が…。
明日は、同行者もいるので楽しく登れそう

雨の根室市観光とうれしい出会い

2014年09月13日 | 登山・旅行
〈国の天然記念物「車石」〉

朝からずっと雨の中だったが、根室市観光に行ってきた。根室は函館豆記者取材旅行の引率で2回来ているが、市役所と納沙布岬しか行ったことがなかった。今日は車であちこち見て歩いた。


まずは、風蓮湖。10月中旬にはオオハクチョウが飛来する野鳥の楽園だが、カラスの群れしかいなかった。


ラムサール条約登録湿地の春国岱


サンマ水揚げで有名な花咲港。すでに今日の水揚げは終わっていた。


魚市場の中のサンマ


花咲灯台公園から花咲港を見下ろす


高田屋嘉兵衛が文化3年(1806年)に建立し、明治14年に高台に移築された金刀比羅神社。根室で最大のお祭りがこの神社の例大祭らしい。


境内に奉られている高田屋嘉兵衛の銅像。
函館のは武士に近いイメージだが、こちらはいかにも商人のイメージだ。


納沙布岬灯台。北海道灯台の発祥の地。



昼食に食べた根室のご当地グルメ「エスカロップ」。
バター炒めご飯の上にカツが乗り、その上にデミグラスソースがかけられている。イタリア語かフランス語らしい。


隣の海鮮市場に積まれていた発泡スチロールに入ったサンマ


長節湖

この後落石岬にも行きたかったが、25分歩かなければならなかったた。雨が降っていたので止めた。

★うれしい出会い
中標津へ戻る途中に、今日は札幌へ行っていて会えなかった根室のHYMLメンバーEさんから電話が入る。「地元の漁師で坂口さんの大ファンの方が坂口さんに会いたがっているので、電話番号おしえてもいいですか?」とのこと。

まもなくして本人からの電話。「これから中標津へ向かいます。今朝獲れたサンマの刺身持って行きます」とのこと。


1時間後に、わざわざ根室市から中標津まで会いに来て下さった初対面のKoさん。
山が好きで4年前からたまたま見つけた拙サイトを見て下さっていているとのこと。今回こちらへ来ていることをブログで知ってEさんに電話番号を聞いたらしい。


持参してくれた奥様が卸してくれたというサンマの刺身と自家製のイカの沖漬け。
早速刺身をいただいたが、まさに地元ならではのトロサンマだった…超美味!大感激!

★写真の説明抜け
5枚目のサイロの写真は「明治公園」。

以下、説明がずれています。

ようやく天候が回復する明日は、武佐岳の予定なので、中標津に戻って4連泊。
★またまた訂正
説明抜けの写真は5枚目でなく、7枚目でした。以下3枚の説明がずれています。

停滞in中標津・2日目

2014年09月12日 | 登山・旅行
〈図書館も入っている中標津総合文化センター〉

夜中から雨が降り続け昼には止んだが、15:00まで駐車場隣の図書館で過ごした。停滞にはこれが一番。

中標津の市街地のあちこちに温泉が5ヶ所ほどある。今日は市街地外れの中標津保養所温泉旅館の駐車場を起点にして、2時間走にトライ。

初めの30分は何となく体が重かったが、それ以降は調子が出て17~18kmは走れたと思う。1週間ずっと体を休めてないのにこれだけ走れるのだから、今直ぐにでもハーフマラソンは走れる脚はできたと思う。

明日は、観光で訪れたことのない根室市に行ってみようと思っている。

停滞in中標津

2014年09月11日 | 登山・旅行
〈朝の歩き直しと午後のジョギングで2回も来た中標津空港〉

今回の旅に出るときの週間予報では、道東も含めて全道的に好天が続くはずだった。それが初日からみごとなほど外れたままだ。晴れマークがすべて雨マークに変わったと言っても過言ではない。

昨日までの3日間は毎日カッパの世話になっし、標津山地の山もずっと姿を隠したままだった。

早朝には、大雨警戒警報と避難勧告が出された札幌市南区の藻岩山南斜面に住む息子から「4時に避難所に避難した」とのメールが届いた。北区に住む娘のところは心配ないらしい。

今日は中標津での停滞を決め込んだ。4年前の3月に標津山地の山々をスキーで登り歩いたときにも5日間ほどお世話になったトイレ付きの公共駐車場である。隣に図書館や大型スーパーや商店街などがあり、停滞するには最高の環境だ。

まず、朝の内にランチウェイ1日目の中標津空港手前の2.5km程の区間の正規のルートの歩き直しをしてきた。実は、勘違いして中標津空港まで車道を歩いてしまったのだった。

役場の交差点に最初の標識があり、そこから右に曲がって標識を辿った。

明治初期の殖民軌道跡を少し進む。


緑ヶ丘森林公園の遊歩道を抜ける


道立ゆめの森公園のパークゴルフ場の中の道を進むと空港だった。
戻ったあとは3時間ほど図書館で本を読んで過ごした。

14:00には『Ho』の無料クーポンが使える温泉のトーヨーグランドホテルに車をおいて、空港まで往復10kmのジョギングにトライ。意外に快調なペースで楽に走れたのがうれしかった。

テントがないとはいえ、縦走装備のリュックを背負って、5日連続6~8時間歩き続けたことは、しっかりと函館ハーフのトレーニングになっていたことを実感。足の筋肉ががっしりとした感じだった。
さて、明日以降だが、当初の計画では、羅臼岳の羅臼コースと武佐岳に登り、日高の方へ回る予定だった。しかし、明日も明後日も見込みなさそうだ。遠くまでやって来たのだから羅臼岳だけは何としても登りたい。予報では15日に賭けるしかないようだ。

根室ランチウェイ〈3日目〉17.9km

2014年09月10日 | 登山・旅行
〈摩周湖第一展望台からのどんより曇った摩周湖〉

今日は、西別岳登山口から摩周湖第一展望台までの第5ステージ11.3kmと第6ステージのJR美留和駅までの6.6kmでゴール。

第5ステージは、西別岳と摩周岳(カムイヌプリ)の登山道で、それぞれ2回ずつ登っているので、これまでにも歩いているルートである。特に西別岳から摩周湖第一展望台までは一昨年秋の好天時に歩いたばかりだ。


5:30、夜通し降り続いた雨は上がったが、視界30m程の濃霧の西別岳登山口を出発。


急登が続く「がまん坂」も濃いガスの中


この時期ならではのエゾホソバトリカブト、アキノキリンソウ、ハハコグサのまとめて撮り


何も見えない西別岳頂上。この手前のリスケ山にも寄った。


相変わらず快適な摩周湖への縦走路。矮性のダケカンバがかわいい。
コースからは外れるが、分岐から1時間以内で摩周岳を往復できるが、何も見えないので止めた。


摩周湖外輪山のコースに出て暫くしたら、ガスが取れて来て摩周湖が覗く。摩周ブルーには程遠い湖面。


第一展望台の道路を挟んだ地点から続く第6ステージの道。入口に標識がなくウロウロしていたら駐車場係員が教えてくれた。
この道は森林管理歩道で、先は林道へと続いていた。美留和小学校が以前摩周湖までの遠足に使っていた登山道だったらしい。


畑の中の道になるとゴールは近い


「摩周登山道踏切」やはり今日の道は摩周湖までの登山道だったということか?


摩周湖の伏流水。飲んだ上に3リットルの水筒にも汲んだ。


11:35、ゴールの可愛い美留和駅


駅舎の側に立つ「北根室ランチウェイのゴール」標識。
列車の時刻まで2時間以上あった。近くの店で買った缶ビールで安着祝いをし、カップラーメンを食べ、ブログを打って過ごす。

13:48の列車で標茶まで乗り、バスに乗り換えて、16:19にスタート地点の中標津バスターミナルへ戻った。

その後、温泉へ入って、バスターミナル裏の公共駐車場へ。

北根室ランチウェイ〈2日目〉25.1km

2014年09月10日 | 登山・旅行
〈日本離れしたモアン山~計根別農協の育成牧場〉

2日目は、第3ステージのレストラン牧舎から養老牛温泉までの8.5kmと第4ステージの西別岳山小屋までの16.6km。

絞りたての牛乳をご馳走になり、カップうどんと鰯の缶詰の朝食を済ませる。7:45、雨上がりのどんよりとした天候の下、雨の覚悟で出発。

今日は牧場の中の歩きは前半初めだけで、養老牛温泉からは牧草地や牧場を眺めながらの舗装車道や林道歩きが多かった。

13:00からゴールの15:00までは小雨の中の歩きだった。


大規模な牧場の中の農道を行く


牧柵を越えて牧場の中を行く


牧場や牧草地の境界は川の流れる谷地形の所が多い。その前後には熊避けの鐘が設置されているが、ここは両側にシンバルが設置されていた。


養老牛温泉までの3.5kmほどの舗装車道の横に平行した歩道が続く。自然道を歩かせたいとのこだわりを感じる。アップダウンもあり歩きづらいが、感激しながら歩道維持のためにそこを歩いた。


10:00、第3ステージのゴールの養老牛温泉に到着。
3回泊まったことのある一番大きな人気の「湯宿だいいち」は、に建て増しされて、さらに大きくなってたいた。


売店で1食分不足の食糧を仕入れようと思ったが、お土産のお菓子しかなかった。
諦めて失礼しようとしたら、ご主人が「おにぎりを握ってあげましょうか?ちょっと待って下さい」と言ってくれた。感激していると女将がコーヒーまで出してくれて、待っている間話し相手になってくれた。さすが人気の宿だ。

作りたての温かいおかずまで添えられたおにぎりに、大福餅とお茶まで付けてくれて500円だった。大感激で丁重にお礼を述べて失礼した。泊まり客は女性従業員の見送りなのに、こちらはご主人と女将の見送りだった。

昼飯にはもったいないので夕食にした。


3年前に2度入ったことのある有名な人気の露天風呂「からまつの湯」。今日は写真を撮っただけ。


モアン山の南斜面に「牛」の字の刈り込み。さすが大規模酪農地帯、地元の人は牛山と呼んでるとか…。


ケネカ湿原の中を通過。この辺りから小雨の中の歩きになった。


1時間ほども左手に牧草地を見ながらの変化のない林道歩きが続く


牧草地や牧場と別れて、本日のラストウォークの山小屋までの西別林道へ


道内で最も豪華で快適な山小屋と評判の高い西別岳山小屋へ到着。ようやく念願が叶った。


貸し切りだが、よその豪華なログハウスの宅にお邪魔した感じ

北根室ランチウェイ〈1日目〉24.5km

2014年09月08日 | 登山・旅行
〈牧場の中の道を行く。景色に見とれて歩いていると、足元の牛糞を踏みそう〉

羅臼岳の予定だったが、山の天気予報は今日も明日も雨絡みだった。そこで、先に今回の旅の予定に入れてきたフットパス「北根室ランチウェイ(71.4km)」の2泊3日の踏破にトライすることにした。

北根室ランチウェイのランチは大牧場の意味で、大規模酪農地帯、根釧原野を貫く道をイメージして名付けられた。中標津バスセンター~開陽台~レストラン牧舎~養老牛温泉~西別岳山小屋~摩周湖第一展望台~JR美留和駅の71.4kmの道のりである。

宿泊はシュラフ持参だが、1泊目は佐伯農場(レストラン牧舎)、2泊目は西別岳山小屋の予定だ。

これまでに歩いたフットパスは、既存の車道を利用したものが多かった。しかし、ここは、舗装車道はごく一部で、農道、林道、牧場や牧草地の作業道、このために開削した道など、撤退した自然道にこだわった変化に富んだルートで実に楽しかった。山中の道は丁寧な刈り払い整備が行き届いているのにも感動。

途中2回、2時間ほど雨に降られ、カッパを着た歩きだった。8時スタート、開陽台で45分昼食休憩、15:45ゴール。


農地の中の農道を行く

防風林の中の歩き


開陽台へ向かう農道二六号線


開陽台への登り

開陽台からの眺め


牧草地の境界路を行く。ここで反対側から来た同年代の男性とすれ違う。


牛が寝そべっている牧場の中へ


今日の宿舎。佐伯農場の牧草運搬車を改造したバンガロー今日の宿舎。
別棟にシャワールームもあり、宿泊代はランチウェイの整備のための寄付金として2000円。


バンガローの中の様子。寝袋は持ち込み。


佐伯農場の中にあるレストラン牧舎


夕食のパンセット


休んでいたら、このランチウェイの作製者のご主人が挨拶に来てくれた。「スコトットランドに行ったことがあり、その雰囲気のトレイルを作ったが、本州からの人は多いが、北海道の人がすくないのが残念です。」とのこと。

帰宅後、宣伝のためにも、拙サイトでも詳しく紹介する予定だ。
シェルパ斎藤も歩いて、B-palでも紹介されているそうだ。
田部井淳子さんも歩かれている。確かに本州では認知度が高いようだが、道内ではイマイチの感があり、北海道の良さが味わえる素晴らしいロングトレイルなのに残念だ。ご主人も話されていたが、もっとマスコミが取り上げてほしい。

忠別岳経由で下山

2014年09月07日 | 登山・旅行
〈環境省ボランティアのグループも交えて賑やかな忠別岳頂上〉

HYML仲間10人一緒になり、ガスの中を忠別岳へ向かった。しかし、頂上が近づくに連れて、徐々にガスが取れ出した。下山を始める頃には、トムラウシも姿を現し、石狩連峰などの東大雪、北大雪の山々がみえた。一同、紅葉の鮮やかさに感動しながら長い下山を続けた。

7:30小屋スタート。14:45全員ゴール。


一面に広がるクロマメノキとウラシマツヅジの紅葉


姿を現したトムラウシ


紅葉斜面が広がる沼の原から五色岳の稜線


鮮やかな紅葉の中を下る

ヌタクヤンベツ川から忠別小屋まで

2014年09月07日 | 登山・旅行
札幌のHYML仲間の計画に便乗させてもらって、6名でヌタクヤンベツ川を遡行し、忠別小屋に泊まり、2日目に忠別岳登り、シビナイルートを下る計画に参加。

5:00に札幌を出発し、層雲峡奥の入山口を目指す。1.4kmの林道歩きからスタート。途中で雨に降られたが、それほど気にならない降りだった。

1300m辺りから例年よりかなり早い紅葉が現れ、高度を上げるに連れてきれいになる。

1400m~1500mが沢登りとしての核心部だったが、難しいところもなく紅葉を楽しみながら楽しく遡行ができた。ただ青空が広がらなかったのが残念。

8:45スタート、15:10小屋到着。

小屋には、我々の行動情報を得て、同じ行程を辿る顔馴染みばかりの別のHYML仲間が4名先着していた。そのほかに8名のグループも先着していて、この時期としては賑やかな小屋だった。


紅葉に彩られた滝を越えて


上流部分の鮮やかなナナカマドの紅葉


小屋の1時間ほど手前にある無名の大きな沼に寄る


大きな雪渓のそばに建つ忠別小屋

10日間ほどの道内の山旅に

2014年09月05日 | 登山・旅行
今日の午後の退職組織の理事会が終われば、2週間ほど何も予定がない。月末の函館ハーフマラソンの練習も必要だが、山パワーに期待して、道内の山旅に出ることにした。

明日と明後日は、札幌の仲間に加えてもらって、大雪山系の忠別岳に沢から登る予定。忠別小屋の横に突き上げるヌタプヤンベツ川を遡行し、小屋に泊まり、翌日忠別岳に登って、昔の登山道跡のシビナイコースを下る行程だ。忠別岳は縦走路の両側から2回登っているが、沢を登って昔の地形図に載っていたという廃道跡を下るのが楽しみだ。

会議が終わって、家を17:00に出て札幌まで走って、明日早朝の集合に備えた。
今回の山旅も、詳しい記録と多くの写真は、帰宅後にホームページにアップするが、とりあえず簡単な速報は、このブログにアップし続ける予定。画像は携帯で撮影したものなので、やや不鮮明だが、ご容赦を!

函館山秋の花散策

2014年09月03日 | 登山・旅行

 家から歩いて函館山に向かった。当初は歩くことが目的だった。しかし、意外と花が多かった。春や夏の花は知っている花が多いが、この時期の花はほとんど名前を知らない花ばかりだった。

 そこで、カメラに収めて、帰宅後に名前を調べることを目的に歩いた。
(名前、間違っていたら教えてください)

 
ノコンギク                 エゾゴマナ

 
ミズヒキ                  キンミズヒキ 

 
ヤマハギ                  オミナエシ

 
 
アカソ                   ツリガネニンジン 

 
キツリフネ                 オオノアザミ

 
ヒヨドリバナ                クサフジ

  
ノコギリソウ               ヤマシャクヤクの実

 
ドングリの実               カシワの実

 
イボテングダケ(毒)           ドクベニタケ(毒)

これらのほかにも多くの花が咲いていた。
久しぶりの好天のせいか、今までにないほど多くの登山者と出会った。
コースは、自宅~登山口~薬師山~ツツジ山駐車場~千畳敷~七曲りコース~函館公園。
帰りは、途中からバスに乗ったが、結局歩いたのは5時間だった。歩数計は25,500歩。

「報告書」完成・配布

2014年09月01日 | 斉藤浩敏さん行方不明関連




 故齋藤浩敏さんの『毛無山~設計山縦走・行方不明事件 捜索活動等報告書』が 表紙印刷と製本を依頼した印刷屋から納品された。

 午後から、函館市とその近郊の関係者や関係機関には、送料節約のために手配りで配布し、それ以外の道央方面の方々へはクロネコメール便で送付した。厚さが1cm未満であれば、82円で送れるので、非常に助かった。

 手配りに4時間半を要したが、在宅の方には、協力のお礼を述べながら直接お渡しすることができ、感激や労いの言葉をいただけたこともうれしかった。これで、半年にわたる一連の活動がひと段落である。